源氏物語における引用の研究 genji monogatari ni okeru inyo no kenkyu
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著者
書誌事項
- タイトル
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源氏物語における引用の研究
- タイトル別名
-
genji monogatari ni okeru inyo no kenkyu
- 著者名
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田中, 隆昭
- 著者別名
-
タナカ, タカアキ
- 学位授与大学
-
早稲田大学
- 取得学位
-
博士(文学)
- 学位授与番号
-
乙第1409号
- 学位授与年月日
-
1998-11-10
注記・抄録
博士論文
制度:新 ; 文部省報告番号:乙1409号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:1998/11/10 ; 早大学位記番号:新2709
目次
- はじめに / p1 (0003.jp2)
- 目次 / p4 (0005.jp2)
- 序章 源氏物語の歴史の引用から長編物語の創造へ―『長恨歌』『長恨歌伝』引用から始まる日本の虚構の宮廷史― / p8 (0007.jp2)
- 第一部 源氏物語における歴史の引用と虚構の宮廷史 / p17 (0012.jp2)
- 第一章 源氏物語と中国史書類伝奇類 / p17 (0012.jp2)
- 第一節 伝奇と史書と桐壷巻 / p17 (0012.jp2)
- 第二節 源氏物語と唐代伝奇 / p50 (0029.jp2)
- 第三節 源氏物語と中国史書における妬忌―后妃伝から虚構の宮廷史ヘ― / p74 (0041.jp2)
- 第四節 女性列伝と｢列女伝｣ / p98 (0053.jp2)
- 第五節 源氏物語と『史記』 / p119 (0064.jp2)
- 1『史記』の構造的影響 / p119 (0059.jp2)
- 2 光源氏における孝と不孝―『史記』とのかかわりから― / p147 (0078.jp2)
- 3 密通事件の応報について―『史記』の因果観からの照射― / p180 (0095.jp2)
- 第二章 源氏物語と日本の王朝宮廷史 / p200 (0108.jp2)
- 第一節 光源氏についての予言と宿曜 / p200 (0108.jp2)
- 第二節 夕顔巻における歴史の引用と虚構 / p222 (0119.jp2)
- 1 もののけにおける歴史と虚構 / p222 (0119.jp2)
- 2 夕顔巻の創造 / p257 (0137.jp2)
- 付 京極御息所覚書 / p276 (0146.jp2)
- 第三節 源氏物語における政治世界と右大臣 / p299 (0158.jp2)
- 第四節 藤壷の宮における歴史と虚構 / p314 (0166.jp2)
- 1 日本の歴史と唐土の歴史 / p314 (0166.jp2)
- 2 六国史后妃伝と藤壷の宮崩御の記事 / p324 (0171.jp2)
- 第五節 六条御息所･秋好中宮･玉鬘 / p344 (0181.jp2)
- 1 六条御息所における史実と虚構 / p344 (0181.jp2)
- 2 秋好中宮における史実と虚構 / p356 (0187.jp2)
- 3 二人の養女･秋好中宮と玉鬘―光源氏の栄華の構想― / p372 (0195.jp2)
- 第六節 いわゆる第一部から若菜巻への展開 / p396 (0207.jp2)
- 第七節 源氏物語における死･葬送･服喪 / p415 (0217.jp2)
- 第八節 異説･別伝･紀伝体―竹河巻をめぐって― / p446 (0233.jp2)
- 第二部 引用の諸相 / p463 (0245.jp2)
- 第一節 朝顔と夕顔―『紫式部集』の宣孝関係の歌と源氏物語― / p463 (0245.jp2)
- 第二節 河原院と塩釜と夕顔巻 / p487 (0257.jp2)
- 第三節 北山と南岳―若紫巻の仙境的世界― / p501 (0264.jp2)
- 第四節 他の物語の引用のしくみ―傍役･端役の働き― / p526 (0277.jp2)
- 第五節 源氏物語と和泉式部の交渉 / p549 (0289.jp2)
- 第六節 宇治十帖における初期の巻々の引用 / p575 (0302.jp2)
- 第三部 源氏物語と『紫式部日記』 / p593 (0311.jp2)
- 第一節 源氏物語の女房表現 / p593 (0311.jp2)
- 第二節 浮舟と水鳥と / p617 (0323.jp2)
- 第三節 蜻蛉巻後半と『紫式部日記』 / p631 (0330.jp2)
- 第四節 物語作家の日記 / p648 (0339.jp2)
- 第四部 源氏物語の和歌の引用と藤原定家の引歌観 / p665 (0351.jp2)
- 第一章『源氏釈』『奥入』所載歌から見た源氏物語の和歌の引用 / p665 (0351.jp2)
- 第一節『源氏釈』所載の引歌の傾向 / p665 (0351.jp2)
- 第二節 藤原定家の『源氏釈』批判 / p690 (0364.jp2)
- 第三節 源氏物語の作中歌の｢本歌｣と『源氏釈』『奥入』 / p713 (0375.jp2)
- 第四『奥入』における引歌指摘の実態 / p735 (0386.jp2)
- 第五節『源氏釈』『奥入』所載『古今集』歌の本文について / p768 (0403.jp2)
- 第六節『源氏釈』『奥入』所載『後撰集』歌の本文について / p821 (0430.jp2)
- 第七節『源氏釈』『奥入』所載の『拾遺集』『拾遺抄』歌の本文について / p840 (0439.jp2)
- 第八節『奥入』諸本所載『古今』『後撰』『拾遺』歌 / p865 (0452.jp2)
- 第二章 源氏物語における『拾遺集』の引歌 / p901 (0470.jp2)
- 結語 源氏物語における引用のしくみ / p925 (0482.jp2)
- 既発表礎稿 / p943 (0491.jp2)
