成瀬巳喜男 : 日常のきらめき
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著者
書誌事項
- タイトル
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成瀬巳喜男 : 日常のきらめき
- 著者名
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西村, スザンネ
- 著者別名
-
ニシムラ, スザンネ
- 学位授与大学
-
早稲田大学
- 取得学位
-
博士(文学)
- 学位授与番号
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甲第1299号
- 学位授与年月日
-
1998-11-10
注記・抄録
博士論文
目次
- 序章/p7 (6コマ目)
- (一)サイレント時代(一九三〇年~一九三四年)/p19 (12コマ目)
- 初め/p20 (13コマ目)
- 下積み時代/p20 (13コマ目)
- 助監督になって/p24 (15コマ目)
- 新人監督時代/p26 (16コマ目)
- 試行錯誤/p27 (16コマ目)
- 新しいスタート/p29 (17コマ目)
- 短編の佳作『腰弁頑張れ』とその後/p32 (19コマ目)
- 方向を定める/p34 (20コマ目)
- 添物の特徴/p37 (21コマ目)
- 蒲田映画における子供の描写/p39 (22コマ目)
- 最初の大作サウンド版『蝕める春』/p42 (24コマ目)
- 明治製菓とのタイアップ作品『チョコレート・ガール』/p43 (24コマ目)
- メロドラマ『生さぬ仲』/p45 (25コマ目)
- 最初の傑作『君と別れて』/p52 (29コマ目)
- 大スター栗島すみ子を起用した『夜ごとの夢』/p55 (30コマ目)
- 袋小路/p59 (32コマ目)
- P・C・Lへ/p63 (34コマ目)
- まとめ/p64 (35コマ目)
- (二)トーキー初期(一九三五年~一九三七年)/p67 (36コマ目)
- トーキーにおける成瀬の姿勢/p69 (37コマ目)
- 実力を発揮した『乙女ごころ三人姉妹』/p70 (38コマ目)
- 撮影方法のエチュード『女優と詩人』/p79 (42コマ目)
- 戦前の傑作『妻よ薔薇のやうに』/p80 (43コマ目)
- またも成功した『噂の娘』/p97 (51コマ目)
- 前進せず/p101 (53コマ目)
- まとめ/p107 (56コマ目)
- (三)東宝と戦争(一九三八年~一九四五年)/p109 (57コマ目)
- 芸道物『鶴八鶴次郎』への挑戦/p113 (59コマ目)
- 『はたらく一家』のジャンル性/p118 (62コマ目)
- 次第に濃くなる戦時色/p120 (63コマ目)
- 知られざる佳作『旅役者』と『なつかしの顔』/p122 (64コマ目)
- 国策映画の試み『上海の月』/p125 (65コマ目)
- 小品の佳作『秀子の車掌さん』/p127 (66コマ目)
- 戦時下の映画/p131 (68コマ目)
- まとめ/p138 (72コマ目)
- (四)戦後の混乱(一九四六年~一九五〇年)/p141 (73コマ目)
- 占領政策と民主化/p144 (75コマ目)
- 東宝の大争議/p148 (77コマ目)
- 大争議の波紋と映画芸術協会/p149 (77コマ目)
- 方向転回した『石中先生行状記』/p151 (78コマ目)
- 再び戦後の混乱/p153 (79コマ目)
- まとめ/p155 (80コマ目)
- (五)日本映画の黄金時代(一九五一年~一九五八年)/p159 (82コマ目)
- 成瀬的世界への回帰『銀座化粧』/p162 (84コマ目)
- 川端康成の文芸物『舞姫』/p166 (86コマ目)
- 重要な要素が結集した『めし』/p170 (88コマ目)
- もう一本の時代劇『お国と五平』/p185 (95コマ目)
- 庶民の家庭劇『おかあさん』/p186 (96コマ目)
- 高峰秀子と組んだ最初の成功作『稲妻』/p191 (98コマ目)
- 『めし』の成功に隠れた『夫婦』/p195 (100コマ目)
- 知られざる傑作『妻』/p196 (101コマ目)
- 東京近郊を舞台にした『あにいもうと』/p204 (105コマ目)
- 成瀬が協力した田中絹代の『恋文』/p206 (106コマ目)
- 中流階級を舞台とした『山の音』/p207 (106コマ目)
- 生活描写で優れた『晩菊』/p216 (111コマ目)
- 成瀬美学の頂点『浮雲』/p221 (113コマ目)
- 二つの間奏曲『くちづけ』と『驟雨』/p240 (123コマ目)
- 大家族の歴史『妻の心』/p244 (125コマ目)
- スター女優が一同に会した『流れる』/p246 (126コマ目)
- 自然主義文学の変奏『あらくれ』/p249 (127コマ目)
- 父と夫の間『杏っ子』/p250 (128コマ目)
- まとめ/p252 (129コマ目)
- (六)日本映画の変容(一九五八年~一九六七年)/p255 (130コマ目)
- カラー=ワイド・スクリーンの『鰯雲』/p258 (132コマ目)
- アイヌの世界を描いた異色作『コタンの口笛』/p262 (134コマ目)
- ホステスの世界へ戻った『女が階段を上る時』/p264 (135コマ目)
- 大家族の崩壊『娘・妻・母』/p266 (136コマ目)
- 川島雄三と共同で演出した『夜の流れ』/p270 (138コマ目)
- 多感な子供の世界『旅立ちぬ』/p271 (138コマ目)
- バーと家庭を結合した『妻として女として』/p274 (140コマ目)
- 大家族への回帰『女の座』/p275 (140コマ目)
- 林ものへの回帰『放浪記』/p277 (141コマ目)
- 地味な『女の歴史』/p279 (142コマ目)
- 大メロドマラ『乱れる』/p282 (144コマ目)
- 新しいジャンルに挑んだ『女の中にいる他人』と『ひき逃げ』/p284 (145コマ目)
- 遺作『乱れ雲』/p288 (147コマ目)
- まとめ/p294 (150コマ目)
- 結論/p297 (151コマ目)
- あとがき/p308 (157コマ目)
- フィルモグラフィー/p42 (164コマ目)
- 文献リスト/p14 (178コマ目)
- 索引/p1 (185コマ目)