ケインズと世界経済
この論文にアクセスする
この論文をさがす
著者
書誌事項
- タイトル
-
ケインズと世界経済
- 著者名
-
岩本, 武和, 1957-
- 著者別名
-
イワモト, タケカズ
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
博士 (経済学)
- 学位授与番号
-
乙第10068号
- 学位授与年月日
-
1999-03-23
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文目録 (1コマ目)
- 目次/p1 (4コマ目)
- 序章 本書の問題意識と構成/p1 (11コマ目)
- I はじめに/p1 (11コマ目)
- II 「テクスト主義」から見たケインズ国際経済論/p2 (12コマ目)
- (i)国内均衡と国際均衡/p2 (12コマ目)
- (ii)古典派国際経済学者としてのケインズ/p3 (13コマ目)
- III 「コンテクスト主義」から見たケインズ国際経済論/p4 (14コマ目)
- (i)ケインズとナショナリズム/p4 (14コマ目)
- (ii)「国家的自給」の思想/p4 (14コマ目)
- (iii)国際収支の調整過程におけるシンメトリー/p7 (17コマ目)
- (iv)ケインズにおける「長期」と「短期」/p9 (19コマ目)
- IV 本書の構成と要約/p10 (20コマ目)
- 第1部 初期ケインズと第一次世界大戦 (25コマ目)
- 第1章 ケインズとインド/p16 (26コマ目)
- はじめに/p16 (26コマ目)
- I 第一次大戦前のインド通貨制度改革/p17 (27コマ目)
- II ケインズとチェンバレン委員会(1)-ケインズの金本位制観-/p21 (31コマ目)
- III ケインズとチェンバレン委員会(2)-インドにおける金為替本位制-/p24 (34コマ目)
- IV ケインズとチェンバレン委員会(3)-ケインズのインド国立銀行案-/p34 (44コマ目)
- V 第一次大戦後のインド通貨制度改革/p42 (52コマ目)
- おわりに/p48 (58コマ目)
- 第2章 ケインズと1914年の金融恐慌/p56 (66コマ目)
- はじめに/p56 (66コマ目)
- I 金融恐慌の展開/p57 (67コマ目)
- II シャスターとケインズ/p60 (70コマ目)
- III シティのインナー・サークルと金準備論争/p63 (73コマ目)
- おわりに/p67 (77コマ目)
- 第3章 ケインズと第一次大戦期のスターリング=ドル外交/p72 (82コマ目)
- はじめに/p72 (82コマ目)
- I 国内戦時金融/p73 (83コマ目)
- II アメリカ参戦前における対外戦時金融/p76 (86コマ目)
- III 1916年末の為替危機/p84 (94コマ目)
- IV アメリカ参戦後の対外戦時金融/p88 (98コマ目)
- V 1917年7月の為替危機/p91 (101コマ目)
- おわりに/p94 (104コマ目)
- 第2部 中期ケインズと両大戦間期の世界経済 (109コマ目)
- 第4章 ケインズと賠償問題/p100 (110コマ目)
- はじめに/p100 (110コマ目)
- I『平和の経済的帰結』をめぐって/p101 (111コマ目)
- II 『条約の改正』をめぐって/p108 (118コマ目)
- III 「ドーズ案」(1924~29年)をめぐって/p109 (119コマ目)
- IV ケインズ=オリーン論争をめぐって/p113 (123コマ目)
- V 「ヤング案」(1929年~32年)と賠償問題の終結/p117 (127コマ目)
- おわりに/p121 (131コマ目)
- 第5章 ケインズと金本位制復帰/p125 (135コマ目)
- はじめに/p125 (135コマ目)
- 1 第一次大戦後のシティの変容/p126 (136コマ目)
- II ケインズのマクミラン委員会での非公開証言/p129 (139コマ目)
- III ケインズと大蔵省見解/p137 (147コマ目)
- おわりに/p142 (152コマ目)
- 第5章 ケインズと保護主義/p145 (155コマ目)
- はじめに/p145 (155コマ目)
- I 自由貿易の擁護/p146 (156コマ目)
- II 保護主義への傾斜(1)/p148 (158コマ目)
- III 保護主義への傾斜(2)/p153 (163コマ目)
- IV 双務主義と多角主義/p161 (171コマ目)
- おわりに/p166 (176コマ目)
- 第3部 後期ケインズと戦後国際経済秩序の形成 (181コマ目)
- 第7章 ケインズとIMF協定(1)/p172 (182コマ目)
- はじめに/p172 (182コマ目)
- I 「ケインズ案」の形成過程/p174 (184コマ目)
- II 「ケインズ案」とナチス/p176 (186コマ目)
- III 多角的決済と資本移動の規制/p180 (190コマ目)
- IV 「ケインズ案」におけるルールと裁量/p184 (194コマ目)
- おわりに/p192 (202コマ目)
- 第8章 ケインズとIMF協定(2)/p197 (207コマ目)
- はじめに/p197 (207コマ目)
- I 「ホワイト案」の概要/p198 (208コマ目)
- II ユニタスの貨幣化/p200 (210コマ目)
- III 「IMF協定第8条」を巡る論争/p206 (216コマ目)
- おわりに/p212 (222コマ目)
- 第9章 ケインズとポンド残高/p216 (226コマ目)
- はじめに/p216 (226コマ目)
- I スターリング地域のポンド残高/p217 (227コマ目)
- II アメリカからの武器貸与/p221 (231コマ目)
- III ホワイト原案におけるポンド残高の処理案/p224 (234コマ目)
- IV ケインズによるポンド残高の処理案/p226 (236コマ目)
- V 英米金融交渉/p231 (241コマ目)
- おわりに/p239 (249コマ目)
- 参考文献/p245 (255コマ目)
- 外国語文献/p245 (255コマ目)
- 邦語文献/p252 (262コマ目)