表現としての身体 : メルロ=ポンティ哲学研究
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Bibliographic Information
- Title
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表現としての身体 : メルロ=ポンティ哲学研究
- Author
-
末次, 弘
- Author(Another name)
-
スエツグ, ヒロシ
- University
-
東洋大学
- Types of degree
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博士(文学)
- Grant ID
-
乙第110号
- Degree year
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1999-03-15
Note and Description
博士論文
1998
Table of Contents
- 目次 (2コマ目)
- 第一部 身体-知覚と生きられる世界/p3 (6コマ目)
- 第一章 メルロ=ポンティとデカルト的コギト/p5 (7コマ目)
- 第一節 デカルト的コギトにたいするメルロ=ポンティの批判的検討/p6 (8コマ目)
- 一 従来のコギト解釈/p6 (8コマ目)
- ニ コギトと外的知覚/p6 (8コマ目)
- 三 コギトと内的知覚/p7 (8コマ目)
- 四 コギトと悟性、または理性/p8 (9コマ目)
- 第二節 デカルト的コギトについてのメルロ=ポンティの解釈/p11 (10コマ目)
- 一 語られたコギト/p11 (10コマ目)
- 二 黙せるコギトとは何か/p13 (11コマ目)
- 三 前期メルロ=ポンティ哲学の根本問題/p15 (12コマ目)
- 第二章 メルロ=ポンティにおける身体論の方向/p19 (14コマ目)
- 第一節「自分の身体」/p19 (14コマ目)
- 一「自分の身体」と対自存在としての身体/p19 (14コマ目)
- 二 サルトルの身体論とメルロ=ポンティの身体論の分岐点/p21 (15コマ目)
- 第二節 行動の構造/p26 (18コマ目)
- 一 行動と実存/p26 (18コマ目)
- 二 物理的秩序、生命的秩序、人間的秩序/p31 (20コマ目)
- 三 メルロ=ポンティにおける身体論の存在論的枠組/p35 (22コマ目)
- 第三章 メルロ=ポンティにおける身体論/p39 (24コマ目)
- 第一節 生理的なものと心的なもの/p40 (25コマ目)
- 一 病的身体運動の分析I/p40 (25コマ目)
- 二 病的身体運動の分析II/p43 (26コマ目)
- 第二節 意味の生誕地としての身体/p48 (29コマ目)
- 一 病的身体運動についてのメルロ=ポンティの分析/p48 (29コマ目)
- ニ メルロ=ポンティにおける身体論の核心/p51 (30コマ目)
- 第四章 黙せるコギト、あるいは知覚すること/p55 (32コマ目)
- 第一節 知覚的綜合の基本構造/p56 (33コマ目)
- 一 いわゆる「感覚」から知覚へ還帰すること/p56 (33コマ目)
- 二 知覚的綜合における統一の問題/p60 (35コマ目)
- 第二節 知覚主体の両義性/p64 (37コマ目)
- 一 知覚の匿名性/p64 (37コマ目)
- 二 知覚的綜合と時間性/p66 (38コマ目)
- 三 近代的意識概念の解体/p69 (39コマ目)
- 第五章 黙せるコギト、あるいは世界への内属/p75 (42コマ目)
- 第一節 幾何学的空間/p75 (42コマ目)
- 一 上と下/p76 (43コマ目)
- 二 奥行き/p79 (44コマ目)
- 第二節 生きられる空間/p84 (47コマ目)
- 一 夢の空間/p84 (47コマ目)
- 二 神話的空間/p87 (48コマ目)
- 三 分裂病者の空間/p88 (49コマ目)
- 四 根源的空間性/p89 (49コマ目)
- 第三節 知覚される世界の基本構造/p91 (50コマ目)
- 一 物/p92 (51コマ目)
- 二 自然的世界/p93 (51コマ目)
- 三 人間的世界/p95 (52コマ目)
- 第六章 知覚の優位性/p97 (53コマ目)
- 第一節 デカルト的コギトとサルトル/p98 (54コマ目)
- 一 コギトの非孤立的把握/p98 (54コマ目)
- 二 非実体的総体としての意識把握/p100 (55コマ目)
- 第二節 知覚理論としての黙せるコギト論/p104 (57コマ目)
- 一 近代的身体概念の解体/p104 (57コマ目)
- 二 近代的意識概念の解体/p107 (58コマ目)
- 三 知覚主体の世界への内属/p110 (60コマ目)
- 第三節 デカルト的コギトとメルロ=ポンティ/p112 (61コマ目)
- 一 デカルト的二元論の克服/p112 (61コマ目)
- 二〈自己〉と世界とに通底する自然/p115 (62コマ目)
- 第二部 身体-言語と表現の世界/p119 (64コマ目)
- 第一章『知覚の現象学』における言語論/p125 (67コマ目)
- 一『知覚の現象学』における言語論をどのような仕方で読むか/p125 (67コマ目)
- 二 表現の経験/p126 (68コマ目)
- 三 表現についての科学/p132 (71コマ目)
- 四『知覚の現象学』における言語理解/p139 (74コマ目)
- 五 前期メルロ=ポンティ哲学における言語論の特徴/p144 (77コマ目)
- 第二章 言語学と現象学/p149 (79コマ目)
- 第一節 メルロ=ポンティと言語学/p149 (79コマ目)
- 一 言語学との出会い/p149 (79コマ目)
- 二 プラーグ学派の言語学者/p153 (81コマ目)
- 三「意識と言語の獲得」におけるソシュール理解/p158 (84コマ目)
- 第二節 ソシュール言語学とメルロ=ポンティ/p162 (86コマ目)
- 一 現象学と言語学/p163 (86コマ目)
- 二 メルロ=ポンティにおけるソシュール言語学の捉え直し/p167 (88コマ目)
- 三 パロールと表現/p171 (90コマ目)
- 四 言語の驚異/p176 (93コマ目)
- 五 中期メルロ=ポンティの言語論とソシュール言語学/p180 (95コマ目)
- 第三章 絵画論と言語論/p185 (97コマ目)
- 第一節 沈黙の声としての絵画論/p185 (97コマ目)
- 一 絵画との比較可能性/p185 (97コマ目)
- 二 創造的表現/p188 (99コマ目)
- 第二節 絵画と言語との比較/p198 (104コマ目)
- 一 絵画と言語との共通性/p198 (104コマ目)
- 二 絵画と言語との差異/p202 (106コマ目)
- 三 言語の根源的な機能/p205 (107コマ目)
- 第四章 他者知覚とコミュニケーション/p209 (109コマ目)
- 第一節『知覚の現象学』における他者論/p209 (109コマ目)
- 一 他者論への導入/p209 (109コマ目)
- 二 他者についてのメルロ=ポンティの考え/p212 (111コマ目)
- 第二節『知覚の現象学』以降の他者論/p217 (113コマ目)
- 一「ソルボンヌ講義」と他者論/p217 (113コマ目)
- 二『世界の散文』における他者論/p222 (116コマ目)
- 第三節 コミュニケーション/p223 (116コマ目)
- 一 前コミュニケーション/p224 (117コマ目)
- 二 対話/p228 (119コマ目)
- 三 他者論から言語の問題へ/p232 (121コマ目)
- 結語/p239 (124コマ目)
- 文献表/p247 (128コマ目)