新しき村から「大東亜戦争」へ : 周作人と武者小路実篤との比較研究

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著者

    • 董, 炳月 トン, ビンユエ

書誌事項

タイトル

新しき村から「大東亜戦争」へ : 周作人と武者小路実篤との比較研究

著者名

董, 炳月

著者別名

トン, ビンユエ

学位授与大学

東京大学

取得学位

博士 (文学)

学位授与番号

甲第13815号

学位授与年月日

1998-09-30

注記・抄録

博士論文

目次

  1. 論文要旨① / p1 (0003.jp2)
  2. 目次 / (0005.jp2)
  3. はじめに / p1 (0006.jp2)
  4. 序章 「原点」としての儒家文化 / p7 (0009.jp2)
  5. 一 「儒家文化」とは / p7 (0009.jp2)
  6. 二 少年体験としての『論語』 / p8 (0010.jp2)
  7. 三 反旗を翻した周作人 / p12 (0012.jp2)
  8. 四 武者小路実篤の孔子・イエス優劣論 / p15 (0013.jp2)
  9. 五 「原点」の二重性―起点と終点 / p17 (0014.jp2)
  10. 第一部 新しき村:日本から中国まで / (0015.jp2)
  11. 第一章 新しき村の文化的性格 / p19 (0016.jp2)
  12. 一 「人類の胎内」 / p19 (0016.jp2)
  13. 二 武者小路実篤の『論語』読解 / p21 (0017.jp2)
  14. 三 「新しき村の精神」の成立 / p23 (0018.jp2)
  15. 四 「浦島太郎」の復活 / p28 (0021.jp2)
  16. 第二章 周作人―新しき村と新村の挟間で / p30 (0022.jp2)
  17. 一 武者小路実篤との出会い / p30 (0022.jp2)
  18. 二 「新村提唱」の経緯 / p31 (0023.jp2)
  19. 三 五四期における新村―受容と拒否の間 / p34 (0024.jp2)
  20. 四 周作人における新村の意味 / p39 (0027.jp2)
  21. 五 新しき村における周作人の意味 / p44 (0029.jp2)
  22. 第三章 離村の道―「仁」の内と外 / p47 (0031.jp2)
  23. 一 周作人の民族主義への回帰 / p47 (0031.jp2)
  24. 二 武者小路実篤の実践性崩壊 / p51 (0033.jp2)
  25. 三 未熟な人間理性 / p53 (0034.jp2)
  26. 四 『論語』への再出発 / p56 (0036.jp2)
  27. 第二部 女性・愛欲 / (0038.jp2)
  28. 第四章 武者小路実篤における「女性」の意味 / p60 (0039.jp2)
  29. 一 「愛」と「愛欲」 / (0039.jp2)
  30. 二 『お目出たき人』―実篤文学の「起点」 / p61 (0040.jp2)
  31. 三 恋人・母親・タブー / p64 (0041.jp2)
  32. 四 「新しき村と女」 / p69 (0044.jp2)
  33. 五 フェミニズムの形成 / p70 (0044.jp2)
  34. 第五章 「日本」と周作人のフェミニズム / p73 (0046.jp2)
  35. 一 フェミニストにとっての周作人 / p73 (0046.jp2)
  36. 二 素足・裸・性 / p74 (0047.jp2)
  37. 三 「性」と日本の伝統文化 / p78 (0049.jp2)
  38. 四 武者小路実篤への第二の視角 / p80 (0050.jp2)
  39. 五 「性」と宗教観 / p86 (0053.jp2)
  40. 第三部 文人と武士 / (0054.jp2)
  41. 第六章 武者小路実篤―「非戦」と「戦争賛美」の位相 / p88 (0055.jp2)
  42. 一 実篤の「戦争賛美」 / p88 (0055.jp2)
  43. 二 非戦思想の二重性と「生物性非戦」 / p89 (0056.jp2)
  44. 三 「戦争支持」の内実 / p93 (0058.jp2)
  45. 四 「ロンドン・パリ--北京・東京」 / p97 (0060.jp2)
  46. 五 1943年中国への旅 / p101 (0062.jp2)
  47. 第七章 周作人の「儒家文化中心論」 / p105 (0064.jp2)
  48. 一 「老いて官吏となる」 / p105 (0064.jp2)
  49. 二 「儒家文化中心論」の成立 / p106 (0065.jp2)
  50. 三 「儒家文化中心論」の周辺 / p108 (0066.jp2)
  51. 四 民族主義文化観にとっての「儒家文化中心論」 / p111 (0067.jp2)
  52. 五 「儒家文化中心論」における「日中戦争」 / p115 (0069.jp2)
  53. 第八章 日中戦争期における周作人と武者小路実篤との関わり / p120 (0072.jp2)
  54. 一 蜜月の終焉 / p120 (0072.jp2)
  55. 二 国民と国民との間 / p121 (0073.jp2)
  56. 三 「文士」の自意識 / p125 (0075.jp2)
  57. 四 「共栄圏」の幻と汪精衛読解 / p129 (0077.jp2)
  58. 終章 「国家」と「国民」 / p134 (0079.jp2)
  59. 一 投獄と公職追放 / p134 (0079.jp2)
  60. 二 周作人の「罪」 / p136 (0080.jp2)
  61. 三 武者小路実篤における「公職追放」の虚偽性 / p142 (0083.jp2)
  62. 四 国家観の近代性 / p143 (0084.jp2)
  63. 終わりに代えて 忘却と蘇生 / p147 (0086.jp2)
  64. 新しき村から“大東亜戦争"ヘ―周作人と武者小路実篤との比較研究―(注釈・付録) / (0089.jp2)
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000183210
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000183490
  • DOI(NDL)
  • NDL書誌ID
    • 000000347524
  • データ提供元
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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