幕藩制の成立と近世の国制
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Bibliographic Information
- Title
-
幕藩制の成立と近世の国制
- Author
-
山本, 博文, 1957-2020
- Author(Another name)
-
ヤマモト, ヒロフミ
- University
-
東京大学
- Types of degree
-
博士 (文学)
- Grant ID
-
乙第10614号
- Degree year
-
1992-03-09
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- 序/p1 (3コマ目)
- 第一部 幕藩初期の大名統制機構と対外関係 (13コマ目)
- 第一章 豊臣政権の｢取次｣の特質/p22 (14コマ目)
- はじめに/p22 (14コマ目)
- 第一節 豊臣政権下の｢取次｣制度/p24 (15コマ目)
- 第二節 家康指揮下の豊臣政権｢取次｣機構/p37 (21コマ目)
- 第三節 家康による新たな｢取次｣機構の創出/p46 (26コマ目)
- おわりに/p53 (29コマ目)
- 第二章 豊臣政権の｢指南｣について/p63 (34コマ目)
- はじめに/p63 (34コマ目)
- 第一節 職制としての｢指南｣/p65 (35コマ目)
- 第二節 ｢指南｣任命の過程/p69 (37コマ目)
- 第三節 ｢指南｣の役割/p74 (40コマ目)
- おわりに/p79 (42コマ目)
- 第二節 寛永後期の将軍と｢老中制｣/p94 (44コマ目)
- 第三章 徳川幕府初期の政治機構/p84 (49コマ目)
- はじめに/p84 (49コマ目)
- 第一節 元和･寛永前期の幕府権力中枢/p85 (49コマ目)
- おわりに/p110 (58コマ目)
- 第四章 寛永十年代の長崎奉行と熊本細川藩/p117 (61コマ目)
- はじめに/p117 (61コマ目)
- 第一節 寛永十年代前半の長崎奉行/p118 (62コマ目)
- 第二節 細川氏と長崎奉行/p123 (64コマ目)
- 第三節 長崎奉行の任務の転換/p137 (71コマ目)
- おわりに/p141 (73コマ目)
- 第五章 幕藩権力の編成と東アジア/p150 (78コマ目)
- はじめに/p150 (78コマ目)
- 第一節 家光政権の特質と｢鎖国令｣/p151 (78コマ目)
- 第二節 ｢鎖国｣体制の形成とその特質/p156 (81コマ目)
- 第三節 対外情報と国内体制/p164 (85コマ目)
- おわりに/p170 (88コマ目)
- 第二部 幕藩制的大名領国の形成 (89コマ目)
- 第一章 細川幽斎島津領｢仕置｣の政治史的位置/p174 (90コマ目)
- はじめに/p174 (90コマ目)
- 第一節 細川幽斎の｢仕置｣の実態/p174 (90コマ目)
- 第二節 領知目録の変化/p181 (93コマ目)
- 第三節 島津氏内部の対立―親豊臣政権か反豊臣政権か―/p186 (96コマ目)
- 第四節 安宅秀安の批判/p191 (98コマ目)
- おわりに/p195 (100コマ目)
- 第二章 豊臣政権期島津氏の蔵入地と軍役体制/p201 (103コマ目)
- はじめに/p201 (103コマ目)
- 第一節 太閤検地後の配当と蔵入地の｢飛躍的増加｣/p203 (104コマ目)
- 第二節 蔵入地の機能と兵粮米調達の方法/p221 (113コマ目)
- 第三節 島津氏の軍役調達の方法と兵農分離/p230 (118コマ目)
- おわりに/p244 (125コマ目)
- 第三章 豊臣政権下の島津領国/p255 (130コマ目)
- はじめに/p255 (130コマ目)
- 第一節 太閤検地に至る政治過程/p257 (131コマ目)
- 第二節 太閤検地後の島津領内の情勢/p261 (133コマ目)
- 第三節 老中体制の変容/p266 (136コマ目)
- 第四節 島津氏内部の対立激化/p271 (138コマ目)
- おわりに/p278 (142コマ目)
- 第四章 薩摩藩における寛永期の位置/p285 (145コマ目)
- はじめに/p285 (145コマ目)
- 第一節 慶長内検から寛永内検までの状況/p286 (146コマ目)
- 第二節 寛永九年の軍役令と寛永内検/p294 (150コマ目)
- 第三節 薩摩藩体制の確立/p304 (155コマ目)
- おわりに/p311 (158コマ目)
- 第三部 日本近世の国制 (162コマ目)
- 第一章 日本近世国家の世界史的位置―水林彪｢近世の法と国制研究序説｣によせて―/p320 (163コマ目)
- はじめに/p320 (163コマ目)
- 第一節 近世の『家』は国家か/p322 (164コマ目)
- 第二節 日本中世はヨーロッパ中世と同じか/p324 (165コマ目)
- 第三節 近世国家は｢専制的家父長制的家産官僚制国家｣か/p326 (166コマ目)
- 第四節 徳川絶対主義国家論/p329 (167コマ目)
- 第五節 対立する諸理論の検討/p343 (174コマ目)
- おわりに/p352 (179コマ目)
- 第二章 日本近世国家の世界史的位置補論―水林彪･中小路純両氏への御答え―/p360 (183コマ目)
- はじめに/p360 (183コマ目)
- 第一節 藩国家論について/p361 (183コマ目)
- 第二節 ｢近世官僚制｣の評価および日本社会の特質について/p366 (186コマ目)
- 第三節 絶対主義成立期の｢ブルジョア｣の性格について/p370 (188コマ目)
- おわりに/p372 (189コマ目)
- 第三章 徳川絶対主義論と幕藩制国家論―佐々木潤之介『幕藩制国家論』をめぐって―/p376 (191コマ目)
- はじめに/p376 (191コマ目)
- 第一節 中世=国家的奴隷制規定について/p379 (192コマ目)
- 第二節 織田政権の位置付けについて/p381 (193コマ目)
- 第三節 兵農分離制と豊臣政権について/p384 (195コマ目)
- 第四節 陣夫役と国役の区別について/p385 (195コマ目)
- 第五節 初期豪商について/p388 (197コマ目)
- 第六節 国家権力の｢分有｣について/p390 (198コマ目)
- おわりに/p392 (199コマ目)
- 成稿一覧/p395 (200コマ目)
- あとがき/p397 (201コマ目)
- III 史料索引/p407 (206コマ目)
- II 研究者名索引/p409 (207コマ目)
- 索引/p420 (213コマ目)
- I 事項･人名索引/p420 (213コマ目)
- はしがき/p1 (219コマ目)
- 目次/p6 (222コマ目)
- 第一 一六･一七世紀の東アジア/p1 (224コマ目)
- 第二 家光親政の開始/p7 (227コマ目)
- 一 大御所秀忠の死去/p7 (227コマ目)
- 二 幕府機構の再編/p13 (230コマ目)
- 三 御代始めの御法度/p30 (239コマ目)
- 四 外交･貿易政策/p42 (245コマ目)
- 五 閉塞状況に向かう幕政/p55 (251コマ目)
- 第三 島原の乱とその影響/p65 (256コマ目)
- 一 島原の乱と九州諸藩/p65 (256コマ目)
- 二 寛永一五年の幕府機構改革/p85 (266コマ目)
- 三 ポルトガル人の追放/p93 (270コマ目)
- 四 沿岸防備体制の構築/p101 (274コマ目)
- 五 ｢鎖国｣と｢海禁｣/p116 (282コマ目)
- 第四 幕府･藩･朝廷/p124 (286コマ目)
- 一 全国支配の構造/p124 (286コマ目)
- 二 家綱の誕生/p129 (288コマ目)
- 三 御家騒動/p138 (293コマ目)
- 四 藩制確立への努力/p148 (298コマ目)
- 五 大名留守居制の成立/p158 (303コマ目)
- 六 幕府と朝廷/p167 (307コマ目)
- 第五 都市と農村/p176 (312コマ目)
- 一 江戸の建設と都市民の生活/p176 (312コマ目)
- 二 寛永期の市場構造/p185 (316コマ目)
- 三 奢侈禁令と寛永恐慌/p189 (318コマ目)
- 四 大飢饉と幕府の対応/p197 (322コマ目)
- 第六 外からの脅威と幕政/p205 (326コマ目)
- 一 ポルトガル使節の来航/p205 (326コマ目)
- 二 オランダの貿易戦略と鄭芝龍/p220 (334コマ目)
- 三 明清交替とその影響/p227 (337コマ目)
- 四 正保･慶安期の幕政/p235 (341コマ目)
- まとめ/p242 (345コマ目)
- 関係年表/p245 (346コマ目)
- 参考文献/p249 (348コマ目)
- 索引/p1 (357コマ目)