染色体分配あるいは核分裂の均等性を保障する機構に関する研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
染色体分配あるいは核分裂の均等性を保障する機構に関する研究
- 著者名
-
齋藤, 成昭
- 著者別名
-
サイトウ, シゲアキ
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
博士 (理学)
- 学位授与番号
-
甲第7707号
- 学位授与年月日
-
1999-03-23
注記・抄録
博士論文
要旨pdfファイル:タイトル「染色体分配あるいは核分裂の均等性を保証する機構に関する研究」
本文データは平成22年度国立国会図書館の学位論文(博士)のデジタル化実施により作成された画像ファイルを基にpdf変換したものである
目次
- 論文目録 / (0001.jp2)
- 要旨 / (0004.jp2)
- 目次 / (0005.jp2)
- 序論 / p1 (0009.jp2)
- 本研究の背景と目的 / p1 (0009.jp2)
- 有糸分裂のダイナミクスとその制御 / p3 (0011.jp2)
- 染色体の基本構造としてのクロマチンとその修飾 / p10 (0018.jp2)
- 動原体領域のクロマチン構造 / p10 (0018.jp2)
- 動原体DNA配列と結合タンパク質 / p11 (0019.jp2)
- 分裂酵母の動原体 / p15 (0023.jp2)
- はじめに / p17 (0025.jp2)
- 第一部 結果 / p18 (0026.jp2)
- mis6-302変異体では制限温度で染色体の不均等分配が起こる / p18 (0026.jp2)
- 染色体不均等分配は制限温度に移してから2回目のM期に起こる / p21 (0029.jp2)
- mis6変異体で染色体の不均等分配が起こるためには制限温度でGI/S期を通過することが必要である / p21 (0029.jp2)
- mis6⁺遺伝子の単離 / p22 (0030.jp2)
- Mis6タンパク質は動原体領域に結合する / p26 (0034.jp2)
- C末154アミノ酸を欠失してもMis6は機能する / p30 (0038.jp2)
- 分裂酵母Mis6と哺乳類LRPR1の相同性についての検討 / p34 (0042.jp2)
- Mis6は動原体DNA中央領域に結合している / p41 (0049.jp2)
- 生細胞中でのMis6タンパクの挙動 / p44 (0052.jp2)
- Mis6-302変異型タンパク質は動原体に結合できない / p44 (0052.jp2)
- mis6変異体では動原体中央部のクロマチン構造に異常がある / p47 (0055.jp2)
- mis6変異は中期停止細胞中での動原体の配置に異常を引き起こす / p50 (0058.jp2)
- Mis6タンパク質は細胞内で沈降係数10-15Sの複合体を形成している / p52 (0060.jp2)
- Mis6と結合するタンパク質の探索 / p54 (0062.jp2)
- 分裂酵母mis12変異は染色体不均等分配を引き起こす / p59 (0067.jp2)
- Mis12タンパク質は動原体中央領域に局在する / p63 (0071.jp2)
- mis12変異体では動原体特異的クロマチン構造に異常がある / p63 (0071.jp2)
- Mis12は細胞周期を通じて5-10Sの複合体を形成している / p67 (0075.jp2)
- Mis6、Mis12は免疫共沈しない / p67 (0075.jp2)
- mis122変異体中でもMis6タンパク質は動原体に結合している / p71 (0079.jp2)
- 第一部 考察 / p73 (0081.jp2)
- Mis6、Mis12は独立に機能して動原体クロマチンを形成する / p73 (0081.jp2)
- Mis6、Mis12は動原体領域に結合して特異的クロマチン構造を形成する / p74 (0082.jp2)
- 動原体クロマチンは姉妹動原体をつなぐコネクターなのかもしれない / p75 (0083.jp2)
- Mis6はGl/S期に機能して動原体クロマチンを形成する / p77 (0085.jp2)
- Mis6はリボソームタンパクと結合するかもしれない / p79 (0087.jp2)
- Mis6-GFPはリアルタイムな動原体の挙動を視覚化する / p80 (0088.jp2)
- まとめ / p81 (0089.jp2)
- 第二部 結果 / p82 (0090.jp2)
- lsd1変異株の単離 / p82 (0090.jp2)
- lsd1変異株の表現型 / p82 (0090.jp2)
- 電子顕微鏡による表現型の観察 / p85 (0093.jp2)
- lsd1変異株では染色体は均等に分配されている / p89 (0097.jp2)
- lsd1⁺遺伝子は脂肪酸合成酵素のαサブユニットをコードする / p89 (0097.jp2)
- lsd1⁺遺伝子は生育に必須である / p91 (0099.jp2)
- lsd1変異はパルミチン酸の添加により相補される / p96 (0104.jp2)
- 抗生物質セルレニンによってlsd表現型が誘導される / p96 (0104.jp2)
- 脂肪酸合成の阻害は核分裂期に致死的影響をおよぼす / p96 (0104.jp2)
- 第二部 考察 / p103 (0111.jp2)
- 均等な核分裂を行うためには脂肪酸合成が必須である / p103 (0111.jp2)
- M期に脂肪酸濃度が低下すると致死的な不均等核分裂がおこる / p103 (0111.jp2)
- lsd1変異体では染色体以外の核構造が不均等分配されるらしい / p104 (0112.jp2)
- まとめ / p105 (0113.jp2)
- おわりに / p106 (0114.jp2)
- 材料と方法 / p107 (0115.jp2)
- 参考文献 / p118 (0126.jp2)