「批判版カフカ全集」の意義と限界 : フランツ・カフカの遺稿をめぐる編集文献学的考察
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著者
書誌事項
- タイトル
-
「批判版カフカ全集」の意義と限界 : フランツ・カフカの遺稿をめぐる編集文献学的考察
- 著者名
-
明星, 聖子
- 著者別名
-
ミョウジョウ, キヨコ
- 学位授与大学
-
東京大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
甲第13128号
- 学位授与年月日
-
1998-03-18
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次 / (0004.jp2)
- はじめに / p1 (0005.jp2)
- 第1章 序論 カフカの｢遺書｣ / p2 (0006.jp2)
- 2枚の紙片 / p2 (0006.jp2)
- スパンの仮説 / p5 (0009.jp2)
- 『断食芸人』と『ある犬の研究』 / p8 (0012.jp2)
- ペィズリーらによる作品成立年代推定 / p12 (0016.jp2)
- ｢草稿｣としてのテクスト / p16 (0020.jp2)
- 第2章 マックス･ブロートの功罪 / p22 (0026.jp2)
- ブロートの友情 / p22 (0026.jp2)
- 出版社さがし / p25 (0029.jp2)
- ポリッツァーの批判 / p28 (0032.jp2)
- バイスナーの批判 / p32 (0036.jp2)
- ブロートの｢あとがき｣ / p36 (0040.jp2)
- 『審判』の章配列 / p41 (0045.jp2)
- マルティーニの批判 / p45 (0049.jp2)
- ｢正常化｣と｢加工｣と｢脱断片化｣ / p49 (0053.jp2)
- 第3章 ｢批判版カフカ全集｣の概容 / p54 (0058.jp2)
- 現在の出版状況 / p54 (0058.jp2)
- 矛盾する編集方針 / p56 (0060.jp2)
- ｢作品｣から｢書字｣へ / p59 (0063.jp2)
- 《補遺》カフカの遺稿伝承史概説 / p62 (0066.jp2)
- ブロートによる遺稿救済 / p62 (0066.jp2)
- 第二の遺稿管理者ペイズリー / p65 (0069.jp2)
- その他の遺稿保管場所 / p67 (0071.jp2)
- 編集史との関連 / p69 (0073.jp2)
- 第4章『狩人グラックス』 / p72 (0076.jp2)
- ｢モザイクのような｣テクスト / p72 (0076.jp2)
- ブロートの｢混合｣ / p74 (0078.jp2)
- 過去の研究における｢誤解｣ / p78 (0082.jp2)
- ｢形式｣の模索 / p80 (0084.jp2)
- 『狩人グラックス』と｢オドラデク｣ / p85 (0089.jp2)
- ｢発端｣の｢間違い｣ / p88 (0092.jp2)
- ｢帳面丸写し主義｣ / p95 (0099.jp2)
- 分割的編集による限界 / p99 (0103.jp2)
- 強引な｢作品｣化 / p103 (0107.jp2)
- 第5章 『城』 / p107 (0111.jp2)
- ｢章分け｣の相違 / p107 (0111.jp2)
- ペイズリーの｢解釈｣ / p110 (0114.jp2)
- 章の切れ目と｢空間の移動｣ / p113 (0117.jp2)
- ｢村｣のトポグラフィー / p116 (0120.jp2)
- ｢村長の家｣はどこか / p123 (0127.jp2)
- ｢村長｣の｢矛盾｣ / p128 (0132.jp2)
- ｢学校｣と｢教会｣と｢村長の家｣ / p132 (0136.jp2)
- ｢最初の悩み｣ / p136 (0140.jp2)
- ｢批判版カフカ全集｣の意義と限界 / p139 (0143.jp2)
- 注 / p143 (0147.jp2)
- 文献表 / p159 (0163.jp2)
