近代ヨーロッパと東欧 : ポーランド啓蒙の国際関係史的研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
近代ヨーロッパと東欧 : ポーランド啓蒙の国際関係史的研究
- 著者名
-
中山, 昭吉, 1930-
- 著者別名
-
ナカヤマ, アキヨシ
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
文学博士
- 学位授与番号
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乙第7964号
- 学位授与年月日
-
1992-11-24
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文目録 (1コマ目)
- まえがき/p1 (5コマ目)
- 図・表目次/p10 (12コマ目)
- 凡例/p13 (14コマ目)
- 略語表/p14 (15コマ目)
- 序章/p1 (15コマ目)
- 「啓蒙思想」から「啓蒙」研究へ/p1 (15コマ目)
- 「ヨーロッパ啓蒙」研究における「ポーランド啓蒙」/p4 (17コマ目)
- 「ポーランド啓蒙」の研究史/p9 (19コマ目)
- 〔A〕 ポーランド人研究者による主要成果と動向/p10 (20コマ目)
- 〔B〕 欧米諸国・日本での状況/p18 (24コマ目)
- 本書の課題点と輪郭・構成/p20 (25コマ目)
- I ポーランド啓蒙の源流と初期西欧啓蒙 (27コマ目)
- 第1章 ポーランド16世紀的伝統/p26 (28コマ目)
- I ポーランド啓蒙の歴史的伝統/p26 (28コマ目)
- II カジミェシュ大王統治時代と15世紀/p31 (30コマ目)
- III ルネサンスと宗教改革の16世紀/p38 (34コマ目)
- IV 反宗教改革とサルマチア主義的バロックの17世紀/p48 (39コマ目)
- V ポーランド16世紀的伝統の歴史的役割/p56 (43コマ目)
- 第2章 ポーランド兄弟団(ソッツィーニ派)と初期西欧啓蒙/p61 (45コマ目)
- I 西欧啓蒙におけるソッツィー二派像/p61 (45コマ目)
- II ポーランド兄弟団(ソッツィーニ派)研究小史―概念規定と関連づけて―/p65 (47コマ目)
- III ポーランド兄弟団の成立過程/p74 (52コマ目)
- IV 教団組織の確立とソッツィーニの役割/p83 (56コマ目)
- V 全盛期ラクフとその国外布教活動/p91 (60コマ目)
- VI 離散ポーランド兄弟団と形成期西欧啓蒙―ロックにおける「準ポーランド兄弟団」的原像―/p102 (66コマ目)
- VII 形成期ポーランド啓蒙の国際的地平線―小括と展望―/p116 (73コマ目)
- II 「啓蒙の世紀」ヨーロッパのポーランド啓蒙 (76コマ目)
- 第3章 フランス啓蒙と亡命国王レシチンスキ/p124 (77コマ目)
- I レシチンスキ研究の意義と課題/p124 (77コマ目)
- II ヴォルテールとポーランド16世紀的伝統/p128 (79コマ目)
- III レシチンスキと先駆的啓蒙君主への道/p136 (83コマ目)
- IV レシチンスキとモンテスキューの交流/p146 (88コマ目)
- V ポーランド啓蒙形成者レシチンスキの歴史的役割/p160 (95コマ目)
- 第4章 コナルスキにみる先駆的ポーランド啓蒙思想家像/p168 (99コマ目)
- I 成立・確立期ポーランド啓蒙とコナルスキの役割/p168 (99コマ目)
- II 前期ザクセン王朝時代の人間形成/p170 (100コマ目)
- III 文化的外圧下の教育改革事業/p178 (104コマ目)
- IV 著作活動とその『議会の効果的運営』/p190 (110コマ目)
- V 国民教育委員会創設ヘの貢献/p199 (114コマ目)
- VI ポーランド啓蒙におけるコナルスキの位置/p206 (118コマ目)
- 第5章 「1791年5月3日憲法」とコウォンタイの役割/p213 (121コマ目)
- I 研究状況と問題の所在/p213 (121コマ目)
- II ポニャトフスキの国政改革路線―4年議会の成立背景―/p216 (123コマ目)
- III コウォンタイとその憲法草案/p223 (126コマ目)
- IV 「1791年5月3日憲法」の全容/p233 (131コマ目)
- V 環大西洋啓蒙革命史上の意義/p245 (137コマ目)
- 第6章 コシチューシコ蜂起敗北とユダヤ人/p258 (144コマ目)
- I コシチューシコ蜂起研究におけるユダヤ人/p258 (144コマ目)
- II ユダヤ人と蜂起参加への道/p261 (145コマ目)
- III 蜂起指導部のユダヤ人政策/p269 (149コマ目)
- IV ユダヤ人の蜂起活動とその役割/p276 (153コマ目)
- V 蜂起敗因とユダヤ人問題/p283 (156コマ目)
- VI 第3次分割と最高揚期ポーランド啓蒙革命/p289 (159コマ目)
- III ナポレオン・ウィーン両体制下の啓蒙ポーランド18世紀的伝統 (163コマ目)
- 第7章 コシチューシコにおける反ナポレオン的行動原理/p298 (164コマ目)
- I ワルシャワ公国成立期の対ナポレオン関係―コシチューシコ研究の問題点―/p298 (164コマ目)
- II 蜂起への道程とリトアニア地域主義/p304 (167コマ目)
- III ブリュメール18日直後の主体的思想/p313 (171コマ目)
- IV 親チャルトリスキ家的立場の反ナポレオン性/p323 (176コマ目)
- V 国民的英雄像の原点とリトアニア啓蒙/p332 (181コマ目)
- 第8章 スターシツとポーランド初期汎スラヴ主義/p337 (183コマ目)
- I ウィーン体制確立期のスターシツ/p337 (183コマ目)
- II 分割時代の啓蒙的人間形成/p339 (184コマ目)
- III 国家滅亡とスラヴ主義への覚醒/p348 (189コマ目)
- IV ナポレオン時代と汎スラヴ主義の創出過程/p354 (192コマ目)
- V ポーランド初期汎スラヴ主義の概要/p361 (195コマ目)
- VI スターシツ研究と汎スラヴ主義論/p374 (202コマ目)
- 第9章 「諸民族の春」と再生ポーランド啓蒙―ウィーン体制期ハスカラーと関連づけて―/p379 (204コマ目)
- I 「1848年革命」研究への新視点/p379 (204コマ目)
- II 1846年クラクフ蜂起の成立背景と展開/p384 (207コマ目)
- III クラクフ蜂起からパリ2月革命へ―その連続的継起性―/p396 (213コマ目)
- IV 啓蒙ポーランド18世紀的伝統と「諸民族の春」/p416 (223コマ目)
- V 再生ポーランド啓蒙革命としての「諸民族の春」/p428 (229コマ目)
- あとがき/p435 (232コマ目)
- 文献一覧/p441 (235コマ目)
- ポーランド啓蒙関係略年表/p466 (248コマ目)
- 英文要約/p476 (253コマ目)
- 索引/p487 (258コマ目)