記憶における検索手がかりの機能 : 再認における意味的文脈効果の検討を中心に
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書誌事項
- タイトル
-
記憶における検索手がかりの機能 : 再認における意味的文脈効果の検討を中心に
- 著者名
-
猪木, 省三, 1952-
- 著者別名
-
イノキ, ショウソウ
- 学位授与大学
-
広島大学
- 取得学位
-
心理学博士
- 学位授与番号
-
乙第2317号
- 学位授与年月日
-
1992-10-28
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次 (3コマ目)
- はじめに/p1 (8コマ目)
- 第1章 従来の研究の歴史と問題/p3 (10コマ目)
- 第1節 記憶研究の源流/p3 (10コマ目)
- 1.Ebbinghausの研究/p3 (10コマ目)
- 2.Bartlettの研究/p4 (11コマ目)
- 第2節 言語学習の研究/p5 (12コマ目)
- 1.行動主義の影響/p5 (12コマ目)
- 2.Meltonによる貯蔵と検索への注目/p7 (14コマ目)
- 第3節 情報処理的アプローチによる研究/p9 (16コマ目)
- 1.短期記憶の研究/p9 (16コマ目)
- 2.記憶モデルの研究/p10 (17コマ目)
- 3.処理のレベルの効果に関する研究/p12 (19コマ目)
- 4.符号化特殊性原理の研究/p13 (20コマ目)
- 第4節 再生と再認の検索過程/p15 (22コマ目)
- 1.貯蔵と検索の問題/p15 (22コマ目)
- 2.再生法と再認法/p15 (22コマ目)
- 3.再生の2過程説/p16 (23コマ目)
- 4.再生と再認に影響する変数に関する研究/p18 (25コマ目)
- 第5節 再生の検索過程に関する研究/p19 (26コマ目)
- 1.手がかり再生の研究/p19 (26コマ目)
- 2.環境依存文脈の研究/p21 (28コマ目)
- 3.状態依存記憶の研究/p22 (29コマ目)
- 第6節 再認の検索過程に関する研究/p24 (31コマ目)
- 1.再生法の成績が再認法の成績を上回る現象の研究/p24 (31コマ目)
- 2.再生可能語の再認失敗現象の研究/p26 (33コマ目)
- 3.再認における文脈効果の研究/p27 (34コマ目)
- 4.再生の2過程説の修正/p30 (37コマ目)
- 第7節 記銘と検索との交互作用/p30 (37コマ目)
- 第8節 従来の研究の問題/p32 (39コマ目)
- 第2章 本研究の目的と問題/p34 (41コマ目)
- 第1節 本研究の目的と意義/p34 (41コマ目)
- 1.記憶における検索手がかりの機能/p34 (41コマ目)
- 2.再認における検索過程のメカニズム/p35 (42コマ目)
- 3.本研究の目的/p37 (44コマ目)
- 4.本研究の意義/p37 (44コマ目)
- 第2節 再認における意味的文脈効果の説明/p37 (44コマ目)
- 1.符号化特殊性原理に基づく説明/p38 (45コマ目)
- 2.意味的認知の変化に基づく説明/p40 (47コマ目)
- 3.文脈の手がかり機能に基づく説明/p42 (49コマ目)
- 4.再認における意味的文脈効果に関する3つの説明/p44 (51コマ目)
- 第3節 本研究の方法/p44 (51コマ目)
- 1.記憶研究における文脈/p44 (51コマ目)
- 2.記憶研究における再認法/p46 (53コマ目)
- 3.再認における意味的文脈効果/p46 (53コマ目)
- 4.記憶研究における記銘材料/p47 (54コマ目)
- 5.本研究における記銘材料/p47 (54コマ目)
- 第4節 研究方法上の問題/p48 (55コマ目)
- 1.再認の測度/p49 (56コマ目)
- 2.文脈語に対する再認反応/p52 (59コマ目)
- 3.記銘時における再認テストの予告/p53 (60コマ目)
- 4.再認反応時における被験者の方略/p53 (60コマ目)
- 第5節 本研究の構成/p53 (60コマ目)
- 第3章 再認における意味的文脈効果と記銘時の処理のレベル/p55 (62コマ目)
- 第1節 文を文脈とした場合の再認における意味的文脈効果/p56 (63コマ目)
- 1.問題/p56 (63コマ目)
- 2.実験1:提示時間が短い条件での検討/p56 (63コマ目)
- 3.実験2:提示時間が長い条件での検討/p62 (69コマ目)
- 4.考察/p63 (70コマ目)
- 第2節 単語を文脈とした場合の再認における意味的文脈効果/p69 (76コマ目)
- 1.問題/p69 (76コマ目)
- 2.実験3:提示時間による検討/p70 (77コマ目)
- 3.実験4:方向づけ課題による検討/p77 (84コマ目)
- 4.考察/p84 (91コマ目)
- 第3節 語の表記形態の変化による再認における意味的文脈効果/p87 (94コマ目)
- 1.問題/p87 (94コマ目)
- 2.実験5:再認成績による検討/p88 (95コマ目)
- 3.実験6:反応時間による検討/p93 (100コマ目)
- 4.考察/p99 (106コマ目)
- 第4節 再認における意味的文脈効果の2要因説/p100 (107コマ目)
- 第4章 再認における意味的文脈効果の2要因説の検討/p102 (109コマ目)
- 第1節 研究方法上の問題の検討/p102 (109コマ目)
- 第2節 記銘時における再認テストの予告/p103 (110コマ目)
- 1.問題/p103 (110コマ目)
- 2.実験7:再認テストを予告することの影響/p103 (110コマ目)
- 3.考察/p107 (114コマ目)
- 第3節 再認反応時における被験者の方略/p108 (115コマ目)
- 1.問題/p108 (115コマ目)
- 2.実験8:本研究における特殊な方略の影響/p108 (115コマ目)
- 3.考察/p113 (120コマ目)
- 第4節 意味的認知の変化の要因/p114 (121コマ目)
- 1.問題/p114 (121コマ目)
- 2.実験9:異なる文脈での反復提示による検討/p114 (121コマ目)
- 3.考察/p121 (128コマ目)
- 第5節 文脈の手がかり機能の要因/p122 (129コマ目)
- 1.問題/p122 (129コマ目)
- 2.実験10:ディストラクタと文脈語の対提示による検討/p123 (130コマ目)
- 3.考察/p131 (138コマ目)
- 第6節 意味的認知の変化の要因と文脈の手がかり機能の要因/p133 (140コマ目)
- 1.問題/p133 (140コマ目)
- 2.実験11:同意変化文脈条件と別意変化文脈条件による検討/p133 (140コマ目)
- 3.考察/p145 (152コマ目)
- 第5章 本研究のまとめと今後の研究の展望および課題/p147 (154コマ目)
- 第1節 本研究で検討した課題/p147 (154コマ目)
- 1.本研究の問題/p147 (154コマ目)
- 2.本研究の目的/p151 (158コマ目)
- 第2節 本研究で得た成果/p152 (159コマ目)
- 1.再認における意味的文脈効果の現象の一般化/p152 (159コマ目)
- 2.再認における意味的文脈効果と記銘時の処理のレベルとの関係の検討/p152 (159コマ目)
- 3.再認における意味的文脈効果の説明理論としての2要因説の提唱/p153 (160コマ目)
- 4.再認における意味的文脈効果の研究法の確立/p154 (161コマ目)
- 5.再認における意味的文脈効果の2要因説の実験的検討/p156 (163コマ目)
- 第3節 今後の研究の展望および課題/p158 (165コマ目)
- 1.再認における知覚的文脈効果/p158 (165コマ目)
- 2.再認における意味的文脈効果の2要因説の他の記憶現象への一般化/p158 (165コマ目)
- 3.再認における意味的文脈効果と記憶発達との関係/p159 (166コマ目)
- 4.再認における意味的文脈効果の教育への応用/p160 (167コマ目)
- 引用文献/p161 (168コマ目)