フッサール「普遍学」とその倫理的転回

この論文をさがす

著者

    • 森村, 修 モリムラ, オサム

書誌事項

タイトル

フッサール「普遍学」とその倫理的転回

著者名

森村, 修

著者別名

モリムラ, オサム

学位授与大学

東北大学

取得学位

博士 (文学)

学位授与番号

甲第5452号

学位授与年月日

1996-03-26

注記・抄録

博士論文

博士学位論文 (Thesis(doctor))

目次

  1. 目次 / (0004.jp2)
  2. 凡例 / (0003.jp2)
  3. 略語表 / (0003.jp2)
  4. 序章 フッサールにとって哲学とは何であったか / p1 (0007.jp2)
  5. 第1部 フッサールの前期哲学 / p12 (0018.jp2)
  6. 第1章 数学者フッサールの時代 / p13 (0019.jp2)
  7. 第1節 哲学的精神の形成――フッサールの修学時代 / p14 (0020.jp2)
  8. 第2節 背景としての「算術化運動」 / p16 (0022.jp2)
  9. 第3節 問題としての「心理学主義」 / p21 (0027.jp2)
  10. 第2章 ブレンターノの「志向性」論 / p31 (0037.jp2)
  11. 第1節「志向性」概念の起源――ブレンターノの場合 / p34 (0040.jp2)
  12. 第2節 ブレンターノの「心的現象」 / p37 (0043.jp2)
  13. 第3節 ブレンターノの「物的現象」 / p41 (0047.jp2)
  14. 第4節 心的現象の反省性と反射性 / p44 (0050.jp2)
  15. 第5節 ブレンターノ現象論批判 / p48 (0054.jp2)
  16. 第3章 フッサールの「記号」論 / p59 (0065.jp2)
  17. 第1節「数概念」の起源――多・総体・集合的結合について / p61 (0067.jp2)
  18. 第2節 非本来的(記号的)表象と数概念 / p68 (0074.jp2)
  19. 第3節 記号的表象とイデア的スベチエス / p74 (0080.jp2)
  20. 第4節 新たな問題――「虚数的なもの」の存在 / p78 (0084.jp2)
  21. 第4章 フッサールの「多様体」論 / p82 (0088.jp2)
  22. 第1節『算術の哲学』の諸問題 / p83 (0089.jp2)
  23. 第2節 虚数的なものと確定的多様体 / p85 (0091.jp2)
  24. 第3節 多様体論の構想 / p92 (0098.jp2)
  25. 〈補論〉ジャン・カヴァイエスの「科学的認識論」研究――カヴァイエスの「確定的多様体」批判を中心に / p97 (0103.jp2)
  26. 第1節「概念の哲学」について / p97 (0103.jp2)
  27. 第2節 カヴァイエスの「確定的多様体」批判 / p97 (0103.jp2)
  28. 第3節 カヴァイエスの「数学の哲学」 / p100 (0106.jp2)
  29. 第4節 カヴァイエスの科学論とその遺産 / p102 (0108.jp2)
  30. 第5章 フッサールの「意味」論 / p110 (0116.jp2)
  31. 第1節 記号と意味 / p112 (0118.jp2)
  32. 第2節 コミュニケーション的状況における記号と表現 / p116 (0122.jp2)
  33. 第3節〈透明な〉記号と意味 / p120 (0126.jp2)
  34. 第4節『イデーンI』における〈表現〉論 / p123 (0129.jp2)
  35. 第5節 事態と意味 / p128 (0134.jp2)
  36. 第6節 デリダのフッサール批判 / p134 (0140.jp2)
  37. 第2部 フッサールの「知覚の現象学」 / p141 (0147.jp2)
  38. 第1章 感覚と知覚 / p145 (0151.jp2)
  39. 第1節 知覚と感覚内容 / p145 (0151.jp2)
  40. 第2節 フッサール感覚与件説に対する批判 / p152 (0158.jp2)
  41. 第3節 感覚の時間的構成 / p156 (0162.jp2)
  42. 第4節 射映と感覚の問題 / p160 (0166.jp2)
  43. 第2章 知覚と現出 / p166 (0172.jp2)
  44. 第1節 外的知覚の現出と感覚内容 / p166 (0172.jp2)
  45. 第2節 知覚における対象の同一性 / p169 (0175.jp2)
  46. 第3節 対象的意味とノエマ / p174 (0180.jp2)
  47. 第4節 現出の時間的・空間的構造 / p178 (0184.jp2)
  48. 第5節 事物の性質と事物構成 / p183 (0189.jp2)
  49. 第3章 ギネステーゼ(運動感覚)と事物構成 / p188 (0194.jp2)
  50. 第1節 事物周囲(Dingumgebung)と運動的知覚 / p189 (0195.jp2)
  51. 第2節 ギネステーゼ的感覚と感覚内容 / p191 (0197.jp2)
  52. 第3節 事物の理念 / p195 (0201.jp2)
  53. 第4節 事物現出の最適性 / p199 (0205.jp2)
  54. 第5節 事物構成と身体としての主観性 / p200 (0206.jp2)
  55. 第6節 物質的事物としての身体 / p204 (0210.jp2)
  56. 第4章 ギネステーゼ的感覚と身体構成 / p208 (0214.jp2)
  57. 第1節「内的態度」における身体構成と感覚態の問題 / p208 (0214.jp2)
  58. 第2節 視覚的構成と触覚的構成 / p212 (0218.jp2)
  59. 第3節 身体構成におけるアポリアの解消 / p213 (0219.jp2)
  60. 第4節 反省の限界としての「私はある」の事実性 / p217 (0223.jp2)
  61. 第5節 経験的=超越論的二重体としての〈私〉 / p221 (0227.jp2)
  62. 第6節 純粋自我と人格的自我 / p222 (0228.jp2)
  63. 第7節 超越論的自我の《外部》へ / p225 (0231.jp2)
  64. 第5章 フッサールの構成論 / p231 (0237.jp2)
  65. 第1節 意味賦与的構成の諸相 / p232 (0238.jp2)
  66. 第2節 創造的構成の問題圏 / p237 (0243.jp2)
  67. 第3節「構成」の限界と実践の出現 / p239 (0245.jp2)
  68. 第4節『第一哲学』における倫理性の問題 / p241 (0247.jp2)
  69. 第3部 フッサールの「実践哲学」 / p249 (0255.jp2)
  70. 第1章 形式倫理学としての純粋倫理学 / p252 (0258.jp2)
  71. 第1節 ブレンターノ倫理学の骨格 / p253 (0259.jp2)
  72. 第2節 フッサールのブレンターノ批判 / p257 (0263.jp2)
  73. 第3節「形式論理学」あるいは「命題論的論理学」という問題 / p259 (0265.jp2)
  74. 第4節 論理学と倫理学との平行関係 / p266 (0272.jp2)
  75. 第5節 絶対的価値としての洞察的価値づけ作用 / p271 (0277.jp2)
  76. 第6節 フッサール形式倫理学における定言命法 / p275 (0281.jp2)
  77. 第2章 フッサールの「大正時代」 / p283 (0289.jp2)
  78. 第1節 フッサールと第一次世界大戦 / p287 (0293.jp2)
  79. 第2節 フッサールの「転向」 / p290 (0296.jp2)
  80. 第3節「現象学」の実践的性格 / p294 (0300.jp2)
  81. 第4節 生きられる「現象学的還元」 / p297 (0303.jp2)
  82. 第5節「ヨーロッパ精神の危機」と現象学 / p301 (0307.jp2)
  83. 第6節 倫理的革新の問題 / p305 (0311.jp2)
  84. 第3章 フッサールの質料倫理学 / p312 (0318.jp2)
  85. 第1節 形式倫理学と質料倫理学 / p312 (0318.jp2)
  86. 第2節「質料的アプリオリ」を巡る問題 / p314 (0320.jp2)
  87. 第3節 形式的存在論から質料的存在論へ / p316 (0322.jp2)
  88. 第4節 質料的価値論と「愛」 / p318 (0324.jp2)
  89. 第5節 質料実践論からみた『改造』論文 / p322 (0328.jp2)
  90. 第6節 フッサールの「国家論」 / p326 (0332.jp2)
  91. 終章 フッサールの「ヨーロッパ」とその《外部》 / p331 (0337.jp2)
  92. 第1節 フッサールの理性主義 / p332 (0338.jp2)
  93. 第2節 フッサールの「ヨーロッパ」 / p334 (0340.jp2)
  94. 第3節《回転ドア》としての合理性 / p338 (0344.jp2)
  95. 第4節 フッサールの《外部》としての日本 / p341 (0347.jp2)
39アクセス

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000134702
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000973792
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000000299016
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
ページトップへ