日本近代「家」制度の研究 : 乃木伯爵家問題を通じて

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著者

    • 井戸田, 博史 イドタ, ヒロフミ

書誌事項

タイトル

日本近代「家」制度の研究 : 乃木伯爵家問題を通じて

著者名

井戸田, 博史

著者別名

イドタ, ヒロフミ

学位授与大学

國學院大學

取得学位

博士 (法学)

学位授与番号

乙第117号

学位授与年月日

1994-07-06

注記・抄録

博士論文

目次

  1. はしがき/p1 (3コマ目)
  2. 目次/p5 (5コマ目)
  3. 第一章 乃木伯爵家絶家再興問題の概略/p15 (10コマ目)
  4. 第一節 乃木家問題の経緯/p15 (10コマ目)
  5. 第二節 乃木伯爵家絶家再興問題の要旨/p17 (11コマ目)
  6. 第二章 乃木家・乃木希典および毛利(乃木)元智/p21 (13コマ目)
  7. 第一節 乃木家/p21 (13コマ目)
  8. 第二節 乃木家の本家分家関係-本家争い-/p29 (17コマ目)
  9. 第三節 乃木希典と妻静子/p32 (19コマ目)
  10. 一 乃木希典/p33 (19コマ目)
  11. 二 乃木静子/p35 (20コマ目)
  12. 第四節 毛利(乃木)元智/p36 (21コマ目)
  13. 第五節 次弟正誼と玉木家/p38 (22コマ目)
  14. 第六節 末弟集作と大館家/p40 (23コマ目)
  15. 第三章 乃木希典の養子否定論と絶家思想/p50 (28コマ目)
  16. 第一節 希典の養子否定論と絶家思想-原因-/p50 (28コマ目)
  17. 第二節 希典の養子否定論と絶家思想-変遷-/p54 (30コマ目)
  18. 第三節 希典の養子否定論と絶家思想-その背景にあるもの-/p61 (33コマ目)
  19. 一 希典のとった養子論-他姓養子否定論-/p61 (33コマ目)
  20. 二 希典のすてた養子論-他姓養子肯定論-/p63 (34コマ目)
  21. 三 他姓養子否定論と肯定論/p65 (35コマ目)
  22. 第四節 希典の養子否定論と絶家思想の意義/p66 (36コマ目)
  23. 一 法的意義/p66 (36コマ目)
  24. 二 血族性か系譜性か/p70 (38コマ目)
  25. 三 家族国家観からの意義/p71 (38コマ目)
  26. 第四章 乃木伯爵家絶家再興の経緯と世論/p75 (40コマ目)
  27. 第一節 乃木家の絶家措置/p75 (40コマ目)
  28. 一 自刃の時刻/p75 (40コマ目)
  29. 二 遺言の執行/p77 (41コマ目)
  30. 第二節 乃木伯爵家再興の経緯/p90 (48コマ目)
  31. 一 乃木伯爵家再興への動き/p90 (48コマ目)
  32. 二 新乃木伯爵家成立後の動き/p101 (53コマ目)
  33. 第三節 乃木伯爵家問題と世論/p104 (55コマ目)
  34. 第五章 乃木伯爵家絶家の法的問題/p114 (60コマ目)
  35. 第一節 絶家の遺言/p114 (60コマ目)
  36. 第二節 絶家の意味とその時期/p117 (61コマ目)
  37. 第三節 単身戸主死亡による絶家/p118 (62コマ目)
  38. 第四節 希典遺言の有効性/p121 (63コマ目)
  39. 第六章 乃木伯爵家「再興」の法的問題/p129 (67コマ目)
  40. 第一節 絶家再興と一家創立/p129 (67コマ目)
  41. 一 絶家再興/p129 (67コマ目)
  42. 二 一家創立/p137 (71コマ目)
  43. 第二節 新乃木伯爵家の成立/p141 (73コマ目)
  44. 一 聖旨・御沙汰書の主旨/p141 (73コマ目)
  45. 二 「再興」の法的方法/p142 (74コマ目)
  46. 三 実際にとられた措置/p146 (76コマ目)
  47. 第三節 新乃木伯爵家の法的性質-法的連続性-/p148 (77コマ目)
  48. 第七章 新乃木伯爵家と氏-「再興」の法的効果(1)-/p156 (81コマ目)
  49. 第一節 一家創立・分家と氏/p157 (81コマ目)
  50. 一 一家創立と氏/p157 (81コマ目)
  51. 二 分家と氏/p160 (83コマ目)
  52. 第二節 乃木家「再興」と氏/p163 (84コマ目)
  53. 一 違法説/p163 (84コマ目)
  54. 二 合法説/p167 (86コマ目)
  55. 三 批判と弁護/p169 (87コマ目)
  56. 四 元智改名案/p176 (91コマ目)
  57. 第八章 乃木伯爵家絶家再興と祖先祭祀-「再興」の法的効果(2)-/p184 (95コマ目)
  58. 第一節 乃木伯爵家絶家と祖先祭祀/p184 (95コマ目)
  59. 第二節 乃木伯爵家「再興」と祖先祭祀/p187 (96コマ目)
  60. 一 経緯/p187 (96コマ目)
  61. 二 法的意義/p190 (98コマ目)
  62. 三 論争/p192 (99コマ目)
  63. 第九章 乃木伯爵家絶家再興問題の歴史的意義/p196 (101コマ目)
  64. 第一節 時代背景/p196 (101コマ目)
  65. 第二節 国家法体制と「家」/p198 (102コマ目)
  66. 第三節 乃木伯爵家問題の歴史的意義-家族国家観を中心として-/p202 (104コマ目)
  67. 第十章 乃木元智伯爵家の廃家/p213 (109コマ目)
  68. 第一節 爵位返上と乃木元智伯爵家の廃家/p214 (110コマ目)
  69. 一 爵位と家名の返上/p214 (110コマ目)
  70. 二 辞爵の原因/p217 (111コマ目)
  71. 三 辞爵の経緯/p219 (112コマ目)
  72. 四 爵位・家名の返上の法的手続/p225 (115コマ目)
  73. 第二節 爵位と家名の返上についての世論/p231 (118コマ目)
  74. 第三節 爵位と家名の返上後の毛利元智/p233 (119コマ目)
  75. 乃木伯爵家絶家再興問題資料編/p241 (123コマ目)
  76. A 乃木希典遺言書/p253 (129コマ目)
  77. B 乃木家・乃木希典・毛利(乃木)元智等/p263 (134コマ目)
  78. C 乃木希典の養子否定論と絶家思想/p313 (159コマ目)
  79. D 乃木伯爵家再興の経緯/p337 (171コマ目)
  80. E 乃木元智伯爵家の廃家/p389 (197コマ目)
  81. F『乃木将軍及同夫人死体検案始末』/p413 (209コマ目)
  82. G『乃木家跡始末』(東京乃木神社所蔵)/p424 (215コマ目)
  83. H『乃木家後始末ニ関スル業務日誌』(玉木正之 栃木県那須野乃木神社所蔵)/p495 (250コマ目)
  84. I『長府毛利家文書』(長府図書館所蔵)/p540 (273コマ目)
  85. 付表/p562 (284コマ目)
  86. 付表1 乃木伯爵家絶家再興編年史/p562 (284コマ目)
  87. 付表2 毛利一族有爵状況(昭和三年七月現在)/p572 (289コマ目)
  88. 付表3 乃木希典家の祭祀財産等の引渡し/p575 (290コマ目)
  89. 著者略歴 (298コマ目)
  90. はしがき/p1 (304コマ目)
  91. 第一章 法的家族像と家族法制-国家政策と法-/p3 (311コマ目)
  92. 一 はじめに/p3 (311コマ目)
  93. 二 明治民法への道/p4 (312コマ目)
  94. 三 明治民法の「家」/p13 (316コマ目)
  95. 四 「家」の動揺と民法典の再編化/p18 (319コマ目)
  96. 五 「家」からの解放/p25 (322コマ目)
  97. 六 結びにかえて/p27 (323コマ目)
  98. 第二章 わが国の苗字法制-明治前期を中心として-/p35 (327コマ目)
  99. 一 はじめに/p35 (327コマ目)
  100. 二 特権としての苗字/p39 (329コマ目)
  101. 三 平民苗字許容令-苗字の自由/p49 (334コマ目)
  102. 四 平民苗字必称令-苗字の強制/p53 (336コマ目)
  103. 五 「創氏」をめぐる若干の事例/p55 (337コマ目)
  104. 六 結びにかえて/p63 (341コマ目)
  105. 第三章 夫婦の氏-明治民法施行前を中心として-/p70 (345コマ目)
  106. 一 はじめに/p70 (345コマ目)
  107. 二 布告法にみる「夫婦別氏」-所生の氏/p74 (347コマ目)
  108. 三 庶民にみる「夫婦同氏」/p77 (348コマ目)
  109. 四 立法にみる「夫婦同氏」/p84 (352コマ目)
  110. 五 結びにかえて/p88 (354コマ目)
  111. 第四章 夫婦別氏論/p96 (358コマ目)
  112. 一 はじめに-問題の背景/p96 (358コマ目)
  113. 二 夫婦同氏制の問題/p98 (359コマ目)
  114. 三 夫婦別氏論の展開と類型/p102 (361コマ目)
  115. 四 実施上の問題/p108 (364コマ目)
  116. 五 結びにかえて/p114 (367コマ目)
  117. 第五章 離婚配偶者の氏の変更-昭和五一年法改正以後の判例動向-/p127 (373コマ目)
  118. 一 はじめに/p127 (373コマ目)
  119. 二 法改正後の審判・決定の傾向/p129 (374コマ目)
  120. 三 離婚配偶者の氏変更許否基準/p134 (377コマ目)
  121. 四 結びにかえて-若干の検討/p143 (381コマ目)
  122. 第六章 戸籍制度とプライバシー/p160 (390コマ目)
  123. 一 はじめに/p160 (390コマ目)
  124. 二 戸籍公開制度の立法過程-明治三一年戸籍法制定前/p162 (391コマ目)
  125. 三 戸籍公開とその制限の法定/p169 (394コマ目)
  126. 四 戸籍公開とプライバシー-戸籍公開制度への批判/p173 (396コマ目)
  127. 五 戸籍公開制度の制限/p175 (397コマ目)
  128. 六 結びにかえて/p177 (398コマ目)
  129. 第七章 祭祀条項の改正と法構造/p183 (401コマ目)
  130. 一 はじめに/p183 (401コマ目)
  131. 二 明治民法における祭祀条項/p184 (402コマ目)
  132. 三 戦後の祭祀条項改正の経緯/p186 (403コマ目)
  133. 四 改正祭祀条項に対する論議/p196 (408コマ目)
  134. 五 祭祀条項の法構造/p201 (410コマ目)
  135. 六 結びにかえて/p207 (413コマ目)
  136. 付章(一) 「国名・旧官名禁止令」-堺県若江郡長田村の場合-/p214 (417コマ目)
  137. 一 はじめに/p214 (417コマ目)
  138. 二 「国名・旧官名禁止令」/p217 (418コマ目)
  139. 三 堺県若江郡長田村の事例/p228 (424コマ目)
  140. 四 結びにかえて/p236 (428コマ目)
  141. 付章(二) 「隣人訴訟」と日本人の法意識/p239 (429コマ目)
  142. 一 はじめに/p239 (429コマ目)
  143. 二 「隣人訴訟」とその反響/p240 (430コマ目)
  144. 三 日本人の法意識-裁判意識/p241 (430コマ目)
  145. 四 「隣人訴訟」と裁判嫌い/p249 (434コマ目)
  146. 人名・事項索引/p1 (441コマ目)
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000115181
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000001114963
  • DOI(NDL)
  • NDL書誌ID
    • 000000279495
  • データ提供元
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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