アリストテレスにおける神と理性
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Bibliographic Information
- Title
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アリストテレスにおける神と理性
- Author
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角田, 幸彦, 1941-
- Author(Another name)
-
カクタ, ユキヒコ
- University
-
筑波大学
- Types of degree
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博士 (文学)
- Grant ID
-
乙第845号
- Degree year
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1993-03-25
Note and Description
博士論文
1992
【要旨】
Table of Contents
- 目次/p1 (7コマ目)
- 凡例/p5 (11コマ目)
- 序言/p7 (13コマ目)
- 第1章 形而上学の概念/p1 (18コマ目)
- 第1節 プラトンイデア論突破としての形而上学/p1 (18コマ目)
- 第2節 実体に定位した形而上学(存在論)/p4 (21コマ目)
- 第3節 形而上学(第一の哲学)と自然学(第二の哲学)/p10 (27コマ目)
- 第4節 数学の位置について-形而上学と自然学の間-/p15 (32コマ目)
- 第5節 第一の哲学の幅/p22 (39コマ目)
- 注/p34 (51コマ目)
- 第2章 神学の性格/p42 (59コマ目)
- 第1節『形而上学』の根本動向/p42 (59コマ目)
- 第2節 神学の位置/p47 (64コマ目)
- 第3節『形而上学』XIIの目指すもの/p50 (67コマ目)
- 第4節 不動の動者の登場/p56 (73コマ目)
- 第5節 現実態としての神/p59 (76コマ目)
- 第6節 思惟の思惟(υόησις υοήσεως)/p63 (80コマ目)
- 1 解釈の二途/p63 (80コマ目)
- 2 ノーマン,エーラー,クレーマー説検討/p66 (83コマ目)
- 第7節 クレーマー説の周辺/p77 (94コマ目)
- 1 イエーガー/p77 (94コマ目)
- 2 アルニム,ガスリー/p78 (95コマ目)
- 3 クレーマーからの反論/p80 (97コマ目)
- 4 メルラン/p81 (98コマ目)
- 第8節 一神論と多神論-アリストテレスの視圏とギリシア精神史-/p82 (99コマ目)
- 注/p86 (103コマ目)
- 第3章 理性論を巡って-能動的理性の権能-/p98 (115コマ目)
- 第1節 存在論(形而上学)と霊魂論(心理学)の関係/p98 (115コマ目)
- 第2節 霊魂論(心理学)を巡るイェーガー説,ニュイェンス説そしてルフェーブル説/p103 (120コマ目)
- 1 イェーガー説/p103 (120コマ目)
- 2 ニュイェンス説とブロックの反論/p104 (121コマ目)
- 3 ルフェーブル説/p108 (125コマ目)
- 第3節『霊魂論』I,II/p109 (126コマ目)
- 第4節 霊魂の定義について/p114 (131コマ目)
- 第5節『霊魂論』III,4-理性と思惟されるものの関係-/p123 (140コマ目)
- 1 理性と感覚/p123 (140コマ目)
- 2 思惟と思惟対象の同一性と差異性/p126 (143コマ目)
- 3 理性が思惟対象に関わる二つの仕方/p128 (145コマ目)
- 4 理性を巡る二つの問い/p132 (149コマ目)
- 第6節『霊魂論』III,5における能動的理性/p136 (153コマ目)
- 1 理性の二分化/p136 (153コマ目)
- 2 間断なき思惟作用としての能動的理性/p141 (158コマ目)
- 3『霊魂論』III,5,430a25解釈を巡って/p144 (161コマ目)
- 4 神的理性としての能動的理性/p147 (164コマ目)
- 注/p148 (165コマ目)
- 第4章 理性論と動物学的視圏/p159 (176コマ目)
- 第1節 アリストテレスの目的論的自然への確信/p159 (176コマ目)
- 第2節 霊魂論と理性論/p161 (178コマ目)
- 第3節『動物発生論』と理性論/p169 (186コマ目)
- 1 形相,始動因としての雄,質料因としての雌/p169 (186コマ目)
- 2 外から来た理性-『動物発生論』II,3,736b15-20の検討-/p172 (189コマ目)
- 3『動物発生論』II,3,736b35-737a12の検討/p176 (193コマ目)
- 4 脱自然としての外から来た理性(νους 〓υρα〓εν)/p180 (197コマ目)
- 注/p182 (199コマ目)
- 第5章 幸福論-観照と実践-/p188 (205コマ目)
- 第1節「善のイデア」批判/p188 (205コマ目)
- 第2節 イエーガー説反論/p190 (207コマ目)
- 第3節 霊魂論と倫理学の密着した関係/p192 (209コマ目)
- 第4節 イヴァンカとモローの反イェーガー論/p195 (212コマ目)
- 第5節『ニコマコス倫理学』における幸福論/p199 (216コマ目)
- 1 幸福について/p199 (216コマ目)
- 2 活動と卓越性という語/p202 (219コマ目)
- 3 10巻6~8/p206 (223コマ目)
- 第6節 幸福論を巡る諸解釈検討/p210 (227コマ目)
- 1 ケニー説/p210 (227コマ目)
- 2 アクリル説/p211 (228コマ目)
- 3 ハーディ説/p211 (228コマ目)
- 4 ローティ説/p213 (230コマ目)
- 5 ドゥフルニィ説/p215 (232コマ目)
- 6 リッター説/p216 (233コマ目)
- 7 ビエン説及び彼の批判するチュービンゲン学派説/p217 (234コマ目)
- 8 ケニーの新説/p220 (237コマ目)
- 第7節 観照と実践の調和/p222 (239コマ目)
- 注/p226 (243コマ目)
- 第6章(補章)プラトン哲学の体系的把握とチュービンゲン学派/p238 (255コマ目)
- 1 プラトン講義「善」についての伝承/p238 (255コマ目)
- 2 シュライエルマッハー主義/p240 (257コマ目)
- 3 チュービンゲン学派の出立点「書かれたもの」へのプラトンの姿勢/p242 (259コマ目)
- 4 チュービンゲン学派の創設者クレーマー/p245 (262コマ目)
- 5 クレーマーの諸業績/p250 (267コマ目)
- 6 数学と哲学/p252 (269コマ目)
- 7 exoterischとesoterisch/p254 (271コマ目)
- 8 ガイザー/p256 (273コマ目)
- 9 フォン・フリッツとヴラストスのチュービンゲン学派批判/p258 (275コマ目)
- 10 その影響のひろがり/p260 (277コマ目)
- 注/p260 (277コマ目)
- 結語/p265 (282コマ目)
- 参考文献/p276 (293コマ目)