万葉集歌読解のための古代語文法の研究 : テンス・アスペクトの分析を踏まえて
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Bibliographic Information
- Title
-
万葉集歌読解のための古代語文法の研究 : テンス・アスペクトの分析を踏まえて
- Author
-
黒田, 徹
- Author(Another name)
-
クロダ, トオル
- University
-
大東文化大学
- Types of degree
-
博士 (日本文学)
- Grant ID
-
乙第15号
- Degree year
-
1999-03-25
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- 目次 / (0003.jp2)
- 緒言 / p5 (0007.jp2)
- 第I部 古代語における動詞のテンス･アスペクト研究の萌芽と展開 / (0011.jp2)
- 第一章 佐伯梅友の文法論を再考する / p10 (0012.jp2)
- 一､はじめに / p10 (0012.jp2)
- 二､佐伯梅友の文法論の実像 / p10 (0012.jp2)
- 三､佐伯梅友の文法に対する基本姿勢 / p14 (0016.jp2)
- 四､佐伯梅友の動詞の活用の捉え方―テンス･ムードヘの関心(一)― / p16 (0018.jp2)
- 五､佐伯梅友の複合文の捉え方―テンス･ムードヘの関心(二)― / p21 (0023.jp2)
- 六､佐伯梅友と日本語文法研究会 / p26 (0028.jp2)
- 七､おわりに / p30 (0032.jp2)
- 第二章 古代語動詞のテンス･アスペクト研究史 / p31 (0033.jp2)
- 一､はじめに / p31 (0033.jp2)
- 二､加藤康秀氏のテンス･アスペクト研究 / p31 (0033.jp2)
- 三､鈴木泰氏のテンス･アスペクト研究 / p36 (0038.jp2)
- 四､山口佳紀氏のテンス･アスペクト研究 / p41 (0043.jp2)
- 五､おわりに / p44 (0046.jp2)
- 第II部 万葉集における動詞のテンス･アスペタトの分析―基本形を中心に― / p46 (0048.jp2)
- 第一章 万葉集における動詞のテンス･アスペクト研究の在り方について / p47 (0049.jp2)
- 一､はじめに / p47 (0049.jp2)
- 二､動詞のテンスと文のテンス / p47 (0049.jp2)
- 三､テンスの体系 / p49 (0051.jp2)
- 四､おわりに / p54 (0056.jp2)
- 第二章 万葉集における動詞基本形の意味･用法の検討(一)―短歌の場合― / p56 (0058.jp2)
- 一､はじめに / p56 (0058.jp2)
- 二､作歌の時点とテンスの表現 / p56 (0058.jp2)
- 三､基本的な｢～す｣の意味･用法 / p58 (0060.jp2)
- 四､方向移動を表す動詞の｢～す｣の意味･用法 / p60 (0062.jp2)
- 五､文の構造に縛られた｢～す｣の意味･用法 / p65 (0067.jp2)
- 六､防人歌の｢～す｣の意味･用法 / p69 (0071.jp2)
- 七､引用句の｢～す｣の意味･用法 / p70 (0072.jp2)
- 八､その他の｢～す｣の意味･用法―｢今ぞ知る｣について― / p73 (0075.jp2)
- 九､おわりに / p74 (0076.jp2)
- 第三章 万葉集における動詞基本形の意味･用法の検討(二)―長歌の場合― / p76 (0078.jp2)
- 一､はじめに / p76 (0078.jp2)
- 二､現在の状態を表す｢～す｣ / p76 (0078.jp2)
- 三､恒常的特性を表す｢～す｣ / p78 (0080.jp2)
- 四､未来の事柄を表す｢～す｣ / p80 (0082.jp2)
- 五､過去の事柄を表す｢～す｣ / p84 (0086.jp2)
- 六､おわりに / p86 (0088.jp2)
- 第III部 万葉集歌の読解に関する諸問題の検討 / p89 (0091.jp2)
- 第一章 人麻呂歌集の略体歌(一)―｢我勢古波｣の歌の訓釈― / p90 (0092.jp2)
- 一､はじめに / p90 (0092.jp2)
- 二､各句の検討 / p90 (0092.jp2)
- 三､表現上の問題と表現内容 / p96 (0098.jp2)
- 四､おわりに / p99 (0101.jp2)
- 第二章 人麻呂歌集の略体歌(二)―疑問詞｢何為｣の訓読― / p102 (0104.jp2)
- 一､はじめに / p102 (0104.jp2)
- 二､｢なにすとか｣と｢なにせむに｣の差異 / p103 (0105.jp2)
- 三､略体歌の｢何為｣の訓読の検討 / p108 (0110.jp2)
- 四､おわりに / p112 (0114.jp2)
- 第三章 人麻呂歌集の略体歌(三)―巻十一｢正述心緒｣部の歌数首の訓釈と歌群の構造― / p116 (0118.jp2)
- 一､はじめに / p116 (0118.jp2)
- 二､｢見渡せば 近き渡りを｣の歌 / p116 (0118.jp2)
- 三､｢はしきやし 誰が障ふれかも｣の歌 / p119 (0121.jp2)
- 四､｢君が目を 見まくを欲りと｣の歌 / p122 (0124.jp2)
- 五､歌群の構成･配列について / p124 (0126.jp2)
- 六､おわりに / p126 (0128.jp2)
- 第四章 万葉集歌の読解(一)―家持の｢娘子｣に贈る歌群の分析― / p128 (0130.jp2)
- 一､はじめに / p128 (0130.jp2)
- 二､歌群の分析 / p128 (0130.jp2)
- 三､制作動機について / p137 (0139.jp2)
- 四､おわりに / p140 (0142.jp2)
- 第五章 万葉集歌の読解(二)―｢可｣｢應｣字の用法と巻十一･二七六五番歌の訓釈― / p143 (0145.jp2)
- 一､はじめに / p143 (0145.jp2)
- 二､｢可｣と｢應｣―鶴説批判― / p143 (0145.jp2)
- 三､｢ましものを｣と｢べきものを｣の差異 / p149 (0151.jp2)
- 四､おわりに―歌の解釈― / p152 (0154.jp2)
- 第六章 万葉集歌の読解(三)―和歌を文法的に読む― / p155 (0157.jp2)
- 一､はじめに / p155 (0157.jp2)
- 二､巻五･八二九番歌の構文 / p155 (0157.jp2)
- 三､巻十の歌二首の訓釈 / p160 (0162.jp2)
- 四､おわりに / p165 (0167.jp2)
- 第七章 万葉集歌の読解(四)―歌の訓釈と文法― / p168 (0170.jp2)
- 一､はじめに / p168 (0170.jp2)
- 二､｢かくのみに 恋ひや渡らむ｣ / p168 (0170.jp2)
- 三､｢一重の衣 一人ぞ着寝る｣ / p171 (0173.jp2)
- 四､｢妹が命を 我れ知らめやも｣ / p176 (0178.jp2)
- 五､おわりに / p179 (0181.jp2)
- 第八章 万葉集歌の読解(五)―文法上の問題点に注目して― / p182 (0184.jp2)
- 一､はじめに / p182 (0184.jp2)
- 二､巻十の歌一首の訓読―助詞の読み添え― / p182 (0184.jp2)
- 三､大伴家持の歌の構文―｢もみち｣の解釈― / p186 (0188.jp2)
- 四､おわりに / p192 (0194.jp2)
- 本書と既発表論文との関係 / p195 (0197.jp2)
- 後記 / p197 (0199.jp2)