戦国時代の荘園制と村落

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    • 稲葉, 継陽, 1967- イナバ, ツグハル

Bibliographic Information

Title

戦国時代の荘園制と村落

Author

稲葉, 継陽, 1967-

Author(Another name)

イナバ, ツグハル

University

立教大学

Types of degree

博士(文学)

Grant ID

乙第166号

Degree year

1999-03-31

Note and Description

博士論文

Table of Contents

  1. 序論 本書の視角と概要/p11 (8コマ目)
  2. はじめに/p11 (8コマ目)
  3. 第一節 荘園制と村町制/p14 (10コマ目)
  4. I 村落の領域形成と国制/p15 (10コマ目)
  5. 2 村落意志発現の政治的形態/p16 (11コマ目)
  6. 3 荘園制的交通体系と都市/p17 (11コマ目)
  7. 4 荘園制の相対化と村・町/p18 (12コマ目)
  8. 第二節 村落論の展開/p20 (13コマ目)
  9. I 階層構造論から大名領国制論へ/p20 (13コマ目)
  10. 2 新しい村落論/p22 (14コマ目)
  11. 3 両者の統一へ/p23 (14コマ目)
  12. 4 統合の問題/p25 (15コマ目)
  13. 第三節 本書各論の問題視角/p28 (17コマ目)
  14. 第一部 荘園制 (22コマ目)
  15. 第一章 庄家の一揆と地域社会/p41 (23コマ目)
  16. はじめに/p41 (23コマ目)
  17. 第一節 新井料とは何か-灌漑労働の編成と井料=酒飯-/p44 (25コマ目)
  18. 第二節 一三八〇年の新井料下行要求一揆/p52 (29コマ目)
  19. 第三節「庄家の一揆」の地域的基盤/p56 (31コマ目)
  20. 第四節 地域社会と荘園制/p63 (34コマ目)
  21. おわりに/p69 (37コマ目)
  22. 第二章 用水相論と地域財政の展開/p75 (40コマ目)
  23. はじめに/p75 (40コマ目)
  24. 第一節 実力行使における正当性の獲得/p77 (41コマ目)
  25. I 奉行人奉書の獲得から実力行使へ/p77 (41コマ目)
  26. 2 菅浦・大浦の相論/p82 (44コマ目)
  27. 3 合力獲得の正当性としての公方裁定=奉行人奉書/p84 (45コマ目)
  28. 第二節 五ヶ郷の幕府訴訟と地域財政の構造/p86 (46コマ目)
  29. I 幕府と京兆家/p86 (46コマ目)
  30. 2 幕府訴訟の展開と結末/p88 (47コマ目)
  31. 3 財政運用の実態/p96 (51コマ目)
  32. 第三節 地域的合力令の獲得と地域財政/p103 (54コマ目)
  33. I 京兆家ヘの提訴/p103 (54コマ目)
  34. 2 地域財政運用の転換/p107 (56コマ目)
  35. 3 地域的合力令の獲得/p110 (58コマ目)
  36. 第四節「公儀の法」と地域財政/p112 (59コマ目)
  37. I 地域財政の圧迫/p112 (59コマ目)
  38. 2 実力行使の制限・提訴優先と訴訟銭/p114 (60コマ目)
  39. 3 公儀の法と中世的法慣習/p117 (61コマ目)
  40. 第三章 中世社会の年貢収納枡/p126 (66コマ目)
  41. はじめに/p126 (66コマ目)
  42. 第一節「寺社本所一円領」における年貢収納枡の存在形態/p128 (67コマ目)
  43. I 複数の年貢収納枡/p129 (67コマ目)
  44. 2 年貢収納枡の使用規準/p130 (68コマ目)
  45. 3 収納枡の使用規準性の本源と「一円領」の内実/p136 (71コマ目)
  46. 第二節 代官・庄官と年貢収納枡/p140 (73コマ目)
  47. I 庄官の枡非法/p140 (73コマ目)
  48. 2 庄官・代官の一側面/p144 (75コマ目)
  49. 3 年貢収納枡の私物化/p145 (75コマ目)
  50. 第三節 流通機構と収納枡-尺度基準の浸透-/p148 (77コマ目)
  51. I 枡の復活・再生/p148 (77コマ目)
  52. 2 年貢代銭納の実態と年貢収納枡の変質/p151 (78コマ目)
  53. 3 京枡設定の意義/p154 (80コマ目)
  54. おわりに/p156 (81コマ目)
  55. 第四章 直務荘園の政所儀礼と収取/p163 (84コマ目)
  56. はじめに/p163 (84コマ目)
  57. 第一節 西政所の庄着と旅籠振/p165 (85コマ目)
  58. 第二節 納法の決定と年貢代銭納/p167 (86コマ目)
  59. 第三節 歳末の下し物・礼物と東政所上洛の祝儀/p171 (88コマ目)
  60. 第四節 年始の祝儀・節振舞・吉書/p173 (89コマ目)
  61. 第五節 鎮守の祭礼・夏倉付/p175 (90コマ目)
  62. 第六節 政所儀礼の意義と衰退/p178 (92コマ目)
  63. 第五章 街道の宿と有徳人/p182 (94コマ目)
  64. はじめに/p182 (94コマ目)
  65. 第一節 直務代官と寺家の借銭/p184 (95コマ目)
  66. I 銭主たち/p185 (95コマ目)
  67. 2 借銭の理由/p192 (99コマ目)
  68. 第二節 有徳人円山氏の存在形態/p194 (100コマ目)
  69. I 円山氏と宿・山陽道・河川/p194 (100コマ目)
  70. 2 室町後期~戦国期の荘園制と有徳人/p197 (101コマ目)
  71. 3 鵤庄宿村の円山氏の出自/p201 (103コマ目)
  72. 第三節 有徳活動とその歴史的意味/p206 (106コマ目)
  73. I 鵤庄寺社への奉加・寄進/p206 (106コマ目)
  74. 2 有徳活動の意図/p209 (107コマ目)
  75. 3 有徳活動がもたらしたもの/p215 (110コマ目)
  76. 第四節 中世宿の有徳人にとっての移行期/p219 (112コマ目)
  77. I「宿村」の衰退と奉公の道/p220 (113コマ目)
  78. 2 戦国期有徳人の行方/p223 (114コマ目)
  79. おわりに/p226 (116コマ目)
  80. 第二部 村落 (120コマ目)
  81. 第六章 村の侍身分と兵農分離/p237 (121コマ目)
  82. はじめに-本章の意図と若干の理論的前提-/p237 (121コマ目)
  83. 第一節 村の侍身分の形成と存在形態/p240 (123コマ目)
  84. 第二節 侍衆の職能/p245 (125コマ目)
  85. 第三節 庄官と侍衆の共同体現制/p249 (127コマ目)
  86. おわりに-近世への展望-/p252 (129コマ目)
  87. 第七章 村請制の成立と村/p257 (131コマ目)
  88. はじめに/p257 (131コマ目)
  89. 第一節 真珠庵領の構成と形成過程/p259 (132コマ目)
  90. I 納帳の様式とその特長/p259 (132コマ目)
  91. 2 真珠庵領の構成と分布/p262 (134コマ目)
  92. 3 真珠庵領の形成過程とその性格/p264 (135コマ目)
  93. 第二節 地主的収取の特質-散在分の収取から-/p267 (136コマ目)
  94. I 井料下行と損免/p268 (137コマ目)
  95. 2 地主的“所有„実現の社会関係-枡・「収納之下行」-/p271 (138コマ目)
  96. 第三節 地主に対する村請と村-市原野分の収納から-/p273 (139コマ目)
  97. I 収納の形態/p275 (140コマ目)
  98. 2 村の機構と村請の契約/p276 (141コマ目)
  99. 3 村の生産と村請-損免と惣地下預-/p280 (143コマ目)
  100. 第四節 村請制と統一権力/p284 (145コマ目)
  101. I 地主制下の村請制成立の意義/p284 (145コマ目)
  102. 2 豊臣検地と村請制/p288 (147コマ目)
  103. 3 村請による支配の特質/p290 (148コマ目)
  104. おわりに/p293 (149コマ目)
  105. 第八章 村の再開発と名主/p300 (153コマ目)
  106. 第一節 東国村落と「名主」/p300 (153コマ目)
  107. 第二節 十六世紀後半東国村落の一般状況/p303 (154コマ目)
  108. 第三節 荒地再開発と名主/p306 (156コマ目)
  109. 第四節 労働力移動の構造と東国の村/p310 (158コマ目)
  110. 第五節 百姓の移住状況と大名権力/p314 (160コマ目)
  111. 第九章 村の御蔵の機能と肝煎/p319 (162コマ目)
  112. はじめに/p319 (162コマ目)
  113. 第一節 郷中御蔵への年貢収納/p322 (164コマ目)
  114. I「定物成帳」と年貢請負人/p323 (164コマ目)
  115. 2 年貢収納の実態/p325 (165コマ目)
  116. 3 郷中御蔵における肝煎の未進立て替え/p330 (168コマ目)
  117. 第二節 郷中御蔵の年貢備蓄と肝煎による払い・貸付/p332 (169コマ目)
  118. I 郷中御蔵への年貢備蓄/p332 (169コマ目)
  119. 2 肝煎による御蔵米の売却と融通貸付/p337 (171コマ目)
  120. 第三節 郷中御蔵と種貸/p340 (173コマ目)
  121. 第四節「つなぎ」と郷中御蔵/p343 (174コマ目)
  122. I「つなぎ」負担の仕組/p343 (174コマ目)
  123. 2「つなぎ」負担と郷中御蔵/p349 (177コマ目)
  124. 3 村財政と惣百姓中/p350 (178コマ目)
  125. 第五節 郷中御蔵における肝煎算用と百姓中/p353 (179コマ目)
  126. I 過上年貢の惣百姓への割り戻し/p353 (179コマ目)
  127. 2「つなぎ」算用の惣百姓による監査/p356 (181コマ目)
  128. おわりに/p358 (182コマ目)
  129. 初出一覧/p363 (184コマ目)
  130. あとがき/p365 (185コマ目)
  131. 索引/p382 (194コマ目)
44access

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    500000173198
  • NII Author ID (NRID)
    • 8000001222731
  • DOI(NDL)
  • NDLBibID
    • 000000337512
  • Source
    • NDL ONLINE
    • NDL Digital Collections
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