行為の因果性 : いわゆる"-によって"関係(by-relation)を主題とした分析哲学的研究 コウイ ノ インガセイ イワユル 〜ニヨッテ カンケイ by-relation オ シュダイ トシタ ブンセキ テツガクテキ ケンキュウ
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Bibliographic Information
- Title
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行為の因果性 : いわゆる"-によって"関係(by-relation)を主題とした分析哲学的研究
- Other Title
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コウイ ノ インガセイ イワユル 〜ニヨッテ カンケイ by-relation オ シュダイ トシタ ブンセキ テツガクテキ ケンキュウ
- Author
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柏端, 達也
- Author(Another name)
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カシワバタ, タツヤ
- University
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大阪大学
- Types of degree
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博士 (人間科学)
- Grant ID
-
甲第5388号
- Degree year
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1995-11-27
Note and Description
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
Table of Contents
- 目次
- 第1章 行為の存在論
- 1.1 出来事としての行為
- 1.2“~によって”関係
- 第2章 出来事という存在者
- 2.1 存在者としての出来事
- 2.2 部分全体論と準出来事的なカテゴリーについて
- 第2章補足 出来事の名や記述をどう表現するかについて
- 第3章 副詞および出来事に関する述語
- 3.1 出来事に関する述語とその他の述語
- 3.2 副詞的修飾語の論理形式と統語論的特徴
- 第4章“主体”,“対象”,および他動性
- 4.1 目的語と“対象”
- 4.2 主語と“主体”
- 4.3 他動的な動詞を含む文の論理形式
- 第4章補足 本質的に与格を伴う動詞と使役を表す動詞の他動性
- 第5章 行為の終点と遡及的な記述
- 5.1 殺害の時間の問題
- 5.2 二つの対案
- 5.3 二つの対案の問題点
- 5.4 他動性の観点を用いた殺害の時間の問題の解決
- 5.5 他動的な動詞を用いた行為の記述一般がもつ遡及的性格
- 第6章 因果的に解釈可能な“~によって”関係
- 6.1 因果的な“~によって”関係を表す文の論理形式
- 6.2「~で」を含む文の論理形式
- 第6章補足 部分的に使われた道具と実際の「道具」
- 第7章 行為の始点と基礎的な記述
- 7.1 いわゆるホーンズビーのパズルとホーンズビー自身によるその解決
- 7.2 行為はしようとすることと同一視できるか
- 7.3 ホーンズビーのパズルの解決
- 7.4 行為の基礎的な記述
- 第8章 非因果的な“~によって”関係の問題
- 8.1 因果的に解釈不可能な“~によって関係”と論理形式
- 8.2 非因果的な“~によって”関係の問題とその展開