現代文学と美術の交流に関する実証的研究 : 川端康成を中心に
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Bibliographic Information
- Title
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現代文学と美術の交流に関する実証的研究 : 川端康成を中心に
- Author
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谷口, 幸代
- Author(Another name)
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タニグチ, サチヨ
- University
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お茶の水女子大学
- Types of degree
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博士 (人文科学)
- Grant ID
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甲第113号
- Degree year
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1999-03-23
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- 目次 (3コマ目)
- 序章/p1 (8コマ目)
- 第一章 志賀直哉と俵屋宗達-志賀のもう一つの戦後-/p7 (14コマ目)
- はじめに/p7 (14コマ目)
- 第一節 志賀直哉における宗達・その持続と変容の相/p8 (15コマ目)
- 第二節 『座右宝』から『樹下美人』へ/p14 (21コマ目)
- 第三節 宗達のリアリティー/p18 (25コマ目)
- 第二章 川端康成と古美術-まなざしの饗宴-/p23 (30コマ目)
- はじめに/p23 (30コマ目)
- 第一節 創作の源泉としての古美術-北鎌倉の会を中心に-/p24 (31コマ目)
- 第二節 川端康成と志賀直哉-小動物の描写から-/p30 (37コマ目)
- 第三節 川端康成と小林太市郎-「柳楓白鷺四季の図」の風景-/p34 (41コマ目)
- 第三章 川端康成と琳派-『山の音』とそのエスキースの背景をめぐって-/p39 (46コマ目)
- はじめに/p39 (46コマ目)
- 第一節 『山の音』のエスキース-『再会』・『明月』・『千羽鶴』・『日も月も』/p40 (47コマ目)
- 第二節 『山の音』-<菊>と<もみじ>-/p46 (53コマ目)
- 第四章 川端康成と浦上玉堂-『名人』の<封じ手>を解く-/p53 (60コマ目)
- はじめに/p53 (60コマ目)
- 第一節 観戦記者浦上の<登場>/p54 (61コマ目)
- 第二節 <哀愁>の由来/p58 (65コマ目)
- 第三節 観戦記者浦上の視線-田能村竹田「山中人饒舌』との関連から-/p61 (68コマ目)
- 第四節 観戦記者浦上の<退場>/p64 (71コマ目)
- 第五章 『美しい日本の私-その序説-』の構図-茶の湯からの仮説-/p69 (76コマ目)
- 第一節 『美しい日本の私-その序説-』を読み解くために/p69 (76コマ目)
- 第二節 『美しい日本の私』の表地と裏地/p71 (78コマ目)
- 第三節 茶会記としての『美しい日本の私』/p76 (83コマ目)
- 第四節 川端の茶心/p80 (87コマ目)
- 第五節 『美しい日本の私』の<私>/p83 (90コマ目)
- 第六章 安東次男と小林太市郎-与謝蕪村論の軌跡-/p86 (93コマ目)
- はじめに/p86 (93コマ目)
- 第一節 小林太市郎への<反歌>-『澱河歌の周辺』/p88 (95コマ目)
- 第二節 「澱河歌」から「紅梅白梅図」へ-女体幻想-/p93 (100コマ目)
- 第三節 光琳への執念-<反歌>から<挽歌>へ-/p95 (102コマ目)
- 結び/p99 (106コマ目)
- 第七章 秦恒平と小林太市郎-『誘惑』の逆説-/p100 (107コマ目)
- はじめに/p100 (107コマ目)
- 第一節 絵屋槙子の由来/p102 (109コマ目)
- 第二節 もうひとりの<絵屋槙子>/p106 (113コマ目)
- 第三節 誘惑する語り手/p110 (117コマ目)
- 結び/p113 (120コマ目)
- 第八章 俵屋宗八という人-『青べか物語』の<私>-/p115 (122コマ目)
- はじめに/p115 (122コマ目)
- 第一節 <原型>から『青べか物語』へ/p116 (123コマ目)
- ①『青べかを買う』と「『青べか』を買った話」/p118 (125コマ目)
- ②『驢馬馴らし』と「青べか馴らし」/p120 (127コマ目)
- ③『お繁』と「繁あね」/p122 (129コマ目)
- 第二節 <私>の遠近法/p125 (132コマ目)
- 結びに代えて-文学史の中の『青べか物語』-/p130 (137コマ目)
- 結論/p133 (140コマ目)
- 注/p139 (146コマ目)
- 補注/p163 (170コマ目)
- 図版/p167 (174コマ目)
- 参考文献/p175 (182コマ目)