府兵制の研究
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著者
書誌事項
- タイトル
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府兵制の研究
- 著者名
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気賀沢, 保規, 1943-
- 著者別名
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ケガサワ, ヤスノリ, 1943-
- 学位授与大学
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京都大学
- 取得学位
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博士 (文学)
- 学位授与番号
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乙第9355号
- 学位授与年月日
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1996-11-25
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 論文目録
- 目次
- 序論
- 第一章 前期府兵制研究序説-その成果と論点をめぐって-
- 一 はじめに-隋開皇十年改革の位置づけのために
- 二 浜口重国氏の前期府兵制史理解と関係史料の把握-あわせて岡崎文夫氏の所説紹介
- 三 学説の整理(上)-陳寅恪・谷霽光・岑仲勉の三氏所説
- 四 学説の整理(中)-中国学界の動向
- 五 学説の整理(下)-日本学界の動向
- 六 前期府兵制研究の論点と今後の課題
- 第二章 丁兵制の性格とその展開-西魏大統十三年文書の負担体系の再検討-
- 一 はじめに-丁兵制理解をめぐる問題点
- 二 大統十三年文書の負担体系の概要
- 三 大統十三年文書の負担体系理解とその問題点
- 四 税租体系の再検討
- 五 台資の性格について
- 六 丁兵制の位置づけをめぐって-おわりにかえて
- 第三章 北朝隋の「軍人」について
- 一 はじめに-開皇三年の課役規定をめぐる課題
- 二 開皇三年の課役既定にかんする先行解釈とその問題点
- 三 「軍人」と「軍人」の事例分析と浜口説批判
- 四 「軍人」の本意と軍人の様態
- 五 おわりに-開皇三年の規定の新解釈
- 第四章 隋場帝期の府兵制をめぐる一考察
- 一 はじめに-谷霽光氏の理解への批判
- 二 隋末の乱と府兵関係者
- 三 煬帝期の兵制と軍府
- 四 おわりに
- 第五章 驍果制考-隋煬帝期兵制の一側面-
- 一 はじめに
- 二 制度面からみた驍果制
- 三 驍果制の性格とその意義
- 四 おわりに-あわせて「給使」の位置づけをめぐって
- 第六章 唐代府兵制における府兵の位置-中国中世的兵士の一形態として
- 一 はじめに-中国中世の兵士の理解をめぐって-
- 二 唐府兵制下の府兵理解の現状と課題
- 三 唐府兵の負担問題とその課題
- 四 唐府兵の新たな位置づけについて
- 五 おわりに