近世庶民の算教育と洋算への移行過程の研究
この論文にアクセスする
この論文をさがす
著者
書誌事項
- タイトル
-
近世庶民の算教育と洋算への移行過程の研究
- 著者名
-
川本, 亨二, 1935-
- 著者別名
-
カワモト, コウジ
- 学位授与大学
-
日本大学
- 取得学位
-
博士(教育学)
- 学位授与番号
-
乙第5466号
- 学位授与年月日
-
1999-03-15
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次/p1 (3コマ目)
- 序論/p3 (5コマ目)
- 第1章 和算による数学的基盤の存在とその特質/p12 (14コマ目)
- 第1節 和算の特質と和算家の研究姿勢/p12 (14コマ目)
- 第2節 和算と珠算/p36 (38コマ目)
- 第3節 和算家と庶民の算教育との関わり/p41 (43コマ目)
- 第2章 寺子屋における算教育と庶民の数量生活/p58 (60コマ目)
- 第1節 寺子屋・郷学における算教育/p58 (60コマ目)
- 第2節 『塵劫記』を中心にみた寺子屋の算の教科書/p80 (82コマ目)
- 第3節 遊戯的問題の教育的意義/p112 (114コマ目)
- 第4節 庶民の数量生活とその処理技術/p121 (123コマ目)
- 第5節 寺子屋の算教有にみられる教科教育としての特色/p130 (132コマ目)
- 第3章 洋算導入と算教育環境の変化/p146 (148コマ目)
- 第1節 洋算導入ルートとしての長崎海軍伝習所/p146 (148コマ目)
- 第2節 洋算導人ルートとしての藩書調所/p157 (159コマ目)
- 第3節 各藩にみられる数学教育再編成と和算家/p165 (167コマ目)
- 第4節 洋算の必要性と和算家の洋算観/p184 (186コマ目)
- 第4章 近代学校制度の発足と算術教育/p198 (200コマ目)
- 第1節 近代化への模索と算教育/p198 (200コマ目)
- 第2節 「学制」制定の過程と洋算採用/p223 (225コマ目)
- 第3節 「学制」における算術教科の位置づけと特色/p229 (231コマ目)
- 第4節 各付県における「学割」の実施状況/p253 (255コマ目)
- 第5章 算術教育の近代化にみられる特徴的現象/p266 (268コマ目)
- 第1節 「九九」の扱いと暗記主義/p266 (268コマ目)
- 第2節 暗算重視とその背景/p278 (280コマ目)
- 第3節 算術実用論と珠算論/p285 (287コマ目)
- 結論/p299 (301コマ目)