日本語敬語表現の史的展開についての研究 : 尊者定位重視の敬語から自己定位重視の敬語へ
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Bibliographic Information
- Title
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日本語敬語表現の史的展開についての研究 : 尊者定位重視の敬語から自己定位重視の敬語へ
- Author
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森山, 由紀子
- Author(Another name)
-
モリヤマ, ユキコ
- University
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奈良女子大学
- Types of degree
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博士 (文学)
- Grant ID
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乙第55号
- Degree year
-
1996-03-07
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- 《目次》 / (0003.jp2)
- 序章 研究史の概観と本稿の視点-敬語表現のしくみの通時的な変遷を把握するために- / p1 (0005.jp2)
- 第I部 上代前期尊敬語から中古尊敬語へ / (0022.jp2)
- 第一章 「申し給ふ」の解釈をめぐって-「公的奏上」とその背景- / p18 (0023.jp2)
- 第二章 「申し給ふ」における「給ふ」の意義-敬語的用法以前の「給ふ」- / p38 (0043.jp2)
- 第三章 古事記における補助動詞「賜」の意義-表記の必然性の検証から- / p49 (0054.jp2)
- 第四章 『万葉集(前半期)』の所謂「尊敬語」について-「-(イ)マス」・「-タマフ」・「-ス」の意味的相違- / p104 (0109.jp2)
- 第五章 『日本書紀』『風土記』の「-タマフ」について / p124 (0129.jp2)
- 第六章 尊敬語「-タマフ」の成立-「方向性」把握における「自己との関係付け」の優位- / p129 (0134.jp2)
- 第七章 「-タマフ」敬語成立の意味すること-「尊者定位重視」の敬語から「自己定位重視」の敬語へ「I」- / p140 (0145.jp2)
- 第II部 現代謙譲語の成立とその周辺 / (0159.jp2)
- 第一章 現代謙譲語の運用条件-現代語における「謙譲」の意味を探る試みとして- / p154 (0160.jp2)
- 第二章 《現代謙譲語》から見た《中古謙譲語》-『落窪物語』を中心に- / p176 (0182.jp2)
- 第三章 「謙譲語」の何が変わったのか-《中古謙譲語》と《現代謙譲語》の意義と機能- / p186 (0192.jp2)
- 第四章 謙譲語の質的変化の過程と丁寧語-「尊者定位重視」の敬語から「自己定位重視」の敬語へ「II」- / p202 (0208.jp2)
- 終章 「尊者定位重視」の敬語から「自己定位重視」の敬語へ / p222 (0229.jp2)
- 《付論》 依頼を表す動詞の用法史試論-「頼む」と「願う」をめぐって- / p232 (0240.jp2)
- テキスト一覧 / p252 (0260.jp2)