明治の機械工業
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著者
書誌事項
- タイトル
-
明治の機械工業
- 著者名
-
鈴木, 淳, 1962-
- 著者別名
-
スズキ, ジュン
- 学位授与大学
-
東京大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
甲第10876号
- 学位授与年月日
-
1995-03-06
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次/p1 (3コマ目)
- 序章 本稿の意義と課題/p1 (7コマ目)
- 1 本稿の対象/p1 (7コマ目)
- 2 現在までの機械工業研究/p2 (8コマ目)
- 3 本稿の方法/p6 (10コマ目)
- 第一編 機械工業の誕生/p9 (12コマ目)
- 第一章 鉄砲鍛冶から機械工へ/p12 (14コマ目)
- 1 幕末軍事工業の職工/p12 (14コマ目)
- 2 幕末期の洋式銃/p14 (15コマ目)
- 3 洋式銃生産の展開と小銃製造所の設立/p16 (16コマ目)
- 4 小銃製造所の活動/p19 (18コマ目)
- 5 鉄砲鍛冶の移動/p25 (21コマ目)
- 6 鉄砲鍛冶の熟練修得/p28 (23コマ目)
- 7 明治初年の鉄砲鍛冶/p31 (24コマ目)
- 8 機械工場と大砲製造所/p35 (27コマ目)
- 9 幕末軍事工業の特徴と意義/p38 (29コマ目)
- 第二章 造船業の生成と外国人の役割/p42 (31コマ目)
- 1 幕末～明治初年の外国人経営/p42 (31コマ目)
- 2 船架と船渠/p45 (34コマ目)
- 3 横浜の外国人経営と日本人職工/p48 (35コマ目)
- 4 官営造船所の外国人/p52 (37コマ目)
- 5 阪神地方の小汽船海運と外国人経営/p54 (38コマ目)
- 6 E･C･キルビーと神戸鉄工所/p56 (40コマ目)
- 7 E･H･ハンターと大阪鉄工所/p61 (42コマ目)
- 8 三菱製鉄所と長崎造船所/p65 (45コマ目)
- 9 横浜の外国人経営/p68 (46コマ目)
- 10 造船業の生成と外国人/p72 (49コマ目)
- 第三章 工部省の機械工業とその継承/p75 (50コマ目)
- 1 工部省の機械工場/p75 (50コマ目)
- 2 炭砿用機械の意味/p76 (51コマ目)
- 3 工部省の炭砿用機械/p79 (52コマ目)
- 4 工部省官行の停止と機械類供給の変化/p81 (53コマ目)
- 5 長崎造船所の取得と三菱の機械類生産/p83 (55コマ目)
- 6 相互補完的市場形態の破綻と継承/p85 (56コマ目)
- 小括/p88 (57コマ目)
- 第二編 産業革命を支えた機械工業/p91 (59コマ目)
- 第四章 移植産業関連機械工業の展開/p94 (61コマ目)
- 1 三井三池製作所の発展/p94 (61コマ目)
- 2 画期的機械の模造と限界/p96 (62コマ目)
- 3 需要の拡大と新企業の設立/p99 (64コマ目)
- 4 日清戦後期の到達点と限界/p101 (65コマ目)
- 第五章 筑豊炭田における炭砿用機械/p103 (66コマ目)
- 1 民間炭砿での機械利用/p103 (66コマ目)
- 2 筑豊炭田における汽力機械の実用化と生産/p105 (67コマ目)
- 3 初期の機械類の品質とその供給者/p107 (68コマ目)
- 4 良質な機械と兵庫の鉄工所/p109 (69コマ目)
- 5 筑豊における機械工業/p113 (73コマ目)
- 6 地域内の機械工場/p117 (75コマ目)
- 7 地域外の機械供給者/p120 (77コマ目)
- 8 民営中小炭砿向け機械の供給/p122 (79コマ目)
- 第六章 器械製糸用汽罐の製造/p124 (80コマ目)
- 1 製糸業と汽罐/p124 (80コマ目)
- 2 煮繭用汽罐の導入/p125 (81コマ目)
- 3 汽罐利用の開始と在来技術/p128 (83コマ目)
- 4 在来技術に依拠した汽罐の限界と洋式汽罐の移入/p132 (86コマ目)
- 5 薄鉄板製汽罐の開発/p135 (88コマ目)
- 6 汽罐の発達と新たな生産者の参入/p139 (91コマ目)
- 7 煮繭用汽罐の安全性と｢学理｣/p143 (95コマ目)
- 8 煮繭専用汽罐の意義/p147 (97コマ目)
- 小括/p150 (99コマ目)
- 第三編 日露戦後の機械工業/p153 (101コマ目)
- 第七章 内燃機関製造業の展開/p157 (103コマ目)
- 1 内燃機関の性格/p157 (103コマ目)
- 2 内燃機関の普及/p159 (105コマ目)
- 3 内燃機関の国産化率/p163 (108コマ目)
- 4 日清戦後期の内燃機関国産化/p165 (109コマ目)
- 5 日露戦後の軍需生産減少と内燃機関生産の拡大/p167 (110コマ目)
- 6 技術の伝達と生産の地域的展開/p170 (113コマ目)
- 7 製品の高度化と技術者への依存/p173 (116コマ目)
- 8 技術者を擁する工場と小鉄工所/p177 (118コマ目)
- 9 内燃機関製造の担い手/p180 (120コマ目)
- 第八章 造船業における貨物船国産化/p182 (121コマ目)
- 1 日露戦後の造船業と貨物船輸入の衝撃/p182 (121コマ目)
- 2 貨客船と貨物船/p183 (122コマ目)
- 3 新造船需要と中古船需要/p185 (123コマ目)
- 4 日露戦後期の新造貨物船需要/p189 (126コマ目)
- 5 新造貨物船輸入問題と国産化/p193 (128コマ目)
- 6 貨物船国産化の過程/p197 (131コマ目)
- 7 造船業の到達点/p207 (137コマ目)
- 第九章 地方機械工業としての力織機製造/p208 (138コマ目)
- 1 絹織物用力織機の導入と国産化/p208 (138コマ目)
- 2 羽二重用力織機の開発/p211 (139コマ目)
- 3 津田式･高柳式力織機の開発/p214 (141コマ目)
- 4 軽目用力織機の開発/p217 (143コマ目)
- 5 羽二重用力織機の普及/p221 (145コマ目)
- 6 軽目用力織機の生産/p222 (146コマ目)
- 7 津田式力織機の生産/p227 (150コマ目)
- 8 高柳式･西野式力織機の生産と全鉄製力織機/p231 (152コマ目)
- 9 石川県における力織機生産の展開/p235 (154コマ目)
- 10 福井県における展開/p239 (157コマ目)
- 11 綿用力織機生産の地方機械工業的展開/p242 (159コマ目)
- 12 力織機製造と地方機械工業/p250 (164コマ目)
- 第十章 炭砿用機械工業の変容/p253 (166コマ目)
- 1 炭砿での機械利用と電化の進展/p253 (166コマ目)
- 2 電気と鋼の時代へ/p255 (168コマ目)
- 3 中小独立工場の停滞と発展/p258 (170コマ目)
- 4 炭砿付属工場の変容/p260 (172コマ目)
- 5 新興業者の登場/p264 (174コマ目)
- 6 地方機械工業の再編と相互補完的市場形態/p267 (176コマ目)
- 第十一章 折衷技術から互換性生産ヘ-豊田式織機の製造-/p269 (177コマ目)
- 1 豊田式力織機の登場/p269 (177コマ目)
- 2 三井物産と井桁商会設立/p270 (177コマ目)
- 3 日本車輛による力織機製造/p273 (179コマ目)
- 4 豊田式力織機の利用/p276 (180コマ目)
- 5 自動織機開発と実用化失敗/p278 (181コマ目)
- 6 輸出織物用織機の製造と豊田式織機株式会社設立/p281 (183コマ目)
- 7 互換性生産の導入/p284 (184コマ目)
- 8 互換性生産の成果と担い手/p287 (186コマ目)
- 9 互換性生産方式の波及とその意味/p292 (189コマ目)
- 10 力織機製造における互換性生産の達成/p294 (190コマ目)
- 小括/p296 (191コマ目)
- 終章 明治期の機械工業/p300 (194コマ目)