契約規範の構造と展開
この論文にアクセスする
この論文をさがす
著者
書誌事項
- タイトル
-
契約規範の構造と展開
- 著者名
-
潮見, 佳男, 1959-2022
- 著者別名
-
シオミ, ヨシオ
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
博士 (法学)
- 学位授与番号
-
乙第8258号
- 学位授与年月日
-
1993-07-23
注記・抄録
博士論文
目次
- まえがき(著者解題)/p1 (5コマ目)
- 目次/p7 (8コマ目)
- 第一部 債務履行過程の基本構造 (14コマ目)
- 第一章 履行義務論の現況と問題性/p2 (15コマ目)
- 一 緒論/p2 (15コマ目)
- 二 給付義務・付随義務概念の混線/p3 (15コマ目)
- 三 納付義務・付随義務概念の中間的概念としての有用性/p3 (15コマ目)
- 四 債務発生原因から遮断された義務構造論の問題性/p5 (16コマ目)
- 五 給付義務・付随義務アプローチ(義務構造論)の進路/p6 (17コマ目)
- 六 規範「構造論」の民法解釈方法論上への位置付け/p7 (17コマ目)
- 第二章 債務関係における給付と給付義務/p12 (20コマ目)
- I 給付義務をめぐる我国の学説の現況/p12 (20コマ目)
- II 納付義務をめぐるドイツ民法理論/p18 (23コマ目)
- III 給付行為・納付結果に対する給付義務の関係/p43 (35コマ目)
- 第三章 履行過程における付随義務/p52 (40コマ目)
- I 付随義務をめぐる我国の学説の現況/p52 (40コマ目)
- II 付随義務をめぐるドイツ民法理論/p57 (42コマ目)
- III 債務履行過程における付随義務/p73 (50コマ目)
- IV 結びに代えて-主たる給付義務・従たる給付義務・具体的行為義務相互の関係-/p82 (55コマ目)
- 第四章 債務履行過程における完全性利益の保護構造/p85 (56コマ目)
- I 問題の所在/p85 (56コマ目)
- II ドイツにおける完全性利益の契約的保護の系譜/p89 (58コマ目)
- III 履行過程における完全性利益保護構造の分析視角/p130 (79コマ目)
- IV 履行過程における完全性利益の保護構造/p140 (84コマ目)
- V 結びに代えて-安全配慮義務論への示唆-/p156 (92コマ目)
- 第五章 履行義務論と債務発生原因論との接続/p162 (95コマ目)
- 第二部 瑕疵担保・積極的債権侵害論への反省と展望 (99コマ目)
- 第一章 特定物売買での質的瑕疵と「特定物ドグマ」論/p172 (100コマ目)
- I 問題の所在/p172 (100コマ目)
- II 特定物の質的瑕疵に関する売主の担保責任の法的性質論/p173 (100コマ目)
- III 神戸地裁昭和六一年九月三日判決の概要/p178 (103コマ目)
- IV 建売住宅の瑕疵と「瑕疵のない特定物を給付する義務」-担保責任本質論との関連で‐/p181 (104コマ目)
- V 神戸地裁昭和六一年判決へのフィード・バック/p191 (109コマ目)
- VI 結びに代えて-特定物ドグマ論争と瑕疵担保責任の内容/p193 (110コマ目)
- 第二章 特定物売買における数量不足の法的処理-最高裁昭和四三年判決と昭和五七年判決との関係-/p198 (113コマ目)
- I 問題の所在/p198 (113コマ目)
- II 数量不足の担保責任に関する学説史/p201 (114コマ目)
- III 裁判例における数量指示売買/p216 (122コマ目)
- IV 数量不足の場合の売主の責任/p224 (126コマ目)
- V 結びに代えて-他の問題領域との接合-/p232 (130コマ目)
- 第三章 請負の瑕疵担保責任の法的性質と損害賠償/p235 (131コマ目)
- I 問題の所在/p235 (131コマ目)
- II 請負の瑕疵担保責任に関する民法典制定当時の理解/p236 (132コマ目)
- III 学説継受と通説的見解の確立-売買と請負の瑕疵担保責任の質的区別と連続性/p238 (133コマ目)
- IV 通説的見解への反省-瑕疵担保責任の要件・効果の再構成/p240 (134コマ目)
- V 判例実務における請負の瑕疵担保責任と損害賠償/p243 (135コマ目)
- VI 請負の瑕疵担保責任の法的性質/p246 (137コマ目)
- 第四章 安全配慮義務の縮減理論(要件論)/p254 (141コマ目)
- I 分析の視角/p254 (141コマ目)
- II 後藤判事の見解と最高裁判例/p256 (142コマ目)
- III 安全配慮義務の履行補助者(その1)-履行補助者責任の構造論-/p260 (144コマ目)
- IV 安全配慮義務の具体的内容/p263 (145コマ目)
- V 安全配慮義務の履行補助者(その2)‐履行補助者の具体的確定-/p268 (148コマ目)
- VI 安全配慮義務違反の要件事実/p272 (150コマ目)
- VII 結びに代えて/p278 (153コマ目)
- 第五章 主たる給付義務違反により生じた拡大損害の帰責理論-第二次的完全性利益侵害の法的処理-/p282 (155コマ目)
- I 問題の所在/p282 (155コマ目)
- II 最高裁昭和五九年二月十六日判決の概要/p284 (156コマ目)
- III 第二次的完全性利益侵害の法的処理/p288 (158コマ目)
- 索引/p1 (170コマ目)