北朝鮮における社会主義体制の成立1945-1961

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著者

    • 徐, 東晩 ソ, ドンマン

書誌事項

タイトル

北朝鮮における社会主義体制の成立1945-1961

著者名

徐, 東晩

著者別名

ソ, ドンマン

学位授与大学

東京大学

取得学位

博士 (学術)

学位授与番号

甲第11492号

学位授与年月日

1995-09-28

注記・抄録

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

目次

  1. 論文内容の要旨
  2. 目次
  3. 序章 課題と方法
  4. 第一節 問題の提起
  5. 第二節 既存の研究と資料
  6. 第三節 構成と方法
  7. 第一章 解放と人民委員会(1945年8月-46年2月)
  8. 第一節 人民委員会と朝鮮共産党北朝鮮分局
  9. 1.分割占領と共産党の南北分立
  10. 2.人民委員会と社会団体の南北分立
  11. 3.分局第3回拡大執行委員会
  12. 4.[補論]朝鮮共産党北朝鮮分局の創設について
  13. 第二節 初期の産業管理体制
  14. 1.人民委員会と工場委員会
  15. 2.労働組合と職業同盟
  16. 第三節 初期の地方人民委員会と農民委員会
  17. 1.人民委員会･農民組合･農民委員会
  18. 2.全国農民組合総連盟
  19. 3.食糧問題
  20. 第四節 小括
  21. 第二章 ｢人民民主主義国家｣の樹立と｢党=国家｣(1946-50年)
  22. 第一節 中央集権化と党の成長
  23. 1.北朝鮮臨時人民委員会の樹立
  24. 2.土地改革と党機構の拡大､整備
  25. 3.北朝鮮民主主義民族統一戦線の結成と北朝鮮労働党の創立
  26. 第二節 政府樹立と｢党=国家｣
  27. 1.北朝鮮人民委員会と人民会議の樹立
  28. 2.北朝鮮労働党第2回大会と朝鮮民主主義人民共和国の樹立
  29. 3.党=国家及び党･政関係の特質
  30. 第三節 人民軍の創設と党･軍関係
  31. 1.朝鮮人民軍と抗日武装闘争の伝統
  32. 2.創軍当時の党･軍関係の特質
  33. 第四節 党と産業部門､労働階級
  34. 1.職業同盟の性格と位置
  35. 2.産業部門における党
  36. 3.経済専門家､技術者､労働者出身の政治的進出
  37. 第五節 ｢唯一管理制｣の実施
  38. 1.工業管理体系の中央集権化過程
  39. 2.唯一管理制と党の行政代行
  40. 3.｢増産競争運動｣と工場管理体系
  41. 第六節 土地改革と党･人民委員会･農民委員会
  42. 1.土地改革の意思決定過程
  43. 2.土地改革の実施過程
  44. 3.北朝鮮労働党の創立と農村統治体制
  45. 4.農業生産体制の変化
  46. 第七節 小括
  47. 第三章 朝鮮戦争と戦時体制(1950-53年)
  48. 第一節 朝鮮戦争と政治勢力関係の変化
  49. 1.軍事指揮体制と先制攻撃の意思決定過程の問題
  50. 2.武力統一の失敗と戦争の中間総括
  51. 3.許哥而の失脚
  52. 第二節 戦争と党･軍関係
  53. 1.党内軍事的比重の増大と諸軍事的構成要素
  54. 2.戦争勃発前後の軍隊内政治組織の変化
  55. 3.人民軍内政治機関及び党団体の設置
  56. 4.金日成の｢巻き返し｣と朴一禹の脱落
  57. 第三節 戦争の政治･軍事的帰結
  58. 1.軍事イデオロギーの推移
  59. 2.金日成の権力基盤の強化
  60. 3.朝鮮戦争の責任問題と朴憲永及び南労派の粛清
  61. 第四節 戦時生産体制と地方統治体制
  62. 1.戦時体制への移行と戦時労働立法
  63. 2.戦時農業生産体制
  64. 3.農業集団化の萌芽
  65. 4.体制の動揺と地方統治体制の改編
  66. 第五節 小括
  67. 第四章 戦後経済復旧建設と社会主義的改造(1953-58年)
  68. 第一節 戦後政治力学関係の変化とソ連系批判
  69. 1.戦後初期政治勢力関係の再編
  70. 2.新しい国内系の台頭
  71. 3.社会主義革命の宣言
  72. 4.｢宗派｣問題の内燃と民族解放運動の解釈をめぐっての葛藤
  73. 5.｢主体｣の提起とソ連系批判
  74. 第二節 個人崇拝批判と｢8月宗派事件｣
  75. 1.個人崇拝批判
  76. 2.第3回党大会
  77. 3.反対派反撃
  78. 4.情勢の変化と党内粛清の開始
  79. 第三節 戦後の党･軍関係
  80. 1.停戦後党･軍関係及び軍内勢カ関係
  81. 2.新しい｢民主基地論｣
  82. 3.戦後経済復旧建設と軍
  83. 4.創原理念の推移
  84. 第四節 戦後経済建設における重工業路線の推移と成長テンポ
  85. 1.戦後復旧3ヶ年計画と重工業重視路線の進退
  86. 2.重工業重視路線の｢巻き返し｣と｢拡大均衡路線｣
  87. 3.経済部門におけるソ連系批判と反対派の反発
  88. 4.第一次5ヶ年計画の遅延と生産に対する現地指導の本格化
  89. 第五節 戦後産業部門における党･職業同盟
  90. 1.戦後の労働問題と工場管理体制
  91. 2.生産に対する党の統制権限の付与
  92. 3.個人商工業の社会主義的改造と｢反貪汚･反浪費闘争｣
  93. 4.党経済部署の変化と党事業における｢行政代行｣の問題
  94. 5.戦後職業同盟の変遷
  95. 第六節 農業集団化の展開と完了
  96. 1.農業集団化の意思決定過程と初期段階
  97. 2.農業集団化の大衆的段階への展開
  98. 3.集団化への党力量の集中投入と党内対立
  99. 4.脱退の動きと集団化の完成への強行
  100. 第七節 農業集団化における重要側面
  101. 1.穀物生産量統計の謎
  102. 2.農業協同組合･党･人民委員会
  103. 第八節 小括
  104. 第五章 ｢国家社会主義｣と党の｢一元的指導｣体制の確立(1958-61年)
  105. 第一節 満州派の権力掌握と党の｢一元的指導｣体制
  106. 1.第1回党代表者会と粛清の総括
  107. 2.党機構の拡大と勢力関係の変化
  108. 3.第4回党大会:｢勝利者の大会｣
  109. 第二節 満州派の党･軍掌握と党･軍の一体化
  110. 1.軍内延安系とソ連系の粛清
  111. 2.党･軍関係の転換と人民軍党委員会の設置
  112. 3.軍事部門における民族主義の強調
  113. 4.満州派の軍掌握と党･軍の一体化
  114. 第三節 社会主義の大高潮から｢自力更生｣､｢国防･経済並進｣
  115. 1.第1次5ヶ年計画と社会主義の大高潮
  116. 2.計画の｢繰り上げ｣達成と経済成長のテンポ問題
  117. 3.｢緩衝期｣の設定
  118. 4. 7ケ年計画と高成長線への復帰
  119. 5.｢自力更生｣と｢国防･経済並進｣路線
  120. 第四節 工業部門における職業同盟及び党事業体制の変化
  121. 1.集団的革新運動から千里馬運動へ
  122. 2.職業同盟の性格変化
  123. 3.工業部門における党優位原則の確立
  124. 4.工場管理における党の一元的統制体制の確立
  125. 第五節 農村党制度の転換
  126. 1.地方土着共産主義者の粛清と革命伝統の確立
  127. 2.青山里方法:党の一元的指導体系
  128. 3.郡協同組合経営委員会と農業指導体系の改編
  129. 第六節 小括
  130. 終章
  131. [付表]
  132. 1.党･人民委員会･社会団体の幹部職歴
  133. 2.歴代党大会の幹部職名
  134. 3.内閣相･副相､その他高位幹部職歴
  135. 4.歴代最高人民会議名簿及び職名
  136. 5.祖国統一民主主義線路名簿
  137. [参考文献]
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500002063201
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000002627228
  • DOI(NDL)
  • NDL書誌ID
    • 000000312222
  • データ提供元
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション

書き出し

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