死刑廃止の研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
死刑廃止の研究
- 著者名
-
三原, 憲三, 1932-
- 著者別名
-
ミハラ, ケンゾウ
- 学位授与大学
-
明治大学
- 取得学位
-
法学博士
- 学位授与番号
-
乙第176号
- 学位授与年月日
-
1992-03-25
注記・抄録
博士論文
目次
- はしがき/p1 (3コマ目)
- 目次/p1 (4コマ目)
- 序-死刑廃止への道標/p1 (8コマ目)
- 第一編 歴史的考察および諸外国の現状/p11 (13コマ目)
- 第一章 わが国における死刑の歴史的発展/p11 (13コマ目)
- 第一節 古代の氏族刑法における死刑/p11 (13コマ目)
- 一 上代のつみ/p11 (13コマ目)
- 二 上代の刑罰/p17 (16コマ目)
- 三 上代の裁判/p23 (19コマ目)
- 第二節 上世における刑法と死刑/p26 (21コマ目)
- 一 大宝律/p26 (21コマ目)
- 二 養老律/p27 (21コマ目)
- 三 律の刑罰の種類/p30 (23コマ目)
- 四 八虐の罪/p33 (24コマ目)
- 五 死刑の種類とその執行/p36 (26コマ目)
- 六 養老律令以後/p37 (26コマ目)
- 第三節 わが国における死刑廃止/p39 (27コマ目)
- 一 神亀の死刑廃止/p39 (27コマ目)
- 二 弘仁の死刑廃止/p47 (31コマ目)
- 第四節 平安時代中期および後期/p64 (40コマ目)
- 第五節 武家法時代初期/p66 (41コマ目)
- 一 武家法時代初期の死刑/p66 (41コマ目)
- 二 御成敗式目(武家法)/p69 (42コマ目)
- 第六節 戦国時代および安土桃山時代/p71 (43コマ目)
- 第七節 江戸時代/p73 (44コマ目)
- 一 御定書百か条における死刑/p74 (45コマ目)
- 二 寛政刑典/p83 (49コマ目)
- 第八節 近代/p92 (54コマ目)
- 一 仮刑律/p93 (54コマ目)
- 二 新律綱領/p102 (59コマ目)
- 三 改定律例/p110 (63コマ目)
- 四 旧刑法/p115 (65コマ目)
- 五 現行刑法/p118 (67コマ目)
- 六 改正刑法仮案/p127 (71コマ目)
- 七 改正刑法準備草案/p134 (75コマ目)
- 八 改正刑法草案/p140 (78コマ目)
- 第二章 諸外国における死刑の現状/p199 (107コマ目)
- 第一節 世界の死刑/p199 (107コマ目)
- 第二節 死刑廃止国/p203 (109コマ目)
- 第三節 死刑存置国/p209 (112コマ目)
- 第二編 死刑存廃論の系譜/p223 (119コマ目)
- 第一章 死刑存置論の動向/p223 (119コマ目)
- 第一節 総説/p223 (119コマ目)
- 第二節 復讐心/p224 (120コマ目)
- 第三節 死刑を肯定する思想-トーマス・アクイナス-/p225 (120コマ目)
- 第四節 多くの思想家による存置論/p228 (122コマ目)
- 第五節 ルソーの主張/p231 (123コマ目)
- 第六節 ロンブローゾの主張-他にラカッサーニューの主張-/p233 (124コマ目)
- 第七節 わが国における主張/p234 (125コマ目)
- 一 民族的法律観念(民族確信・応報的観念)を理由とする死刑存置論/p238 (127コマ目)
- 二 威嚇力(抑制力・抑止力、一般予防的観点)を理由とする死刑存置論/p245 (130コマ目)
- 三 社会契約説を理由とする死刑存置論/p255 (135コマ目)
- 四 国民性と社会状態を理由とする死刑存置論/p261 (138コマ目)
- 第二章 死刑廃止論の展開/p266 (141コマ目)
- 第一節 総説/p266 (141コマ目)
- 第二節 ベッカリーアの主張/p271 (143コマ目)
- 第三節 その他の主張/p275 (145コマ目)
- 第四節 十八世紀および十九世紀の主張/p279 (147コマ目)
- 第五節 文学の領域での主張/p283 (149コマ目)
- 第六節 二十世紀での主張/p290 (153コマ目)
- 第七節 わが国における死刑廃止論の台頭/p292 (154コマ目)
- 第八節 立法上の問題/p303 (159コマ目)
- 第九節 死刑廃止論の根拠の分類/p312 (164コマ目)
- 一 人道主義・宗教的見地を理由とする死刑廃止論/p315 (165コマ目)
- 二 死刑に威嚇力(抑制力・犯罪抑止力)なしとの理由よりする死刑廃止論/p326 (171コマ目)
- 三 誤判を理由とする死刑廃止論/p344 (180コマ目)
- 四 被害者賠償を理由とする死刑廃止論/p360 (188コマ目)
- 五 死刑事件の被告の主張/p374 (195コマ目)
- 第三編 誤判と死刑/p381 (198コマ目)
- 第一章 わが国における誤判事件/p381 (198コマ目)
- 第一節 序説/p381 (198コマ目)
- 第二節 わが国における誤判によって死刑に処せられたとする一例/p386 (201コマ目)
- 第三節 明治時代の死刑誤判事件/p387 (201コマ目)
- 一 東京府江北村の尊属殺人事件/p387 (201コマ目)
- 二 本所うどん屋主人殺し及び深川薪屋妻子殺し事件/p388 (202コマ目)
- 三 群馬県の巡査殺し事件/p389 (202コマ目)
- 四 大逆事件(幸徳秋水事件)/p393 (204コマ目)
- 第四節 大正時代の死刑誤判事件/p394 (205コマ目)
- 一 新潟県の一家四人死刑事件/p394 (205コマ目)
- 二 東京柳島四人殺し事件/p396 (206コマ目)
- 三 鈴ヵ森おはる殺し事件/p398 (207コマ目)
- 第五節 昭和・第二次世界大戦前の死刑誤判事件/p400 (208コマ目)
- 一 岡山の毒団子事件/p400 (208コマ目)
- 二 大阪の十三釣堀事件/p402 (209コマ目)
- 第六節 昭和・第二次世界大戦後の死刑誤判事件/p404 (210コマ目)
- 一 幸浦事件/p404 (210コマ目)
- 二 松川事件/p407 (211コマ目)
- 三 二俣事件/p409 (212コマ目)
- 四 木間ケ瀬事件/p411 (213コマ目)
- 五 八海事件/p415 (215コマ目)
- 六 仁保事件/p417 (216コマ目)
- 七 免田事件/p419 (217コマ目)
- 八 財田川事件/p426 (221コマ目)
- 九 松山事件/p430 (223コマ目)
- 一〇 島田事件/p434 (225コマ目)
- 一一 山中事件/p439 (227コマ目)
- 第二章 外国における誤判事件/p441 (228コマ目)
- 第一節 フランスの死刑誤判事件/p441 (228コマ目)
- 一 カラス事件/p441 (228コマ目)
- 二 アルフレッド・ドレフュース事件/p448 (232コマ目)
- 三 フラマン事件/p452 (234コマ目)
- 第二節 アメリカの死刑誤判事件/p454 (235コマ目)
- 一 サッコ、ヴァンゼッティ事件/p454 (235コマ目)
- ニ ローゼンバーグ夫妻事件/p459 (237コマ目)
- 三 ミラー事件/p463 (239コマ目)
- 第三節 ドイツの死刑誤判事件/p475 (245コマ目)
- 一 ジュネーブ事件/p475 (245コマ目)
- 二 ブーセ・チーゲンマイエル事件/p477 (246コマ目)
- 三 ヤクボフスキ事件/p481 (248コマ目)
- 四 国会議事堂放火事件/p489 (252コマ目)
- 第四節 イギリスの死刑誤判事件/p493 (254コマ目)
- 一 ジョン・エヴァンス事件/p493 (254コマ目)
- 二 ブラッドフォード事件/p495 (255コマ目)
- 第三章 誤判問題の小括/p497 (256コマ目)
- 第一節 誤判問題の本質/p497 (256コマ目)
- 第二節 わが国の刑事司法制度と国際刑事人権法/p499 (257コマ目)
- 一 誤判と刑事裁判/p499 (257コマ目)
- 二 国際人権法におけるわが国の刑事司法と死刑/p501 (258コマ目)
- 第四編 少年と死刑/p505 (260コマ目)
- 第一章 いわゆるピストル射殺魔-永山事件/p505 (260コマ目)
- 一 犯罪事実/p505 (260コマ目)
- 二 第一審判決(死刑判決とその理由)/p510 (263コマ目)
- 三 第二審判決(無期懲役判決とその理由)/p517 (266コマ目)
- 四 上告審差し戻し判決/p519 (267コマ目)
- 五 第二次控訴審判決/p522 (269コマ目)
- 六 上告審差し戻し判決に対する評釈/p523 (269コマ目)
- 七 第二次控訴審判決に対する評釈/p527 (271コマ目)
- 第二章 名古屋の大高緑地事件/p531 (273コマ目)
- 一 犯罪事実/p531 (273コマ目)
- 二 第一審判決/p535 (275コマ目)
- 三 第一審判決に対する評釈/p542 (279コマ目)
- 結び-死刑に代わるべき刑罰/p545 (280コマ目)
- 死刑関係文献目録/p553 (284コマ目)