楽師論序説 : 中世後期のヨーロッパにおける職業音楽家の社会的地位
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著者
書誌事項
- タイトル
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楽師論序説 : 中世後期のヨーロッパにおける職業音楽家の社会的地位
- 著者名
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上尾, 信也, 1961-
- 著者別名
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アガリオ, シンヤ
- 学位授与大学
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国際基督教大学
- 取得学位
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博士 (学術)
- 学位授与番号
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甲第29号
- 学位授与年月日
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1994-03-24
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次 (4コマ目)
- はじめに 楽師研究における問題の所在/p1 (9コマ目)
- 1 「楽師」とは何か/p1 (9コマ目)
- 2 研究史と史料/p3 (11コマ目)
- 3 楽師の場と時のメカニズム/p11 (19コマ目)
- 第1章 都市の楽師-13世紀中葉から14世紀における楽師の都市への定住と組織化-/p13 (21コマ目)
- A 12、13世紀の楽師の「場」と「身分」/p13 (21コマ目)
- B 中世都市と楽師-ドイツの事例を中心に/p26 (34コマ目)
- C 楽師の団体/p35 (43コマ目)
- 第2章 楽師の支配体制-14、15世紀における「楽師王」、「楽師伯」と「楽師の学校」-/p46 (54コマ目)
- A 「楽師王」と「楽師伯」-中世後期のドイツにおける楽師の支配構造/p46 (54コマ目)
- B 中世末期フランドルにおける「楽師の学校」-楽師の情報ネットワーク/p63 (71コマ目)
- 第3章 楽師団体の変容と楽師の階層分化-1500年を境としたヴュルテンベルクのふたつの楽師団体-/p78 (86コマ目)
- 1 15世紀のヴュルテンベルクの聖母マリア楽師兄弟団/p78 (86コマ目)
- 2 17、18世紀のヴュルテンベルクの都市楽師組合(ツィンク奏者組合)/p81 (89コマ目)
- 3 両楽師団体の諸特徴と比較/p87 (95コマ目)
- 4 都市の楽師層の変質-16世紀の転回点/p89 (97コマ目)
- 第4章 皇帝マクシミリアン1世のプロセッションと音世界の変容-楽師の中世と音楽家の近代-/p93 (101コマ目)
- 1 中世のプロセッション/p93 (101コマ目)
- 2 皇帝マクシミリアン1世の凱旋行列/p101 (109コマ目)
- 3 ルネサンスのプロセッション/p124 (132コマ目)
- 結語にかえて/p135 (143コマ目)
- a)「楽師の出現」と「楽師身分の誕生」/p135 (143コマ目)
- b)14、15世紀の「楽師システム」/p137 (145コマ目)
- c)1500年前後における「楽師の変容」と「音世界の変容」/p139 (147コマ目)
- 注/p142 (150コマ目)
- 参考文献/p200 (208コマ目)
- 主要関連研究業績/p212 (220コマ目)
- Appendix:楽師の活動に関わる略年表/p213 (221コマ目)