古代参議制の研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
古代参議制の研究
- 著者名
-
乕尾, 達哉
- 著者別名
-
トラオ, タツヤ
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
乙第9485号
- 学位授与年月日
-
1997-03-24
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文目録 / p1 (0001.jp2)
- 目次 / (0005.jp2)
- 緒言 / p1 (0008.jp2)
- 一 本論文の基本視角 / p1 (0008.jp2)
- 二 本論文の方法 / p4 (0010.jp2)
- 三 本論文の構成と意図 / p6 (0011.jp2)
- 第一部 参議制の成立と展開 / (0014.jp2)
- 第一章 八世紀前半における参議の任用について―学説法(Wissenschaftliches Recht)とその可能性― / p11 (0015.jp2)
- 序言 / p11 (0015.jp2)
- 第一節 「歴運記」の史料批判 / p13 (0016.jp2)
- 第二節 続紀編纂過程と参議の任用者数 / p22 (0024.jp2)
- 結語 / p29 (0027.jp2)
- 〈付論〉 『歴運記』(原公卿補任)成立過程についての憶説 / p37 (0031.jp2)
- 第二章 参議制の成立―大夫制と令制四位― / p42 (0034.jp2)
- 序言 / p42 (0034.jp2)
- 第一節 事実関係の確認 / p42 (0034.jp2)
- 第二節 諸説の検討と仮説の提示 / p46 (0036.jp2)
- 第三節 令制四位の検討 / p56 (0041.jp2)
- 第四節 大夫層冠位の継承 / p67 (0048.jp2)
- 第五節 参議制の成立と唐の兼官宰相制度 / p76 (0057.jp2)
- 結語 / p82 (0060.jp2)
- 〈付論〉 冠位十二階と大化以降の冠位―増田美子氏の新説をめぐつて― / p105 (0071.jp2)
- 第三章 初期参議の職掌について / p122 (0081.jp2)
- 序言 / p122 (0081.jp2)
- 第一節 瀧浪「待問参議」論批判 / p122 (0081.jp2)
- 第二説 養老二年の論奏参加 / p128 (0084.jp2)
- 第三節 論奏参加と養老公式令論奏式条 / p134 (0087.jp2)
- 結語 / p142 (0093.jp2)
- 第四章 「参議」号成立考 / p153 (0098.jp2)
- 序言 / p153 (0098.jp2)
- 第一節 史料上における「参議」号使用の様態 / p154 (0099.jp2)
- 第二節 広義の「参議」の存在 / p162 (0108.jp2)
- 第三節 狭義「参議」の成立過程 / p172 (0113.jp2)
- 第四節 参議の正官化と職事官化 / p178 (0117.jp2)
- 結語 / p183 (0119.jp2)
- 第五章 参議宣旨職論小考―参議を宣旨職とする通説を疑う― / p200 (0128.jp2)
- 序言 / p200 (0128.jp2)
- 第一節 元慶六年奏状 / p201 (0128.jp2)
- 第二節 当該文書の解釈 / p203 (0129.jp2)
- 第三節 兼字宣旨 / p206 (0131.jp2)
- 第四節 「令前官」としての参議 / p212 (0134.jp2)
- 結語 / p220 (0139.jp2)
- 第六章 元慶六年七月一日式部省奏状について―参議職事官化の実相― / p228 (0143.jp2)
- 序言 / p228 (0143.jp2)
- 第一節 本奏状の構造 / p229 (0143.jp2)
- 第二節 本奏状の内容(I部) / p230 (0144.jp2)
- 第三節 本奏状の内容(II部) / p233 (0145.jp2)
- a、「本官如故」 / p233 (0145.jp2)
- b、「兼」字注記 / p241 (0149.jp2)
- c、延暦八年官符 / p253 (0157.jp2)
- d、「身帯参議、不預他職」 / p263 (0163.jp2)
- 第四節 本奏状の内容(III部) / p269 (0166.jp2)
- 第五節 参議職事官化の実相 / p273 (0168.jp2)
- 結語 / p278 (0171.jp2)
- 第二部 参議制成立の王権と国家 / (0175.jp2)
- 第七章 律令国家と皇親 / p286 (0176.jp2)
- 序言 / p286 (0176.jp2)
- 第一節 親王の政治的地位 / p289 (0177.jp2)
- 1、親王の非官僚性 / p289 (0177.jp2)
- 2、親王の政治性 / p292 (0179.jp2)
- 第二節 大王子弟の国政参与 / p295 (0180.jp2)
- 第三節 皇子号の成立 / p299 (0182.jp2)
- 第四節 孫王の政治的地位 / p304 (0186.jp2)
- 結語 / p307 (0187.jp2)
- 第八章 贈位の初歩的考察 / p316 (0192.jp2)
- 序言 / p316 (0192.jp2)
- 第一節 書紀・続紀の贈位記事 / p317 (0192.jp2)
- 第二節 薨卒日・葬日と贈位・贈賻 / p320 (0194.jp2)
- 第三節 贈位と天皇 / p323 (0195.jp2)
- 第四章 儀式にみる贈位賜与 / p327 (0197.jp2)
- 第五節 天武と壬申功臣 / p329 (0198.jp2)
- 結語 / p333 (0200.jp2)
- 第九章 知太政官事小考 / p339 (0203.jp2)
- 序言 / p339 (0203.jp2)
- 第一節 皇族太政大臣制との関係 / p340 (0204.jp2)
- 第二節 知太政官事の職能 / p345 (0206.jp2)
- 第三節 知太政官事制の成立 / p350 (0210.jp2)
- 結語 / p357 (0213.jp2)
- 第十章 国史管見二則―書記「二王以上」と続紀「降親王之礼」― / p365 (0218.jp2)
- 一、書紀持統四年七月甲申条 / p365 (0218.jp2)
- 二、続紀天平宝字五年二月丙辰条 / p372 (0222.jp2)
- 結論 / p382 (0227.jp2)