鯨と捕鯨の文化史
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著者
書誌事項
- タイトル
-
鯨と捕鯨の文化史
- 著者名
-
森田, 勝昭, 1951-
- 著者別名
-
モリタ, カツアキ
- 学位授与大学
-
名古屋大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
乙第5054号
- 学位授与年月日
-
1996-07-30
注記・抄録
博士論文
目次
- はじめに―風を捕え、影を捉ふる/p1 (5コマ目)
- 目次/p9 (9コマ目)
- 第一章 鯨の「発見」―近代捕鯨の誕生―/p1 (12コマ目)
- 一 鯨革命の時代/p1 (12コマ目)
- 二 ホエール・ウォッチングとアメリカ/p17 (20コマ目)
- 三 近代捕鯨の誕生/p26 (25コマ目)
- 四 スピッツベルゲン島捕鯨―法律論争と情報戦争/p35 (29コマ目)
- 五 北極圏捕鯨の実際/p40 (32コマ目)
- 第二章 ヤンキー・ホエーラーズ/p51 (37コマ目)
- 一 ヤンキー・ホエーラーズの誕生/p51 (37コマ目)
- 二 拡張の論理(1)―大西洋/p60 (42コマ目)
- 三 拡張の論理(2)―ケープホーンと捕鯨/p68 (46コマ目)
- 四 拡張の論理(3)―オーストラリア/p73 (48コマ目)
- 五 拡張の論理(4)―太平洋/p83 (53コマ目)
- 六 拡張の論理(5)―黄金時代への数量的アプローチ/p93 (58コマ目)
- 七 典型的捕鯨船ジェームズ・ローパー号の場合/p98 (61コマ目)
- 八 レイ・システム―捕鯨船の日常生活/p103 (63コマ目)
- 九 鯨をどう見たか/p112 (68コマ目)
- 第三章 鯨組と鯨/p125 (74コマ目)
- 一 古代日本列島の鯨利用と基本捕鯨/p125 (74コマ目)
- 二 鯨意識の高まりと鯨革命/p134 (79コマ目)
- 三 鯨組の成立/p141 (82コマ目)
- 四 鯨組の組織/p147 (85コマ目)
- 五 有機的共同体としての鯨組/p151 (87コマ目)
- 六 儀式としての捕鯨/p160 (92コマ目)
- 七 母子鯨/p171 (97コマ目)
- 第四章 鯨を書く、鯨を考える/p181 (102コマ目)
- 一 旅行記と鯨/p181 (102コマ目)
- 二 北極圏捕鯨の文書/p185 (104コマ目)
- 三 捕鯨専門書の登場―ロマンティシズムとヒロイズム/p192 (108コマ目)
- 四 科学と共和主義/p195 (109コマ目)
- 五 鯨文書の黄金時代/p200 (112コマ目)
- 六 白鳥の歌/p206 (115コマ目)
- 七 本草学と鯨/p210 (117コマ目)
- 八 鯨専門書の登場/p216 (120コマ目)
- 九 鯨専門書の発展/p228 (126コマ目)
- 一〇 一角の道/p236 (130コマ目)
- 一一 「文化」としての捕鯨―『勇魚取繪詞』の世界/p249 (136コマ目)
- 第五章 鯨よ、あれがウラガの灯だ!―漂流民と捕鯨船―/p259 (141コマ目)
- 一 捕鯨船の影/p259 (141コマ目)
- 二 長者丸漂流物語/p264 (144コマ目)
- 三 「セップ・ゼンロッパ」―救出に当たった船/p267 (145コマ目)
- 四「二十四日朝かと覺申候」―救出の日/p274 (149コマ目)
- 五 「ヲイメンタンヌイベルフル」―出会った捕鯨船/p284 (154コマ目)
- 六「ダーフと申すもの有之候」―捕鯨船の食事/p290 (157コマ目)
- 七「この水目にしみ申候」―捕鯨船の日常生活/p296 (160コマ目)
- 八 漂流民の見た捕鯨作業/p301 (162コマ目)
- 第六章 エビス神の死―近代化と鯨―/p315 (169コマ目)
- 一 鯨組とノルウェー式捕鯨―終焉と始まり/p315 (169コマ目)
- 二 捕鯨近代化への道/p324 (174コマ目)
- 三 漁業資本と鯨組/p329 (176コマ目)
- 四 エビス神の死と朝鮮侵略/p333 (178コマ目)
- 五 南氷洋―最後のフロンティア/p343 (183コマ目)
- 六 軍靴の音と鯨―戦略物資としての鯨油/p349 (186コマ目)
- 七 BWU(シロナガス単位)の登場/p355 (189コマ目)
- 八 捕鯨オリンピック/p360 (192コマ目)
- 第七章 鯨の意味論/p369 (196コマ目)
- 一 鯨の意味論―三つのレヴェル/p369 (196コマ目)
- 二 鯨の産業意味論/p371 (197コマ目)
- 三 科学と感傷/p378 (201コマ目)
- 四 人間中心主義/p384 (204コマ目)
- 五 鯨の観念論的意味論―メディアホエールの誕生/p388 (206コマ目)
- 六 鯨の相対的意味論(1)―カニバリズムと鯨肉食/p396 (210コマ目)
- 七 鯨の相対的意味論(2)―汎人間主義の崩壊と連続/p407 (215コマ目)
- 八 結論にかえて―捕鯨文化と日本論/p413 (218コマ目)
- 図表グラフ一覧 巻末二二/p22 (224コマ目)
- 引用・参照文献 巻末一/p1 (235コマ目)