社会文化的活動理論による教科教授過程の構成に関する研究 : 教授-学習の実現過程への社会文化的アプローチ シャカイブンカテキカツドウリロンニヨルキョウカキョウジュカテイノコウセイニカンスルケンキュウ:キョウジュガクシュウノジツゲンカテイエノシャカイブンカテキアプローチ

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著者

    • 山住, 勝広 ヤマズミ, カツヒロ

書誌事項

タイトル

社会文化的活動理論による教科教授過程の構成に関する研究 : 教授-学習の実現過程への社会文化的アプローチ

タイトル別名

シャカイブンカテキカツドウリロンニヨルキョウカキョウジュカテイノコウセイニカンスルケンキュウ:キョウジュガクシュウノジツゲンカテイエノシャカイブンカテキアプローチ

著者名

山住, 勝広

著者別名

ヤマズミ, カツヒロ

学位授与大学

神戸大学

取得学位

博士 (学術)

学位授与番号

乙第1996号

学位授与年月日

1996-02-28

注記・抄録

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

目次

  1. 目次
  2. 序章
  3. 第1節 研究の問題と目的
  4. 第2節 研究の方法論と方法
  5. 第3節 各章の概要
  6. 第1部 教科教授研究の社会文化的パースペクティヴ
  7. 第1章 人間活動の社会文化的研究の基礎
  8. 第1節 社会的実践と学際的活動理論
  9. 第2節 活動理論と教科教授
  10. 第3節 活動とコミュニケーションをめぐる論争
  11. 1.活動の一般的構造に関するレオンチェフの理論
  12. 2.ロモフによるコミュニケーション原理の提起
  13. 3.活動の発生的・記号的構造に関するラジホフスキーの見解
  14. 4.教育理論と教授理論への貢献
  15. 第4節 活動理論と人間発達の文化・歴史的理論
  16. 1.ヴィゴツキーの文化・歴史的理論
  17. 2.考えることと話すことをめぐって:文化・歴史的理論の核
  18. 3.活動理論から社会文化的活動理論へ
  19. 第5節 文化的に組織された社会的環境における人間発達
  20. 第2章 教科教授研究の社会文化的アプローチ
  21. 第1節 方法論としての社会文化的アプローチ
  22. 1.認知発達の社会文化的説明の基本的枠組み
  23. 2.個人と社会文化的環境の記号論的関係
  24. 3.教科教授における認知発達への社会文化的アプローチ
  25. 第2節 教授-学習における媒介された行為の社会文化的問題
  26. 1.教授-学習と発達の再概念化の問題
  27. 2.発達の「内面化モデル」の理論的諸前提とその批判
  28. 3.媒介手段の使用と創造による学習の統制
  29. 4.「内面化」から「媒介された行為」のモデルへ
  30. 第3節 教科教授の社会文化的セッティング
  31. 第2部 教科の教授-学習過程という意味空間の構成
  32. 第3章 学校教科教授の社会文化的形式
  33. 第1節 文化的実践と学校教科教授
  34. 第2節 教授-学習過程の活動システム
  35. 第3節 教授-学習過程のサイクルと最近接発達領域
  36. 1.教授-学習過程のサイクル・モデル
  37. 2.教授-学習過程の最近接発達領域
  38. 3.共同的活動への媒介された参加
  39. 第4節 教授-学習過程の分析単位と社会的関係
  40. 1.教授-学習過程の「細胞」論
  41. 2.教授過程における新しい活動の模倣
  42. 3.「組織された模倣」と教授-学習過程のサイクル
  43. 4.教授-学習過程における「教えること」と「学ぶこと」の関係
  44. 第4章 教授-学習過程における社会的相互作用とコミュニケーション
  45. 第1節 教授-学習におけるコミュニケーション過程
  46. 第2節 教授-学習過程におけるコミュニケーションの諸機能
  47. 第3節 授業における共同的活動の実現
  48. 第5章 コミュニケーションの組織原理としての対話的能動性
  49. 第1節 バフチンのコミュニケーション論と対話的能動性の原理
  50. 第2節 教授-学習過程におけるコミュニケーションと主体の活動
  51. 第3節 認知活動における主体の対話的・社会的能動性
  52. 1.非対称的関係における他者の言葉の能動的了解過程
  53. 2.モデルとオリジナルの学習における認知的・社会的能動性の形成
  54. 第6章 思考の異種性と教室インタラクション
  55. 第1節 思考の異種性という現象
  56. 第2節 思考の異種性と発生的ヒエラルキー
  57. 第3節 学校教科の教授-学習における思考の異種性
  58. 第4節 教授-学習過程における異種的思考の相互作用と言語ゲーム
  59. 第3部 社会文化的活動理論による教授-学習の実現過程の分析
  60. 第7章 社会科授業における思考課題の対話的解決過程の分析
  61. 第1節 教授-学習過程における知識・諸能力の適用と思考過程のメカニズム
  62. 1.教授-学習過程における知識・諸能力の適用の組織化
  63. 2.課題解決における思考過程のメカニズムとしての「総合を介した分析」
  64. 第2節 対話的コミュニケーションという条件での思考課題の共同解決―小学校第3学年・単元「市民のつくり出すもの」の授業分析
  65. 1.共同的解決への社会的動機づけ
  66. 2.「分析―総合」過程の段階と対話的コミュニケーションの展開
  67. 3.他者からの助言
  68. 第3節 授業における思考活動とコミュニケーションの相互関連
  69. 第8章 社会科授業における異種的思考の組織過程の分析
  70. 第1節 社会科授業における思考の異種性に関する諸概念
  71. 1.授業という集団的生活形式
  72. 2.思考の異種性と認知発達の文化的多元性
  73. 3.授業における複数の声のポリフォニー
  74. 第2節 社会科授業における異種的な思考パースペクティヴの生起と言語使用―小学校第5学年・単元「わたしたちの食生活と水産業」の授業分析
  75. 第3節 社会科授業のセッティングと科学的・理論的思考の特権化
  76. 第4節 対話的な相互交渉による新しい意味の生成
  77. 第9章 社会科授業におけるディスカッションの社会文化的文脈の分析
  78. 第1節 社会科授業における社会問題のディスカッションに関する諸概念
  79. 1.市民行為
  80. 2.社会問題のディスカッション
  81. 3.小学校におけるディスカッション授業
  82. 4.ディスカッション能力の発達と社会記号論的実践
  83. 第2節 環境問題をディスカッションする社会科授業実践の分析
  84. 1.第5学年の授業ディスカッションにおける意味生成過程と社会文化的文脈の分析
  85. 2.第4学年の授業ディスカッションにおける意味生成過程と社会文化的文脈の分析
  86. 第3節 社会記号論的実践の文脈における子どもの創造的変容
  87. 1.授業ディスカッションの社会文化的文脈
  88. 2.媒介的人工物の構築を通した創造的変容
  89. 第10章 歴史の教授-学習における認識課題のシステムと創造的思考の発達
  90. 第1節 問題解決的教授-学習の教科論的研究
  91. 第2節 問題解決的教授における創造的活動と認識課題
  92. 1.教科内容としての創造的活動
  93. 2.教授過程における創造的活動の位置:創造的活動の習得様式
  94. 3.創造的活動と問題解決的教授と認識課題
  95. 第3節 歴史授業における創造的思考の発達と認識課題のシステム
  96. 1.歴史授業における創造的思考の発達
  97. 2.歴史授業における認識課題のシステム
  98. 第4節 歴史授業の実現過程における認知的複数性
  99. 終章
  100. 引用・参考文献
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500002053703
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000002617720
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000000302166
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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