ドイツ語圏のスポーツ運動学をめぐる科学論争の展開に関する研究
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Bibliographic Information
- Title
-
ドイツ語圏のスポーツ運動学をめぐる科学論争の展開に関する研究
- Author
-
朝岡, 正雄
- Author(Another name)
-
アサオカ, マサオ
- University
-
筑波大学
- Types of degree
-
博士 (体育科学)
- Grant ID
-
乙第1443号
- Degree year
-
1998-07-24
Note and Description
博士論文
1998
【要旨】
Table of Contents
- -目次-/p1 (3コマ目)
- 序論/p1 (9コマ目)
- (1)本論のねらい/p2 (10コマ目)
- (2)考察の手順/p5 (13コマ目)
- (3)本研究で用いられる資料と用語/p7 (15コマ目)
- 本論/p10 (18コマ目)
- 第I部 Fイツ語圏におけるスポーツ運動学の展開/p11 (19コマ目)
- 第1章 19世紀以降の運動研究の動向/p12 (20コマ目)
- 第1節 自然科学的運動研究の動向/p13 (21コマ目)
- (1)生理学的運動研究と力学的運動研究の統合/p13 (21コマ目)
- (2)心的生起の包含/p15 (23コマ目)
- 第2節 人間学的運動研究の動向/p20 (28コマ目)
- (1)人間学的運動理論の台頭/p20 (28コマ目)
- (2)機能運動学/p22 (30コマ目)
- (3)運動モルフォロギー/p25 (33コマ目)
- 第3節 実践の側からの運動理論の構築とその動向/p29 (37コマ目)
- (1)体育実践者の出現/p29 (37コマ目)
- (2)体育実践への要求/p30 (38コマ目)
- (3)新しい体育実践者の出現とその運動理論/p33 (41コマ目)
- 第4節 まとめ/p37 (45コマ目)
- 第2章 スポーツ運動学の成立と展開/p38 (46コマ目)
- 第1節 マイネル『運動学』の意義と矛盾/p40 (48コマ目)
- (1)『運動学』の時代背景/p40 (48コマ目)
- (2)スポーツ運動学の研究課題/p42 (50コマ目)
- (3)マイネル『運動学』の矛盾/p46 (54コマ目)
- 第2節 自然科学的運動研究の発展/p50 (58コマ目)
- (1)心理学的研究法の発達と「トレーニング学」の台頭/p50 (58コマ目)
- (2)サイバネティクスの運動研究への応用/p53 (61コマ目)
- (3)バイオメカニクスの発展/p55 (63コマ目)
- 第3節 マイネル『運動学』批判とスポーツ運動学の自然科学への傾斜/p59 (67コマ目)
- (1)マイネル『運動学』の批判/p59 (67コマ目)
- (2)スポーツ運動学の自然科学への傾斜/p61 (69コマ目)
- (3)横断科学としてのスポーツ運動学の構想/p65 (73コマ目)
- 第3章 総合科学としてのスポーツ運動学の構想/p70 (78コマ目)
- 第1節 2つの科学方法論/p74 (82コマ目)
- (1)自然科学の方法とその限界/p74 (82コマ目)
- (2)科学的事実の相対性/p76 (84コマ目)
- (3)自然科学と人間科学/p79 (87コマ目)
- (4)人間科学の方法/p82 (90コマ目)
- 第2節 学際科学としてのスポーツ運動学の構想/p86 (94コマ目)
- (1)横断科学から学際科学へ/p86 (94コマ目)
- (2)累加的総合理論としてのスポーツ運動学の構想/p88 (96コマ目)
- (3)学際科学としてのスポーツ運動学の構想/p93 (101コマ目)
- (4)「行為理論」に基づく学際科学の構築とその問題性/p96 (104コマ目)
- 第3節 実践的応用理論としてのスポーツ運動学の構想/p99 (107コマ目)
- (1)運動研究における欠落/p99 (107コマ目)
- (2)応用科学の両義性/p105 (113コマ目)
- (3)実践的応用理論としてのスポーツ運動学の構想/p108 (116コマ目)
- 第II部 実践からの問題提起/p114 (122コマ目)
- 第1章 構成的アプローチとその問題性/p115 (123コマ目)
- 第1節「スポーツ達成力」の構造/p116 (124コマ目)
- (1)「体育科」の学習目標としての「運動技能」/p116 (124コマ目)
- (2)日本語の「運動」概念の両義牲/p117 (125コマ目)
- (3)「運動」概念の多義的使用に基づく「運動技能」概念の混乱/p120 (128コマ目)
- (4)「スポーツ達成力」の構造/p122 (130コマ目)
- 第2節 体力トレーニングの問題性/p126 (134コマ目)
- (1)わが国おける「体力」概念の一般的理解/p126 (134コマ目)
- (2)英語圏における“physical fitness"の一般的理解/p129 (137コマ目)
- (3)ドイツ語圏における“motorische Fähigkeiten"に関する研究/p132 (140コマ目)
- (4)エネルギー系体力のトレーニングとその問題点/p134 (142コマ目)
- (5)「調整力」の研究とその問題点/p137 (145コマ目)
- (6)体力トレーニングの今日的課題/p144 (152コマ目)
- 第3節 技術トレーニングの今日的課題/p152 (160コマ目)
- (1)わが国における「運動技術」概念の理解とその問題性/p152 (160コマ目)
- (2)「技術」とは何か/p156 (164コマ目)
- (3)スポーツ技術とは何か/p164 (172コマ目)
- (4)運動技術の客観化をめぐる諸問題/p175 (183コマ目)
- 第2章 運動指導をめぐる諸問題/p180 (188コマ目)
- 第1節 「運動学習」の教育学的価値/p181 (189コマ目)
- (1)「体育」では何を教えるのか/p181 (189コマ目)
- (2)「体育」の中核的教育内容としての「運動学習」/p183 (191コマ目)
- 第2節 人間の場合の運動学習の特性/p187 (195コマ目)
- (1)運動学習の研究/p187 (195コマ目)
- (2)人間の場合の運動発達の特殊性/p188 (196コマ目)
- (3)運動の習得/p189 (197コマ目)
- (3)運動の形成/p191 (199コマ目)
- 第3節 運動の学習位相の展開/p193 (201コマ目)
- (1)学習位相/p193 (201コマ目)
- (2)基本運動系と技術運動系/p194 (202コマ目)
- (3)基本運動系の学習位相の展開/p196 (204コマ目)
- (4)技術運動系の学習位相の展開/p199 (207コマ目)
- 第4節 運動指導の前提条件/p202 (210コマ目)
- (1)「運動知識」/p202 (210コマ目)
- (2)目標値の確認とその問題性/p204 (212コマ目)
- (3)現在値の確認とその問題性/p209 (217コマ目)
- 第5節 動き方を教える/p218 (226コマ目)
- (1)知の両義性/p218 (226コマ目)
- (2)「身体知」とはどのようなものか?/p220 (228コマ目)
- (3)「身体知」はどのようにして獲得されるのか?/p221 (229コマ目)
- (4)「身体知」はどのようにして教えることができるのか?/p222 (230コマ目)
- 結論/p225 (233コマ目)
- (1)ドイツ語圏におけるスポーツ運動学の現状/p228 (236コマ目)
- (2)「モルフォロギー的考察法」をめぐる混乱/p232 (240コマ目)
- (3)運動モルフォロギーの方法/p236 (244コマ目)
- (4)実践的統合理論構築への展望/p239 (247コマ目)
- 引用・参考文献/p247 (255コマ目)