中世仏教と鎌倉幕府
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Bibliographic Information
- Title
-
中世仏教と鎌倉幕府
- Author
-
佐々木, 馨, 1946-
- Author(Another name)
-
ササキ, カオル
- University
-
北海道大学
- Types of degree
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博士(文学)
- Grant ID
-
乙第5425号
- Degree year
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1999-03-25
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- 目次 (3コマ目)
- 緒言/p1 (6コマ目)
- 一 仏教における｢自文化｣への道程/p1 (6コマ目)
- 二 鎌倉仏教研究の軌跡/p3 (7コマ目)
- 三｢顕密体制｣論の若干の検討/p7 (9コマ目)
- 四 本書の視角/p13 (12コマ目)
- 五 本書の課題と構成/p14 (13コマ目)
- 第一部 中世仏教の基本構造/p27 (19コマ目)
- 第一章 中世仏教と神祇/p28 (20コマ目)
- 一 はじめに/p28 (20コマ目)
- 二 神国思想の生成/p29 (20コマ目)
- 三 鎌倉初期の神国思想/p32 (22コマ目)
- 四 承久の変と神国思想/p39 (25コマ目)
- 五 蒙古襲来と神国思想/p45 (28コマ目)
- 六 南北朝･室町期の神国思想/p49 (30コマ目)
- 七 おわりに/p56 (34コマ目)
- 第二章 中世仏教の三つの思想空間-｢体制仏教｣｢反体制仏教｣｢超体制仏教｣-/p63 (37コマ目)
- 一 はじめに/p63 (37コマ目)
- 二 古代における｢体制仏教｣と｢超体制仏教｣/p66 (39コマ目)
- 三 中世における二つの｢体制仏教｣/p72 (42コマ目)
- 四 中世における｢反体制仏教｣/p91 (51コマ目)
- 五 中世における｢超体制仏教｣/p103 (57コマ目)
- 六 おわりに/p108 (60コマ目)
- 第三章 中世仏教の構造的展開/p114 (63コマ目)
- 一 はじめに/p114 (63コマ目)
- 二 南北朝時代における｢反体制仏教｣の｢体制｣化/p115 (63コマ目)
- 三 室町時代における｢体制仏教｣と｢反体制仏教｣/p121 (66コマ目)
- 四 戦国時代における｢反体制仏教｣の消失/p130 (71コマ目)
- 五 おわりに/p133 (72コマ目)
- 第二部 鎌倉幕府と中世仏教/p137 (74コマ目)
- 第一章｢禅密主義｣の成立-｢武家的体制仏教｣の基調-/p138 (75コマ目)
- 一 はじめに/p138 (75コマ目)
- 二 鶴岡八幡宮と寺社奉公/p140 (76コマ目)
- 三 幕府と鶴岡八幡宮の政教関係/p150 (81コマ目)
- 四 幕府の宗教史的背景/p160 (86コマ目)
- 五 おわりに/p166 (89コマ目)
- 第二章 鎌辞幕府と日蓮の蝦夷観/p171 (91コマ目)
- 一 はじめに/p171 (91コマ目)
- 二 開幕前夜における蝦夷島の発見と平泉藤原氏/p173 (92コマ目)
- 三 幕府の蝦夷観と津軽安藤氏/p178 (95コマ目)
- 四 日蓮の蝦夷観/p185 (98コマ目)
- 五｢東夷成敗｣と幕末の蝦夷反乱/p196 (104コマ目)
- 六 おわりに/p200 (106コマ目)
- 第三章 中世東国と仏教/p208 (110コマ目)
- 一 はじめに/p208 (110コマ目)
- 二 古代東国と仏教/p210 (111コマ目)
- 三 中世における古代寺院の改宗とその背景/p221 (116コマ目)
- 四 中世的改宗の痕跡/p230 (121コマ目)
- 五 おわりに/p238 (125コマ目)
- 第四章｢禅密主義｣の東国蚕食/p242 (127コマ目)
- 一 はじめに/p242 (127コマ目)
- 二 幕府の宗教政策における三階梯/p243 (127コマ目)
- 三 幕府の北方認識における三階梯と宗教的祭祀権の行使/p254 (133コマ目)
- 四 宗教的祭祀権の行使と時頼の廻国行脚/p258 (135コマ目)
- 五｢自治体史｣の中の時頼廻国/p268 (140コマ目)
- 六『住心院文書』と幕府の宗教的際祀権/p271 (141コマ目)
- 七 伝承にみる北方民の情念/p278 (145コマ目)
- 八 おわりに/p281 (146コマ目)
- 第三部 日蓮と鎌倉幕府/p287 (149コマ目)
- 第一章 日蓮の体制志向とその転回/p288 (150コマ目)
- 一 はじめに/p288 (150コマ目)
- 二 日蓮の国主観/p288 (150コマ目)
- 三 日蓮の武士観/p316 (164コマ目)
- 四 おわりに/p367 (189コマ目)
- 第二章 日蓮の幕政批判-｢禅密主義｣との対決/p369 (190コマ目)
- 一 はじめに/p369 (190コマ目)
- 二 日蓮の神祇観/p370 (191コマ目)
- 三 日蓮の真言密教批判/p390 (201コマ目)
- 四 おわりに/p415 (213コマ目)
- 結語/p417 (214コマ目)
- あとがき/p423 (217コマ目)
- 初出一覧/p428 (220コマ目)
- 索引/p1 (226コマ目)
- はしがき/p3 (231コマ目)
- 目次/p7 (233コマ目)
- 第一 鎌倉仏教研究の歩みと本書の視角/p1 (235コマ目)
- 一 鎌倉新仏教研究における三つのアプローチ/p1 (235コマ目)
- 二 鎌倉仏教の総体的把握/p20 (245コマ目)
- 三 いわゆる｢顕密体制｣論をめぐって/p29 (249コマ目)
- 四 本書の視角/p45 (257コマ目)
- 第二 鎌倉時代における三つの思想空間/p53 (261コマ目)
- 一 古代における｢体制仏教｣と｢超体制仏教｣/p53 (261コマ目)
- 二 鎌倉時代における｢体制仏教｣/p80 (275コマ目)
- 三｢反体制仏教｣の誕生/p149 (309コマ目)
- 四｢超体制仏教｣の中世的転生/p178 (324コマ目)
- 五 三つの思想空間の相剋-宗教の体制化-/p207 (338コマ目)
- 第三 南北朝期における思想空間の転換/p240 (355コマ目)
- 一｢体制仏教｣の展開/p240 (355コマ目)
- 二｢反体制仏教｣の価値観の転換/p261 (365コマ目)
- 三｢超体制仏教｣の消滅/p280 (375コマ目)
- 第四 室町･戦国期における二つの思想空間の攻防/p296 (383コマ目)
- 一｢公家的体制仏教｣と｢武家的体制仏教｣の融合/p296 (383コマ目)
- 二 ｢反体制仏教｣の再生そして終焉/p307 (388コマ目)
- おわりに/p329 (399コマ目)
- 索引/p1 (405コマ目)
- 廻国伝説の謎と二つの疑問/p1 (413コマ目)
- 宗教から見た鎌倉時代 (416コマ目)
- 鎌倉仏教論の軌跡/p8 (417コマ目)
- 神と仏が作る三つの思想空間/p19 (422コマ目)
- 鎌倉幕府の宗教世界/p27 (426コマ目)
- 時頼の二つの顔 (434コマ目)
- 武将としての時頼/p44 (435コマ目)
- 仏教者としての時頼/p66 (446コマ目)
- 運命の対決 日蓮と時頼 (460コマ目)
- 対決の前夜/p96 (461コマ目)
- 『立正安国論』の世界/p108 (467コマ目)
- 日蓮の弾圧の背景/p123 (474コマ目)
- 時頼を待つ東の国 (478コマ目)
- 古代北方の｢蝦夷｣/p132 (479コマ目)
- 古代北方の仏教/p144 (485コマ目)
- 鎌倉幕府の北方経営/p151 (488コマ目)
- 東国への旅立ち (493コマ目)
- 東国寺院の中世的改宗/p162 (494コマ目)
- 廻国の時期と形態/p178 (502コマ目)
- 廻国は虚構か史実か (506コマ目)
- 廻国論争の足跡/p188 (507コマ目)
- 廻国を裏付ける二つの史科/p194 (510コマ目)
- 廻国の歴史的意義 (515コマ目)
- ｢禅密主義｣の東国蚕食/p206 (516コマ目)
- 時頼の廻国と二つの中世国家/p213 (519コマ目)
- あとがき/p219 (522コマ目)
- 参考文献/p223 (524コマ目)
