貸借対照表能力論の展開 : ドイツ会計制度と会計の国際的調和化との関連において
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著者
書誌事項
- タイトル
-
貸借対照表能力論の展開 : ドイツ会計制度と会計の国際的調和化との関連において
- 著者名
-
森, 美智代
- 著者別名
-
モリ, ミチヨ
- 学位授与大学
-
九州大学
- 取得学位
-
博士 (経済学)
- 学位授与番号
-
乙第6571号
- 学位授与年月日
-
1997-12-24
注記・抄録
博士論文
目次
- はしがき/p1 (3コマ目)
- 研究の視角/p1 (5コマ目)
- 目次/p1 (7コマ目)
- 序章 会計制度と貸借対照表論の研究の意義/p1 (12コマ目)
- 第1節 はじめに/p1 (12コマ目)
- 第2節 会計制度と貸借対照表論との関係/p2 (13コマ目)
- 第3節「費用の繰り延べ」(見越し)の歴史的変遷/p4 (14コマ目)
- 第4節 むすびに/p8 (16コマ目)
- 第1部 (17コマ目)
- 貸借対照表論から制度への影響 (17コマ目)
- ―「費用の繰り延べ」(見越し)の生成段階 ― (17コマ目)
- 第1章 貸借対照表論における「経過勘定」の生成/p13 (18コマ目)
- 第1節 はじめに/p13 (18コマ目)
- 第2節「経過勘定」の基本的概念/p13 (18コマ目)
- 第3節 静態論における「経過勘定」/p16 (20コマ目)
- 第4節 動態論における「経過勘定」/p20 (22コマ目)
- 第5節 有機態論における「経過勘定」/p24 (24コマ目)
- 第6節 むすびに/p26 (25コマ目)
- 第2章 制度における計算限定項目の変遷と問題点/p30 (27コマ目)
- 第1節 はじめに/p30 (27コマ目)
- 第2節 計算限定項目の制度への導入期/p31 (27コマ目)
- 第3節 計算限定項目へ法的制限が与えられた時期/p33 (28コマ目)
- 第4節 計算限定項目が制度上拡張された時期/p37 (30コマ目)
- 第5節 むすびに/p40 (32コマ目)
- 第3章 理論と実務における計算限定項目/p43 (33コマ目)
- 第1節 はじめに/p43 (33コマ目)
- 第2節 制度上の計算限定項目の理論的意義/p44 (34コマ目)
- 第3節 実務における計算限定項目の表示形式/p52 (38コマ目)
- 第4節 実務における計算限定項目の計上状況/p53 (38コマ目)
- 第5節 むすびに/p55 (39コマ目)
- 第2部 (43コマ目)
- 制度から貸借対照表論への影響 (43コマ目)
- ―「費用の繰り延べ」(見越し)の拡張と公開の生成段階 ― (43コマ目)
- 第4章 EC指令の国内法化による「賃借対照表補助的計上」の生成/p65 (44コマ目)
- 第1節 はじめに/p65 (44コマ目)
- 第2節 計算限定項目と「貸借対照表補助的計上」/p66 (45コマ目)
- 第3節 EC第4号指令と商法との調整における問題点とその背景/p71 (47コマ目)
- 第4節 「貸借対照表補助的計上」の条文への導入への背景/p84 (54コマ目)
- 第5節 むすびに/p86 (55コマ目)
- 第5章 制度における貸借対照表補助的計上能力/p90 (57コマ目)
- 第1節 はじめに/p90 (57コマ目)
- 第2節 貸借対照表補助的計上の貸借対照表計上能力/p91 (57コマ目)
- 第3節 商法と税法における貸借対照表計上能力の相違/p95 (59コマ目)
- 第4節 貸借対照表補助的計上の法的規制/p100 (62コマ目)
- 第5節 むすびに/p103 (63コマ目)
- 第6章 貸借対照表論から貸借対照表形成論への移行―制度を基礎とした理論的アプローチ(1)/p108 (66コマ目)
- 第1節 はじめに/p108 (66コマ目)
- 第2節 法の計算書類目的の体系化/p109 (66コマ目)
- 第3節 貸借対照表形成論の構築/p113 (68コマ目)
- 第4節 貸借対照表補助的計上の定義/p117 (70コマ目)
- 第5節 むすびに/p118 (71コマ目)
- 第7章 会計政策論―制度を基礎とした理論的アプローチ(2)/p123 (73コマ目)
- 第1節 はじめに/p123 (73コマ目)
- 第2節 会計政策論/p124 (74コマ目)
- 第3節 計上および評価「選択権」による会計政策/p127 (75コマ目)
- 第4節 継続性の原則による会計政策―会計政策規制の限界―/p130 (77コマ目)
- 第5節 むすびに/p131 (77コマ目)
- 第8章 ドイツ企業の会計政策の現状/p135 (79コマ目)
- 第1節 はじめに/p135 (79コマ目)
- 第2節「営業開始準備および拡張費」の会計政策/p135 (79コマ目)
- 第3節「借方繰延税」の会計政策/p137 (80コマ目)
- 第4節 コンツェルン決算書における貸借対照表補助的計上/p146 (85コマ目)
- 第5節 むすびに/p147 (85コマ目)
- 第3部 (86コマ目)
- 資本市場におけるアングロ・アメリカ型の会計基準の影響 (86コマ目)
- ―「費用の繰り延べ」(見越し)の変容と公開の拡充段階― (86コマ目)
- 第9章 資本市場における会計基準の国際的調和化の影響―制度的アプローチ―/p151 (87コマ目)
- 第1節 はじめに/p151 (87コマ目)
- 第2節 一般条項・「選択権」を巡る議論/p152 (88コマ目)
- 第3節 EU委員会・ドイツのIASへの対応の変遷/p154 (89コマ目)
- 第4節 IASCへのドイツの影響力/p162 (93コマ目)
- 第5節 むすびに/p167 (95コマ目)
- 第10章 ドイツ商法の会計規定とIASとの不一致―理論的アプローチ―/p174 (99コマ目)
- 第1節 はじめに/p174 (99コマ目)
- 第2節 商法の会計規定とIASの不一致/p175 (99コマ目)
- 第3節 新たな「貸借対照表補助的計上」の主張/p178 (101コマ目)
- 第4節 商法と税法における貸借対照表補助的計上/p180 (102コマ目)
- 第5節 むすびに/p182 (103コマ目)
- 第11章 ドイツ企業のIAS適用の現状と問題点―実務分析―/p186 (105コマ目)
- 第1節 はじめに/p186 (105コマ目)
- 第2節 ドイツ企業のIAS適用の現状/p187 (105コマ目)
- 第3節 ドイツ企業のコンツェルン決算書の現状分析/p197 (110コマ目)
- 第4節 むすびに/p214 (119コマ目)
- 第12章 コンツェルン決算書における国際的調和化の問題点/p219 (121コマ目)
- 第1節 はじめに/p219 (121コマ目)
- 第2節 コンツェルン決算書の問題点―商法とUS-GAAP/IASの相違/p220 (122コマ目)
- 第3節 中間持株会社の部分コンツェルン決算書/p221 (122コマ目)
- 第4節 中間持株会社の免責規定/p239 (131コマ目)
- 第5節 むすびに/p241 (132コマ目)
- 結章「費用の繰り延べ」(見越し)による会計上の変革/p245 (134コマ目)
- 第1節 はじめに/p245 (134コマ目)
- 第2節 第1段階:「費用の繰り延べ」(見越し)/p246 (135コマ目)
- ―動的貸借対照表論の影響―/p246 (135コマ目)
- 第3節 第2段階:「費用の繰り延べ」(見越し)/p247 (135コマ目)
- ―アングロ・サクソン型の会計基準の影響―/p247 (135コマ目)
- 第4節 第3段階:「費用の繰り延べ」(見越し)/p248 (136コマ目)
- ―アングロ・アメリカ型の会計基準の影響―/p248 (136コマ目)
- 第5節 むすびに/p249 (136コマ目)
- 和文参考文献および論文/p251 (137コマ目)
- 欧文参考文献および論文/p254 (139コマ目)
- 本書の基礎となった論文/p270 (147コマ目)
- 事項索引/p273 (148コマ目)
- 人名索引/p277 (150コマ目)