ハンス・レンク(Hans Lenk)のスポーツ哲学に関する研究

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著者

    • 関根, 正美 セキネ, マサミ

書誌事項

タイトル

ハンス・レンク(Hans Lenk)のスポーツ哲学に関する研究

著者名

関根, 正美

著者別名

セキネ, マサミ

学位授与大学

筑波大学

取得学位

博士(体育科学)

学位授与番号

乙第1231号

学位授与年月日

1996-11-30

注記・抄録

博士論文

1996

【要旨】

目次

  1. ―目次― (3コマ目)
  2. 序論/p1 (9コマ目)
  3. 1.研究の動機と目的/p1 (9コマ目)
  4. 2.筆者の立場/p2 (10コマ目)
  5. 3.先行研究の検討と研究課題/p3 (11コマ目)
  6. 4.研究の方法と限界/p8 (16コマ目)
  7. 5.レンクの略歴/p11 (19コマ目)
  8. 6.ドイツにおける哲学の流れとレンクの位置/p11 (19コマ目)
  9. 7.ドイツにおけるスポーツ哲学の趨勢/p13 (21コマ目)
  10. 序論 註/p16 (24コマ目)
  11. 第一章 H.レンクのスポーツ哲学における主要概念への道程/p19 (27コマ目)
  12. 第一節 主要概念探求のための予備的考察/p19 (27コマ目)
  13. 1.達成概念の哲学的基盤/p19 (27コマ目)
  14. 2.体育学およびスポーツ科学における達成概念の位置/p23 (31コマ目)
  15. 第二節 達成概念をめぐる議論/p26 (34コマ目)
  16. 1.達成概念の問題性/p26 (34コマ目)
  17. 2.スポーツ批判に対するレンクの反論/p30 (38コマ目)
  18. 3.技術主義の時代/p33 (41コマ目)
  19. 4.技術と技術主義社会―技術主義社会における生の一元化/p36 (44コマ目)
  20. 第三節 レンクの人間観/p39 (47コマ目)
  21. 1.カール・アダム(Karl Adam:1912~1976)との出会い/p39 (47コマ目)
  22. 2.ホモ・ペルフォルマートル(Homo performator)/p41 (49コマ目)
  23. 3.生(Leben)/p43 (51コマ目)
  24. 4.ホモ・ペルフォルマートルの意味/p45 (53コマ目)
  25. 5.ホモ・ペルフォルマートルと身体/p46 (54コマ目)
  26. 第四節 レンクのスポーツ哲学における主要概念―「独創的達成(Eigenleistung)」の概念―/p49 (57コマ目)
  27. 1.スポーツ哲学における達成概念―アダムとクロッコフ(Christian Grafvon Krockow)の概念/p49 (57コマ目)
  28. 2.レンクのスポーツ哲学における達成慨念/p51 (59コマ目)
  29. 3.独創的達成(Eigenleistung)/p52 (60コマ目)
  30. 4.達成から独創的達成へ/p53 (61コマ目)
  31. 5.独創達成とスポーツ/p55 (63コマ目)
  32. 第五節 スポーツにおける哲学的諸問題の提起/p59 (67コマ目)
  33. 1.個人主義的哲学と社会哲学の統合から競技者の問題へ/p59 (67コマ目)
  34. 2.競技者における独創的達成―スポーツ哲学における実存の問題/p60 (68コマ目)
  35. 3.現代社会におけるスポーツの意義/p61 (69コマ目)
  36. 4.レンクのスポーツ哲学とは何か/p63 (71コマ目)
  37. 第一章:要約/p64 (72コマ目)
  38. 第一章 註/p65 (73コマ目)
  39. 第二章 競技者についての思想/p75 (83コマ目)
  40. 第一節 競技者の存在/p75 (83コマ目)
  41. 1.ポール・ワイズ(Paul Weiss)における競技者の概念/p75 (83コマ目)
  42. 2.滝沢克己における競技者の概念/p77 (85コマ目)
  43. 3.レンクにおける競技者の概念/p79 (87コマ目)
  44. 第二節 競技者における独創的達成/p81 (89コマ目)
  45. 1.パトス/p81 (89コマ目)
  46. 2.スポーツ運動/p84 (92コマ目)
  47. 3.独創的達成(Eigenleistung)/p89 (97コマ目)
  48. 第三節 レンクにおける競技者の思想―競技者から成熟した競技者へ/p92 (100コマ目)
  49. 1.成熟した競技者(der mündige Athlet)/p92 (100コマ目)
  50. 2.民主的トレーニング(das democratische Training)/p96 (104コマ目)
  51. 3.民主的トレーニングと自由放任型(Laissez-faire-Typ)のトレーニング/p99 (107コマ目)
  52. 4.生のシンボルとしての達成(Leistung als Lebenssymbol)/p101 (109コマ目)
  53. 第四節 競技者における理性の形成と競技者擁護の問題/p106 (114コマ目)
  54. 1.競技者における理性の形成/p106 (114コマ目)
  55. 2.現代スポーツの制度における競技者/p108 (116コマ目)
  56. 3.競技者に関する社会哲学/p109 (117コマ目)
  57. 4.競技者擁護の思想/p111 (119コマ目)
  58. 第二章:要約/p113 (121コマ目)
  59. 第二章 註/p114 (122コマ目)
  60. 第三章 スポーツにおける実存の問題と生涯スポーツ論/p120 (128コマ目)
  61. 第一節 レンクのスポーツ哲学における実存の問題/p120 (128コマ目)
  62. 1.スラッシャー(Howard S.Slusher)による実存主義的解釈へのレンクの批判/p120 (128コマ目)
  63. 2.レンクのスポーツ哲学における実存/p123 (131コマ目)
  64. 3.レンクの実存体験―達成と実存/p127 (135コマ目)
  65. 4.スポーツにおける実存から生涯スポーツ論へ/p130 (138コマ目)
  66. 第二節 スポーツにおける多元的生/p133 (141コマ目)
  67. 1.生涯スポーツ論の検討―スポーツ哲学的問題の抽出/p133 (141コマ目)
  68. 2.レンクの問題提起―生涯スポーツの可能性/p138 (146コマ目)
  69. 3.スポーツにおける多元的生のモデル/p142 (150コマ目)
  70. 4.スポーツにおける多元的生/p145 (153コマ目)
  71. 第三節 レンクのスポーツ哲学における独創的達成概念の展開/p147 (155コマ目)
  72. 1.スポーツ体験の実存論的表現としての独創的達成/p147 (155コマ目)
  73. 2.生涯スポーツの原理としての独創的達成/p152 (160コマ目)
  74. 3.生とスポーツ/p157 (165コマ目)
  75. 4.スポーツにおける独創的達成とプラグマティズム的理性/p159 (167コマ目)
  76. 第三章:要約/p162 (170コマ目)
  77. 第三章 註/p163 (171コマ目)
  78. 第四章 スポーツの哲学/p171 (179コマ目)
  79. 第一節 スポーツから哲学ヘ―娯楽を超えて/p171 (179コマ目)
  80. 1.レンクのスポーツ哲学における時代認識/p171 (179コマ目)
  81. 2.スポーツの功罪からスポーツ倫理学へ/p174 (182コマ目)
  82. 3.スポーツによるニヒリズムの克服/p176 (184コマ目)
  83. 4.人間の多元性/p178 (186コマ目)
  84. 第二節 生の肯定―人間存在にとってのスポーツ/p181 (189コマ目)
  85. 1.レンクのスポーツ哲学における意志と主体性の問題/p181 (189コマ目)
  86. 2.自己であることの可能性/p183 (191コマ目)
  87. 3.スポーツにおける人間の生と自由/p185 (193コマ目)
  88. 4.生涯スポーツへの提言/p187 (195コマ目)
  89. 第三節 現代における哲学的人間学のために/p192 (200コマ目)
  90. 1.人間学へのアプローチ/p192 (200コマ目)
  91. 2.「達成する存在」略学的人間学/p196 (204コマ目)
  92. 3.現代において求められる哲学的人間学―レンクの人間学/p200 (208コマ目)
  93. 第四章:要約/p202 (210コマ目)
  94. 第四章 註/p203 (211コマ目)
  95. 結論/p208 (216コマ目)
  96. I.本研究の総括/p208 (216コマ目)
  97. II.本研究の結論および展望/p213 (221コマ目)
  98. 1.レンクのスポーツ哲学は達成の哲学である/p213 (221コマ目)
  99. 2.生の哲学がレンクの多元論的なスポーツ哲学の基調をなしている/p214 (222コマ目)
  100. 3.スポーツ体験の持つ意味と生涯スポーツの重要性―独創的達成に導かれた生の姿―/p214 (222コマ目)
  101. 4.現代における理性復権の試みとしてのプラグマティズム的理性とスポーツ哲学/p215 (223コマ目)
  102. 5.展望―スポーツの哲学的研究と体育における実践の問題/p216 (224コマ目)
  103. 補論I:H.レンクにおける技術哲学の探求/p218 (226コマ目)
  104. 第一節 技術哲学の射程/p218 (226コマ目)
  105. 1.レンクの問題提起/p218 (226コマ目)
  106. 2.体育学における技術論/p219 (227コマ目)
  107. 3.哲学の対象としての技術/p222 (230コマ目)
  108. 4.技術をめぐる諸問題/p227 (235コマ目)
  109. 第二節 技術の二面性/p228 (236コマ目)
  110. 1.技術と科学/p228 (236コマ目)
  111. 2.独自の領域としての技術における考察対象/p230 (238コマ目)
  112. 3.技術の二面性―技術の意義と魔性/p232 (240コマ目)
  113. 第三節 技術と人間存在の根源性/p235 (243コマ目)
  114. 1.技術と人間観/p235 (243コマ目)
  115. 2.プロメテウスの神話/p237 (245コマ目)
  116. 第四節 技術とスポーツの接点/p241 (249コマ目)
  117. 1.技術の神話とスポーツの神話/p241 (249コマ目)
  118. 2.技術哲学からスポーツ哲学へ/p243 (251コマ目)
  119. 註/p244 (252コマ目)
  120. 補論II:現代に対するレンクの時代認識/p250 (258コマ目)
  121. 1.テレクラシーの時代/p250 (258コマ目)
  122. 2.管理され、数量化され、映像化された世界/p251 (259コマ目)
  123. 3.イメージ先行の時代/p254 (262コマ目)
  124. 註/p256 (264コマ目)
  125. 謝辞/p258 (266コマ目)
  126. 参考文献一覧/p259 (267コマ目)
193アクセス

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000169290
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000169562
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000000333604
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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