幕藩制の成立と近世の国制

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著者

    • 山本, 博文, 1957-2020 ヤマモト, ヒロフミ, 1957-2020

書誌事項

タイトル

幕藩制の成立と近世の国制

著者名

山本, 博文, 1957-2020

著者別名

ヤマモト, ヒロフミ, 1957-2020

学位授与大学

東京大学

取得学位

博士 (文学)

学位授与番号

乙第10614号

学位授与年月日

1992-03-09

注記・抄録

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

乱丁あり

学位論文本体及び論文要旨 : 1-215コマ

目次

  1. 序
  2. 第一部 幕藩初期の大名統制機構と対外関係
  3. 第一章 豊臣政権の｢取次｣の特質
  4. はじめに
  5. 第一節 豊臣政権下の｢取次｣制度
  6. 第二節 家康指揮下の豊臣政権｢取次｣機構
  7. 第三節 家康による新たな｢取次｣機構の創出
  8. おわりに
  9. 第二章 豊臣政権の｢指南｣について
  10. はじめに
  11. 第一節 職制としての｢指南｣
  12. 第二節 ｢指南｣任命の過程
  13. 第三節 ｢指南｣の役割
  14. おわりに
  15. 第三章 徳川幕府初期の政治機構
  16. はじめに
  17. 第一節 元和･寛永前期の幕府権力中枢
  18. 第二節 寛永後期の将軍と｢老中制｣
  19. おわりに
  20. 第四章 寛永十年代の長崎奉行と熊本細川藩
  21. はじめに
  22. 第一節 寛永十年代前半の長崎奉行
  23. 第二節 細川氏と長崎奉行
  24. 第三節 長崎奉行の任務の転換
  25. おわりに
  26. 第五章 幕藩権力の編成と東アジア
  27. はじめに
  28. 第一節 家光政権の特質と｢鎖国令｣
  29. 第二節 ｢鎖国｣体制の形成とその特質
  30. 第三節 対外情報と国内体制
  31. おわりに
  32. 第二部 幕藩制的大名領国の形成
  33. 第一章 細川幽斎島津領｢仕置｣の政治史的位置
  34. はじめに
  35. 第一節 細川幽斎の｢仕置｣の実態
  36. 第二節 領知目録の変化
  37. 第三節 島津氏内部の対立―親豊臣政権か反豊臣政権か―
  38. 第四節 安宅秀安の批判
  39. おわりに
  40. 第二章 豊臣政権期島津氏の蔵入地と軍役体制
  41. はじめに
  42. 第一節 太閤検地後の配当と蔵入地の｢飛躍的増加｣
  43. 第二節 蔵入地の機能と兵粮米調達の方法
  44. 第三節 島津氏の軍役調達の方法と兵農分離
  45. おわりに
  46. 第三章 豊臣政権下の島津領国
  47. はじめに
  48. 第一節 太閤検地に至る政治過程
  49. 第二節 太閤検地後の島津領内の情勢
  50. 第三節 老中体制の変容
  51. 第四節 島津氏内部の対立激化
  52. おわりに
  53. 第四章 薩摩藩における寛永期の位置
  54. はじめに
  55. 第一節 慶長内検から寛永内検までの状況
  56. 第二節 寛永九年の軍役令と寛永内検
  57. 第三節 薩摩藩体制の確立
  58. おわりに
  59. 第三部 日本近世の国制
  60. 第一章 日本近世国家の世界史的位置―水林彪｢近世の法と国制研究序説｣によせて―
  61. はじめに
  62. 第一節 近世の『家』は国家か
  63. 第二節 日本中世はヨーロッパ中世と同じか
  64. 第三節 近世国家は｢専制的家父長制的家産官僚制国家｣か
  65. 第四節 徳川絶対主義国家論
  66. 第五節 対立する諸理論の検討
  67. おわりに
  68. 第二章 日本近世国家の世界史的位置補論―水林彪･中小路純両氏への御答え―
  69. はじめに
  70. 第一節 藩国家論について
  71. 第二節 ｢近世官僚制｣の評価および日本社会の特質について
  72. 第三節 絶対主義成立期の｢ブルジョア｣の性格について
  73. おわりに
  74. 第三章 徳川絶対主義論と幕藩制国家論―佐々木潤之介『幕藩制国家論』をめぐって―
  75. はじめに
  76. 第一節 中世=国家的奴隷制規定について
  77. 第二節 織田政権の位置付けについて
  78. 第三節 兵農分離制と豊臣政権について
  79. 第四節 陣夫役と国役の区別について
  80. 第五節 初期豪商について
  81. 第六節 国家権力の｢分有｣について
  82. おわりに
  83. 成稿一覧
  84. あとがき
  85. 索引
  86. I 事項･人名索引
  87. II 研究者名索引
  88. III 史料索引
  89. 目次
  90. はしがき
  91. 第一 一六･一七世紀の東アジア
  92. 第二 家光親政の開始
  93. 一 大御所秀忠の死去
  94. 二 幕府機構の再編
  95. 三 御代始めの御法度
  96. 四 外交･貿易政策
  97. 五 閉塞状況に向かう幕政
  98. 第三 島原の乱とその影響
  99. 一 島原の乱と九州諸藩
  100. 二 寛永一五年の幕府機構改革
  101. 三 ポルトガル人の追放
  102. 四 沿岸防備体制の構築
  103. 五 ｢鎖国｣と｢海禁｣
  104. 第四 幕府･藩･朝廷
  105. 一 全国支配の構造
  106. 二 家綱の誕生
  107. 三 御家騒動
  108. 四 藩制確立への努力
  109. 五 大名留守居制の成立
  110. 六 幕府と朝廷
  111. 第五 都市と農村
  112. 一 江戸の建設と都市民の生活
  113. 二 寛永期の市場構造
  114. 三 奢侈禁令と寛永恐慌
  115. 四 大飢饉と幕府の対応
  116. 第六 外からの脅威と幕政
  117. 一 ポルトガル使節の来航
  118. 二 オランダの貿易戦略と鄭芝龍
  119. 三 明清交替とその影響
  120. 四 正保･慶安期の幕政
  121. まとめ
  122. 関係年表
  123. 参考文献
  124. 索引
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500002016360
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000002580311
  • DOI(NDL)
  • NDL書誌ID
    • 000000262572
  • データ提供元
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション

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