ローマ皇帝とその時代 : 元首政期ローマ帝国政治史の研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
ローマ皇帝とその時代 : 元首政期ローマ帝国政治史の研究
- 著者名
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南川, 高志
- 著者別名
-
ミナミカワ, タカシ
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
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乙第9483号
- 学位授与年月日
-
1997-03-24
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文目録 (1コマ目)
- はしがき/p1 (4コマ目)
- 凡例/p7 (7コマ目)
- 序論 ローマ皇帝政治とは何か/p3 (12コマ目)
- 第一部 皇帝政治の進展と社会構造の特質―紀元前一世紀のローマ帝国 (22コマ目)
- 第一章 皇帝政治の進展と政治思潮の様態/p27 (24コマ目)
- 一 皇帝政治と自由/p27 (24コマ目)
- 二 アウグストゥスと自由/p31 (26コマ目)
- 三 恐怖政治の時代の自由/p36 (29コマ目)
- 四 対立する二つの自由/p42 (32コマ目)
- 第二章 皇帝権力の確立と反皇帝行動の本質/p51 (36コマ目)
- 一 哲学者の反皇帝行動/p51 (36コマ目)
- 二 反皇帝行動の性格/p62 (42コマ目)
- 三 反皇帝行動と弾圧の社会的背景/p71 (46コマ目)
- 第三章 ローマ社会の特質と政治支配層の実態/p81 (51コマ目)
- 一 ローマ社会の特質/p83 (52コマ目)
- 二 政治支配層の性格/p95 (58コマ目)
- 三 政治支配層の家族と家系/p109 (65コマ目)
- 第二部 皇帝政治の安定と社会変動の進展―紀元二世紀のローマ帝国― (73コマ目)
- 第一章 五賢帝時代開幕の真相/p127 (74コマ目)
- 一 五賢帝時代の特徴と評価/p127 (74コマ目)
- 二 ネルウァ治世の実態/p132 (77コマ目)
- 三 トラヤヌス政権成立の真相/p138 (80コマ目)
- 第二章 皇帝政治安定の真因/p143 (82コマ目)
- 一「暴君」ドミティアヌスの人と政治/p145 (83コマ目)
- 二「賢帝」ネルウァの人と政治/p160 (91コマ目)
- 三 トラヤヌスの政治と内政の安定/p168 (95コマ目)
- 四 皇帝政治と自由の「融和」/p177 (99コマ目)
- 第三章 皇帝位継承の秘密/p185 (103コマ目)
- 一 憎まれた賢帝ハドリアヌス/p187 (104コマ目)
- 二 セリヌスの秘密/p192 (107コマ目)
- 三 トラヤヌス治世の有力者たち/p199 (110コマ目)
- 四 ハドリアヌス政権の成立/p209 (115コマ目)
- 五 ハドリアヌスに帝位継承策/p226 (124コマ目)
- 第三部 社会構造の変動と皇帝政治の変貌―危機に向かうローマ帝国― (129コマ目)
- 第一章 対外的危機と政治支配層の変容/p241 (131コマ目)
- 一 マルクス・アウレリウス帝とマルコマンニー戦争/p241 (131コマ目)
- 二 ローマの戦争目的/p245 (133コマ目)
- 三 マルコマンニー戦争の対外的意義/p255 (138コマ目)
- 四 戦争の定刻内への影響/p262 (142コマ目)
- 五 政治支配層の変容/p265 (143コマ目)
- 第二章 皇帝政治の「伝統」とその破綻/p279 (150コマ目)
- 一 セプティミウス・セウェルス帝の人と政治/p280 (151コマ目)
- 二 皇帝と元老院の対立/p297 (159コマ目)
- 三 騎士身分登用の意味/p307 (164コマ目)
- 第三章 アリストクラシーとしての皇帝政治の終焉/p319 (170コマ目)
- 一 二三八年のローマ帝国/p319 (170コマ目)
- 二 アレクサンデル・セウェルス帝の統治/p327 (174コマ目)
- 三 二三八年の内乱の意義/p340 (181コマ目)
- 結語 ローマ元首政の本質と専制君主政への道/p351 (186コマ目)
- 註/p361 (191コマ目)
- あとがき/p441 (231コマ目)
- 参考文献目録[略号一覧・史料・研究文献]/p19 (245コマ目)
- 索引[人名索引(古代・研究者)/事項・地名索引]/p3 (253コマ目)