過失相殺の法理
この論文にアクセスする
この論文をさがす
著者
書誌事項
- タイトル
-
過失相殺の法理
- 著者名
-
窪田, 充見, 1960-
- 著者別名
-
クボタ, アツミ
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
博士 (法学)
- 学位授与番号
-
乙第9968号
- 学位授与年月日
-
1998-11-24
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文目録 (1コマ目)
- はしがき/p3 (5コマ目)
- 目次/p7 (7コマ目)
- 凡例/p6 (7コマ目)
- 第一部 損害賠償法における因果関係の競合と減責/p1 (10コマ目)
- 第一章 被害者の素因と寄与度概念の検討/p3 (11コマ目)
- 第一節 問題の所在/p3 (11コマ目)
- 第二節 比較法にみる被害者の素因の取扱い/p8 (14コマ目)
- 一 ドイツ/p8 (14コマ目)
- 二 英米/p30 (25コマ目)
- 第三節 我が国の「素因斟酌説」の検討/p47 (33コマ目)
- 一 「素因斟酌説」の概念/p47 (33コマ目)
- 二 「素因斟酌説」の倹討/p51 (35コマ目)
- 三 検討のまとめ/p70 (45コマ目)
- 第四節 被害者の素因の取扱いについての個別的問題/p78 (49コマ目)
- 一 加害者のリスク負担の要件としての加害行為/p79 (49コマ目)
- 二 被害者の素因と過失相殺/p82 (51コマ目)
- 三 証明上の問題と素因の種類/p84 (52コマ目)
- 第二章 自然力と工作物(営造物)の瑕疵との競合/p87 (53コマ目)
- 第一節 問題の所在/p87 (53コマ目)
- 第二節 責任の有無の判断のレベルにおける自然力の競合の評価/p89 (54コマ目)
- 一 自然力の理論的位置づけ/p89 (54コマ目)
- 二 判例の整理・検討/p94 (57コマ目)
- 三 損害賠償額の決定のレベルにおける自然力の競合の評価/p96 (58コマ目)
- 第三節 割合的損害分配論の検討/p107 (63コマ目)
- 一 割合的因果関係論の問題点/p109 (64コマ目)
- 二 考察/p122 (71コマ目)
- 第四節 法的評価に基づく減責問題における不可抗力の位置づけ/p126 (73コマ目)
- 第二部 過失相殺の法理/p129 (74コマ目)
- 第一章 過失相殺の制度分析―過失相殺の法理―/p130 (75コマ目)
- 第一節 問題の所在と本章の構成/p130 (75コマ目)
- 一 問題の所在/p130 (75コマ目)
- 二 本章の構成/p139 (79コマ目)
- 第二節 過失相殺制度の歴史的概観/p140 (80コマ目)
- 一 四一八条と七二二条二項の成立前夜の状況/p142 (81コマ目)
- 二 民法四一八条及び七二二条二項の成立(法典調査会)/p146 (83コマ目)
- 三 考察/p152 (86コマ目)
- 第三節 過失相殺の法理についての議論状況と分析/p156 (88コマ目)
- 一 過失相殺に関する学説と判例の流れ/p156 (88コマ目)
- 二 従来の議論状況の検討―被害者の損害負担を基礎づける論理/p168 (94コマ目)
- 三 考察/p192 (106コマ目)
- 第四節 過失相殺における被害者の過失の要件と効果/p200 (110コマ目)
- 一 被害者の過失の要件/p200 (110コマ目)
- 二 過失相殺の効果/p215 (117コマ目)
- 第二章 加害者の帰責原因と過失相殺―裁判例を手がかりとする過失相殺に関する個別的なルールの折出/p242 (131コマ目)
- 第一節 故意責任と過失相殺/p245 (132コマ目)
- 一 故意の暴力行為と過失相殺/p246 (133コマ目)
- 二 故意の取引行為的不法行為(詐欺的取引)と過失相殺/p253 (136コマ目)
- 三 考察/p260 (140コマ目)
- 第二節 過失相殺制度を支える観点―過失相殺排除のルール/p261 (140コマ目)
- 第三章 過失相殺の拡張と限界―非典型的過失相殺の分析/p265 (142コマ目)
- 第一節 非典型的過失相殺/p265 (142コマ目)
- 一 裁判例の分析/p265 (142コマ目)
- 二 非典型的な過失相殺の理論的位置づけ/p273 (146コマ目)
- 第二節 過失相殺の類推・拡張/p274 (147コマ目)
- 一 個別的検討/p274 (147コマ目)
- 二 考察/p280 (150コマ目)
- 事項索引/p1 (154コマ目)