第二次大戦アメリカ戦時経済論 : 「戦時高蓄積」構造と戦後の「持続的成長」構造・戦後景気循環の変容をめぐって

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著者

    • 河村, 哲二, 1951- カワムラ, テツジ

書誌事項

タイトル

第二次大戦アメリカ戦時経済論 : 「戦時高蓄積」構造と戦後の「持続的成長」構造・戦後景気循環の変容をめぐって

著者名

河村, 哲二, 1951-

著者別名

カワムラ, テツジ

学位授与大学

東京大学

取得学位

博士 (経済学)

学位授与番号

乙第11564号

学位授与年月日

1994-01-26

注記・抄録

博士論文

目次

  1. 【目次】 / p1 (0004.jp2)
  2. 序章 第二次大戦期アメリカ戦時経済論の意義-問題の所在 / p6 (0009.jp2)
  3. はじめに / p6 (0009.jp2)
  4. 第一節 戦後景気循環の変容とは何か / p7 (0010.jp2)
  5. (一)「持続的成長」現象 / p7 (0010.jp2)
  6. (二)「第一次大戦以前」の景気循環の特質 / p9 (0012.jp2)
  7. (三)「戦間期」景気循環の特質 / p11 (0014.jp2)
  8. 第二節 戦後景気循環の変容と第二次大戦の戦時経済 / p12 (0015.jp2)
  9. (一)景気循環の態様と資本蓄積 / p12 (0015.jp2)
  10. (二)現代資本主義の「1930年代確立」論の問題点 / p13 (0016.jp2)
  11. 第三節 本稿の課題と構成 / p16 (0019.jp2)
  12. 第一部 第二次大戦初期アメリカ国防生産体制の展開 / p21 (0024.jp2)
  13. A 国防生産期-前期 / p21 (0024.jp2)
  14. 第一章 第二次大戦の開始とその影響 / p21 (0024.jp2)
  15. 第一節 ヨーロッパ開戦の初期的影響 / p21 (0024.jp2)
  16. (一)開戦前夜の経済状況 / p21 (0024.jp2)
  17. (二)ヨーロッパ開戦の衝撃 / p24 (0027.jp2)
  18. (三)投機の発展 / p28 (0031.jp2)
  19. 第二節 1939年末-40年春の沈滞傾向 / p33 (0036.jp2)
  20. (一)経済の鎮静化 / p33 (0036.jp2)
  21. (二)イギリス・フランスの対米調達活動への制約と為替統制 / p33 (0036.jp2)
  22. (三)イギリス・フランスの対米調達活動 / p36 (0039.jp2)
  23. 第二章 アメリカの国防生産体制の形成 / p46 (0049.jp2)
  24. 第一節 国防生産体制への移行の端緒 / p46 (0049.jp2)
  25. (一)産業動員機関の形成 / p46 (0049.jp2)
  26. (二)初期国防プログラムの策定 / p47 (0050.jp2)
  27. (三)対英援助の展開 / p48 (0051.jp2)
  28. 第二節 国防前期生産体制の形成 / p52 (0055.jp2)
  29. (一)軍需調達活動の本格化と機構形成 / p52 (0055.jp2)
  30. (二)NDACおよび軍需調達機構の整備 / p56 (0059.jp2)
  31. (三)初期優先統制の導入 / p58 (0061.jp2)
  32. 第三節 国防生産能力・供給体制の拡充 / p59 (0062.jp2)
  33. (一)国家主導の生産能力の拡張の開始 / p59 (0062.jp2)
  34. (二)主要金融4方式の登場 / p60 (0063.jp2)
  35. (三)備蓄プログラムと輸出統制 / p67 (0070.jp2)
  36. <小括> / p71 (0074.jp2)
  37. 第三章 国防生産の展開とその諸問題 / p83 (0086.jp2)
  38. 第一節 国防プログラムの拡大・対英援助 / p83 (0086.jp2)
  39. (一)国防プログラムの拡大 / p83 (0086.jp2)
  40. (二)対英援助 / p93 (0096.jp2)
  41. 第二節 初期国防生産の経済的影響 / p96 (0099.jp2)
  42. (一)初期国防プログラムのインパクトの規模と経路 / p96 (0099.jp2)
  43. (二)国防生産活動・建設活動の産業的影響 / p102 (0105.jp2)
  44. 第三節 初期国防生産の諸問題 / p125 (0128.jp2)
  45. (一)必要量-生産能力推計体制の問題 / p126 (0129.jp2)
  46. (二)生産能力の部分的限界と資材不足問題の発生 / p129 (0132.jp2)
  47. (三)初期優先統制体制の問題 / p132 (0135.jp2)
  48. B 国防生産期-後期 / p144 (0147.jp2)
  49. 第四章 国防期後期への移行 / p144 (0147.jp2)
  50. 第一節 国防期後期産業動員機関への展開-0PM / p144 (0147.jp2)
  51. (一)OPMの設置 / p144 (0147.jp2)
  52. (二)優先統制その他の機構的整備 / p146 (0149.jp2)
  53. 第二節 レンド・リース・プログラムの展開-戦時対外援助体制の形成 / p148 (0151.jp2)
  54. (一)イギリスの支払い能力の限界とレンド・リースの開始 / p148 (0151.jp2)
  55. (二)1941年における対英援助の展開 / p153 (0156.jp2)
  56. (三)その他諸国への援助プログラムの展開。 / p157 (0160.jp2)
  57. 第三節 アメリカの国防プログラムの展開 / p159 (0162.jp2)
  58. (一)41年度補正国防支出法 / p159 (0162.jp2)
  59. (二)1942年度国防プログラム / p161 (0164.jp2)
  60. (三)「ヴィクトリー・プログラム」の登場 / p167 (0170.jp2)
  61. 第五章 国防生産体制の限界とその打開の試み / p184 (0187.jp2)
  62. 第一節 国防期後期の国防生産活動 / p184 (0187.jp2)
  63. (一)国防プログラムの規模 / p184 (0187.jp2)
  64. (二)国防契約・発注の増大と全般的な経済拡張の展開 / p185 (0188.jp2)
  65. 第二節 供給体制の限界の顕在化 / p189 (0192.jp2)
  66. (一)不足問題の深刻化 / p189 (0192.jp2)
  67. (二)国家主導の国防生産能力の拡大 / p193 (0196.jp2)
  68. 第三節 初期生産統制体制の限界と全般的配分統制手法の登場 / p204 (0207.jp2)
  69. (一)初期優先統制の限界と生産統制手法の発展 / p204 (0207.jp2)
  70. (二)全般的配分統制手法の登場 / p209 (0212.jp2)
  71. 第六章 準戦時体制への移行-「戦時高蓄積」構造の出現 / p223 (0226.jp2)
  72. 第一節 産業動員機構の発展と準戦時生産体制への移行 / p223 (0226.jp2)
  73. (一)産業動員中心機関の再編 / p223 (0226.jp2)
  74. (二)準戦時生産体制の形成 / p232 (0235.jp2)
  75. (三)国防後期生産体制の準戦時体制としての性格 / p241 (0244.jp2)
  76. 第二節 国防生産体制における労働問題-労働力供給問題と労使関係の安定化の枠組み / p245 (0248.jp2)
  77. (一)国防生産における労働問題の意義 / p245 (0248.jp2)
  78. (二)国防訓練プログラムの展開 / p246 (0249.jp2)
  79. (三)労使関係の安定化の諸措置と戦時労使関係の枠組みの形成 / p249 (0252.jp2)
  80. 第三節 戦時金融枠組みの形成 / p255 (0258.jp2)
  81. (一)国防期の連邦財政と戦時税制に向けた増税措置 / p255 (0258.jp2)
  82. (二)戦時金融に向けた公債管理操作の展開 / p258 (0261.jp2)
  83. 第一部まとめ / p264 (0267.jp2)
  84. 第二部「戦時高蓄積」構造と戦後の「持続的成長」構造-第二次大戦アメリカ戦時経済と戦後景気循環の変容 / p287 (0290.jp2)
  85. A「戦時高蓄積」の基本構造 / p287 (0290.jp2)
  86. 第一章 戦時経済下のアメリカ経済の拡張とその基本枠組み / p287 (0290.jp2)
  87. 第一節 戦時経済拡張の基本的連関と産業動員体制 / p287 (0290.jp2)
  88. (一)戦時の経済拡張の特徴 / p287 (0290.jp2)
  89. (二)産業動員体制の必然性 / p296 (0299.jp2)
  90. 第二節 軍需の規模とその内容 / p297 (0300.jp2)
  91. (一)軍需の規模 / p297 (0300.jp2)
  92. (二)連合国援助(レンド・リース) / p298 (0301.jp2)
  93. 第三節 戦時財政・金融機構の展開 / p302 (0305.jp2)
  94. (一)戦時財政の規模と戦時税制 / p302 (0305.jp2)
  95. (二)政府戦時公債操作と戦時金融機構 / p308 (0311.jp2)
  96. (三)政府戦時金融の効果 / p316 (0319.jp2)
  97. 第二章 戦時生産編成の確立と生産統制-戦時産業動員体制の展開とその特質(1) / p324 (0327.jp2)
  98. 第一節 産業動員体制と戦時生産編成の特質 / p324 (0327.jp2)
  99. (一)産業動員の戦時行政機構 / p324 (0327.jp2)
  100. (二)大企業・巨大企業に依拠した戦時産業体制 / p326 (0329.jp2)
  101. (三)戦時生産と中小企業 / p329 (0332.jp2)
  102. 第二節 国家主導の生産能力・供給体制の創出と拡充 / p330 (0333.jp2)
  103. (一)戦時生産能力の拡張の特徴 / p330 (0333.jp2)
  104. (二)戦時生産施設拡張の金融方式 / p333 (0336.jp2)
  105. (三)戦時生産能力の拡張の規模と意義 / p334 (0337.jp2)
  106. 第三節 戦時生産統制・生産管理とその特質 / p339 (0342.jp2)
  107. (一)初期統制体制とその問題点 / p339 (0342.jp2)
  108. (二)民生諸産業の戦時転換 / p342 (0345.jp2)
  109. (三)全般的配分統制体制の展開 / p345 (0348.jp2)
  110. 第三章 戦時労使関係の展開とその意義-戦時産業動員体制の展開とその特質(2) / p359 (0362.jp2)
  111. 第一節 戦時の労働力供給・配分機構 / p359 (0362.jp2)
  112. (一)大規模な労働者訓練プログラム / p359 (0362.jp2)
  113. (二)戦時の労働力配分機構 / p360 (0363.jp2)
  114. 第二節 戦時労使関係の展開 / p362 (0365.jp2)
  115. (一)戦時労使関係の安定化の枠組み / p364 (0367.jp2)
  116. (二)賃金統制とその意義 / p365 (0368.jp2)
  117. (三)戦時労使関係の展開の意義 / p368 (0371.jp2)
  118. 第四章 価格統制とその意義-戦時産業動員体制の展開とその特質(3) / p374 (0377.jp2)
  119. 第一節 初期価格統制と価格統制機関 / p374 (0377.jp2)
  120. 第二節「全面的」価格統制の展開 / p375 (0378.jp2)
  121. (一)「全面的」価格統制の開始 / p375 (0378.jp2)
  122. (二)価格統制の強化 / p378 (0381.jp2)
  123. 第三節 価格統制の特質と意義 / p379 (0382.jp2)
  124. (一)価格統制の特質 / p379 (0382.jp2)
  125. (二)企業利潤の大幅な増大 / p381 (0384.jp2)
  126. <小括> / p384 (0387.jp2)
  127. B 戦後再転換過程と戦後「持続的成長」の初期諸条件 / p389 (0392.jp2)
  128. 第五章 戦後再転換過程の特質と戦後資本蓄積体制の支柱 / p389 (0392.jp2)
  129. 第一節 戦時経済過程における産業基盤の強化と拡充 / p389 (0392.jp2)
  130. (一)国家主導の工業生産能力の創出と拡充の意義 / p389 (0392.jp2)
  131. (二)生産体制の高度化と産業基盤の拡充 / p390 (0393.jp2)
  132. 第二節 戦後再転換と産業編成の再編-耐久消費財部門と産軍複合体 / p395 (0398.jp2)
  133. (一)産業動員体制の解除 / p395 (0398.jp2)
  134. (二)消費支出の発動と耐久消費財産業の復活 / p396 (0399.jp2)
  135. (三)戦後産業編成の特質 / p399 (0402.jp2)
  136. 第三節 戦後企業体制-大企業・巨大企業体制と戦後労使関係への再編 / p405 (0408.jp2)
  137. (一)大企業・巨大企業の企業力の強化 / p406 (0409.jp2)
  138. (二)戦後再転換過程と戦後労使関係への再編 / p407 (0410.jp2)
  139. (三)戦後企業体制の前提条件 / p411 (0414.jp2)
  140. 第六章 戦後企業体制の資本蓄積の枠組み / p422 (0425.jp2)
  141. 第一節 戦後再転換過程の特質と国家による経済管理の意義 / p422 (0425.jp2)
  142. (一)直接的統制の部分的継続 / p422 (0425.jp2)
  143. (二)再転換期における財政金融政策の展開 / p423 (0426.jp2)
  144. 第二節 政府対外援助体制の継続 / p428 (0431.jp2)
  145. (一)アメリカの戦後政府対外援助体制の意義 / p428 (0431.jp2)
  146. (二)レンド・リースの清算と再転換期の政府対外援助体制の継続 / p430 (0433.jp2)
  147. 小括 / p431 (0434.jp2)
  148. 終章 むすび / p439 (0442.jp2)
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000119744
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000120011
  • DOI(NDL)
  • NDL書誌ID
    • 000000284058
  • データ提供元
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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