近世日本における信仰・参詣と地域社会
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Bibliographic Information
- Title
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近世日本における信仰・参詣と地域社会
- Author
-
青柳, 周一
- Author(Another name)
-
アオヤギ, シュウイチ
- University
-
東北大学
- Types of degree
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博士(文学)
- Grant ID
-
甲第6640号
- Degree year
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1999-03-25
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- 目次 (2コマ目)
- 序章/p1 (5コマ目)
- I-「参詣旅行の地域史」の基本的立場と課題/p1 (5コマ目)
- II-問題関心と分析視角①/p3 (7コマ目)
- III-問題関心と分析視角②/p6 (10コマ目)
- 第一編 村社会と参詣者 (21コマ目)
- 第一章 近世における富士山参詣者の数量的変遷と諸特質―須走村御師宿帳の分析から―/p18 (22コマ目)
- はじめに/p18 (22コマ目)
- 第一節 米山家宿帳の概要/p21 (25コマ目)
- 第二節 宿帳中の参詣者来訪記事の分析/p24 (28コマ目)
- 一―江戸/p25 (29コマ目)
- 二―武州/p28 (32コマ目)
- 三―常州/p31 (35コマ目)
- 四―下総/p33 (37コマ目)
- 五―奥州/p34 (38コマ目)
- 六―伊勢/p36 (40コマ目)
- 第三節 御師宿帳の機能と保存目的について/p39 (43コマ目)
- おわりに/p42 (46コマ目)
- 第二章 富士山御師と宿泊業―在地宗教者と村社会―/p51 (55コマ目)
- はじめに/p51 (55コマ目)
- 第一節 宝永期前後の須走村―環境変化の中の村社会/p52 (56コマ目)
- 第二節 延享から寛延期―御師集団と村社会/p57 (61コマ目)
- 第三節 御師・導者宿・「宿屋」―明和~寛政期の須走村の宿泊業/p64 (68コマ目)
- おわりに/p69 (73コマ目)
- 第二編 地域社会と参詣者 (82コマ目)
- 第三章 参詣の道・生計の道―近世小田原藩の領内地域支配と富士山参詣者―/p79 (83コマ目)
- はじめに/p79 (83コマ目)
- 第一節 御厨領内交通政策と地域内利害関係/p80 (84コマ目)
- 第二節 交通拠点としての信仰登山集落―須走村について/p85 (89コマ目)
- 第三節 須走村と古沢村―成長する「間宿」と周辺村々/p88 (92コマ目)
- おわりに/p94 (98コマ目)
- 第四章 登山道と地域社会―近世後期須山口富士登山道復興過程のスケッチ―/p99 (103コマ目)
- はじめに/p99 (103コマ目)
- 第一節 近世須山村の歴史―登山道中断までの諸相/p100 (104コマ目)
- 第二節 明和・安永争論と須山村の村方騒動/p103 (107コマ目)
- 第三節 須山口登山道復興から参詣者誘致へ/p109 (113コマ目)
- おわりに/p116 (120コマ目)
- 第五章 道者・旅籠屋・遊女―近世鶴岡の宿泊業者と都市行政―/p122 (126コマ目)
- はじめに/p122 (126コマ目)
- 第一節 鶴岡市中の道者管理―出判発行ルートと七日町宿泊業者/p123 (127コマ目)
- 第二節 鶴岡市中他所者管理と七日町―「廻りつけ」と「宿仲間」/p128 (132コマ目)
- 第三節「隠遊女屋」から下旅籠屋へ―七日町社会構造の変容/p133 (137コマ目)
- おわりに/p138 (142コマ目)
- 第三編 地域慣習と参詣者 (151コマ目)
- 第六章 近世後期富士山麓における地域社会像―女人登山禁制をめぐって―/p148 (152コマ目)
- はじめに/p148 (152コマ目)
- 第一節 駿州須山村・須走村の女人登山―信仰登山集落間関係と周辺村々/p149 (153コマ目)
- 第二節 女人登山禁制の先例化―組合村・郡中・祭祀/p154 (158コマ目)
- 第三節 信仰登山集落の再生産と外部地域―参詣旅行の変質の中で/p158 (162コマ目)
- おわりに/p162 (166コマ目)
- 第七章 近世在地社会における死骸処理慣行の変容―富士山頂付近の土地管理体制と山名主―/p168 (172コマ目)
- はじめに/p168 (172コマ目)
- 第一節 死骸処理をめぐる衝突―須走村の主張と同村の「懸り場」/p169 (173コマ目)
- 第二節 富士本宮による死骸処理(1)―嶽役所と山名主/p175 (179コマ目)
- 第三節 富士本宮による死骸処理(2)―山頂付近の小屋統制構造/p180 (184コマ目)
- 第四節 死骸処理と境界―山頂付近における社会関係の変化/p185 (189コマ目)
- おわりに―近世社会の中における富士山頂付近の位置/p190 (194コマ目)
- (補論)山名主再考―富士山頂付近における社会関係の維持・調整について―/p199 (203コマ目)
- はじめに/p199 (203コマ目)
- 第一節 明和・安永期以降の山名主と須走村・富士本宮/p199 (203コマ目)
- 第二節 山頂における経営活動の展開―新規事業と山名主の権威化/p203 (207コマ目)
- おわりに/p206 (210コマ目)
- 終章/p212 (216コマ目)
- (1)近世後期における参詣者と宿泊業者/p212 (216コマ目)
- (2)村と町の社会構造の変容について/p215 (219コマ目)
- (3)近世後期の地域社会と参詣者/p218 (222コマ目)
- 表・地図 (239コマ目)
- 《第一章》表1~6―2/p236 (240コマ目)
- 《第二章》表1/p256 (260コマ目)
- 《第三章》地図1・2/p257 (261コマ目)
- 《第五章》表1・2、地図1/p259 (263コマ目)
- 《第七章》図1/p261 (265コマ目)
- 初出一覧/p262 (266コマ目)