障害児教育の義務制に関する教育臨床的研究
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Bibliographic Information
- Title
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障害児教育の義務制に関する教育臨床的研究
- Author
-
藤本, 文朗, 1935-
- Author(Another name)
-
フジモト, ブンロウ
- University
-
東北大学
- Types of degree
-
博士 (教育学)
- Grant ID
-
乙第5965号
- Degree year
-
1993-02-24
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- 目次/p1 (3コマ目)
- 序論/p1 (13コマ目)
- はじめに/p1 (13コマ目)
- 一 問題意識と研究方法/p6 (18コマ目)
- 1.研究経過と問題意識/p6 (18コマ目)
- 2.研究方法/p8 (20コマ目)
- 二 本論文の目的と構成方法/p19 (31コマ目)
- 1.本論文の目的/p19 (31コマ目)
- 2.本論文の計画と構成/p20 (32コマ目)
- 第I部 実態・運動編――養護学校義務制実施以前における障害児の教育権保障の実態とその実現を求める運動――/p26 (38コマ目)
- 第1章 心身障害のため不就学とされる児童の教育権/p26 (38コマ目)
- はじめに/p26 (38コマ目)
- 一 問題提起/p26 (38コマ目)
- 二 心身障害のため不就学とされる児童の日本における取扱いの変遷/p30 (42コマ目)
- 三 心身障害のため不就学とされる児童の実態――ある大阪衛星都市の実態調査にもとづいて――/p42 (54コマ目)
- 四 心身障害のため不就学とされる児童の権利を守る運動の基本方向について/p61 (73コマ目)
- 第2章 障害児の教育権保障の実態と運動/p74 (86コマ目)
- はじめに/p74 (86コマ目)
- 一 問題提起/p75 (87コマ目)
- 二 ある地方都市における不就学児の実態調査活動/p77 (89コマ目)
- 三 不就学障害児の発達を保障する運動(教育権の復権運動)/p93 (105コマ目)
- 四 今後の課題/p99 (111コマ目)
- 第3章 死亡した不就学障害児の実態/p105 (117コマ目)
- はじめに/p105 (117コマ目)
- 一 この研究のねらい/p105 (117コマ目)
- 二 実態調査の方法/p107 (119コマ目)
- 三 結果と考察/p111 (123コマ目)
- 四 障害児にとって学校とはなにか/p124 (136コマ目)
- 第4章 重症心身障害児の発達と療育空間/p130 (142コマ目)
- 一 この研究のねらい/p130 (142コマ目)
- 二 先行研究の検討/p132 (144コマ目)
- 三 障害児の問題行動と療育環境づくり/p136 (148コマ目)
- 四 療育空間づくりとしての生活訓練棟の建設/p149 (161コマ目)
- 五 まとめと今後の課題/p158 (170コマ目)
- 第5章 福井における障害児教育運動の源流をさぐる/p164 (176コマ目)
- はじめに/p164 (176コマ目)
- 一 問題提起/p164 (176コマ目)
- 二 福井における今年(1975年)の障害児就学保障運動の特徴について/p167 (179コマ目)
- 三 教師を中心とした障害児教育運動の源流/p177 (189コマ目)
- 四 障害児の親を中心とした障害児教育運動について/p188 (200コマ目)
- 五 むすびにかえて/p194 (206コマ目)
- 第II部 課題編――養護学校義務制実施以後における障害児教育の課題:教育権の内実を高めるために――/p198 (210コマ目)
- 第1章 1979年養護学校の義務制実施の意義と今後の課題/p199 (211コマ目)
- 一 義務制実施の意義/p199 (211コマ目)
- 二 義務制実施後の課題/p206 (218コマ目)
- 第2章 養護学校卒業生の進路実態調査研究――京都府立向日が丘養護学校の場合――/p225 (237コマ目)
- 一 われわれの研究がねらうもの――問題意識と目的、方法――/p225 (237コマ目)
- 二 卒業生の進路実態の統計的結果と考察/p234 (246コマ目)
- 三 卒業生の予後調査の質的分析/p241 (253コマ目)
- 四 事例研究/p249 (261コマ目)
- 第3章 障害別の教育実践の課題/p259 (271コマ目)
- はじめに/p259 (271コマ目)
- 一 笑顔獲得期の重症心身障害児の意義と課題/p260 (272コマ目)
- 二 自閉性障害児の教育学の課題/p273 (285コマ目)
- 三 自閉性障害の基本的理解と社会参加/p305 (317コマ目)
- 第4章 障害児の放課後と社会教育/p331 (343コマ目)
- 一 私の臨床体験/p331 (343コマ目)
- 二 問題の所在/p332 (344コマ目)
- 三 2つの実態調査から学ぶ/p333 (345コマ目)
- 四 障害児の発達保障と社会教育と地域づくり/p343 (355コマ目)
- 補 章 教育的環境論の系譜と課題/p348 (360コマ目)
- はじめに/p348 (360コマ目)
- 一 最近の環境論の動向/p348 (360コマ目)
- ニ セガンの教育的施設論/p352 (364コマ目)
- 三 近代教育学と教育空間論/p358 (370コマ目)
- 四 ブーゼマンの教育的環境学とその発展/p365 (377コマ目)
- 五 レヴィンの「環境と発達の関係の力学的理論」の研究/p369 (381コマ目)
- 六 ヴィゴツキーらの環境=発達源泉論/p373 (385コマ目)
- 七 子どもの死亡とその環境にかんする研究/p380 (392コマ目)
- 八 学校建築史にみられる教育的環境論/p384 (396コマ目)
- 九 障害者科学の成果と教育的環境論/p394 (406コマ目)
- 十 教育的環境論の構造/p410 (422コマ目)
- 終節 義務制実施後の障害児の発達に求められる教育的環境とは/p414 (426コマ目)
- 1.発達の土壌となる矛盾ある環境づくり/p414 (426コマ目)
- 2.時間・空間・集団―物質的基礎の組織化/p416 (428コマ目)
- 3.体のゆさぶりのための空間づくり/p418 (430コマ目)
- 4.自然とのスキンシップをとおしてのたんれん/p420 (432コマ目)
- 5.遊びのなかで発達できる遊び場・遊具づくり/p425 (437コマ目)
- 6.障害児教育にこそ豊かな生活環境と教具を/p427 (439コマ目)
- 7.学校の施設・設備と地域づくり/p430 (442コマ目)
- 第III部 展望編――障害児の教育的環境を保障するための制度論:イデオロギー問題を中心に――/p438 (450コマ目)
- 第1章 障害児教育におけるインテグレーションの系譜と動向/p439 (451コマ目)
- 一 現段階の特徴/p439 (451コマ目)
- 二 国連のインテグレーション論が提起するもの/p442 (454コマ目)
- 三 教育的インテグレーションの系譜/p448 (460コマ目)
- 四 教育におけるインテグレーションの概念をめぐって/p453 (465コマ目)
- 五 今後の課題/p457 (469コマ目)
- 第2章 障害児教育運動の発展を撹乱する諸潮流の動向と本質/p464 (476コマ目)
- はじめに/p464 (476コマ目)
- 一 問題点をさぐる/p466 (478コマ目)
- 二 この潮流が生れる背景/p474 (486コマ目)
- 三 最近の状況と動向の特徴/p483 (495コマ目)
- 第3章 臨教審「改革」で障害児教育はどうなるか/p487 (499コマ目)
- 一 障害児教育を無視した第一・二次答申/p487 (499コマ目)
- 二「教育の自由化」が障害児教育にもたらすもの/p492 (504コマ目)
- 三「個性の尊重」と障害児の発達/p496 (508コマ目)
- 四 適応主義的教育のいっそうの拡大/p499 (511コマ目)
- 五 臨教審「改革」は直接障害児教育に何をもたらすか/p500 (512コマ目)
- 第4章 障害児教育改革試案/p504 (516コマ目)
- 一 改革への歴史的背景/p504 (516コマ目)
- 二 障害児教育改革への基本的理念/p510 (522コマ目)
- 三 基本的理念とその具体的改革試案/p512 (524コマ目)
- 終章/p524 (536コマ目)