宋朝華厳教学史の研究 ソウチョウ ケゴンキョウガクシ ノ ケンキュウ

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著者

    • 吉田, 剛 ヨシダ, タケシ

書誌事項

タイトル

宋朝華厳教学史の研究

タイトル別名

ソウチョウ ケゴンキョウガクシ ノ ケンキュウ

著者名

吉田, 剛

著者別名

ヨシダ, タケシ

学位授与大学

駒沢大学

取得学位

博士 (仏教学)

学位授与番号

甲第21号

学位授与年月日

2000-03-25

注記・抄録

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文

学位授与年月日(和暦): 平成12年3月25日

博士学位論文内容の要旨および審査の結果の要旨第19号P47-55(377.5/10-19)に要旨原本あり

目次

  1. 目次
  2. 序論
  3. 一.研究の目的
  4. 二.研究の範囲
  5. 三.研究の方法
  6. 四.本論の概要
  7. 第一篇 研究篇
  8. 第一章 宋代における思想界の動向
  9. 第一節 時代背景
  10. 一.政治と歴史
  11. 二.思想と文化
  12. 第二節 宋朝仏教の概観
  13. 第三節 遼・金仏教の概観
  14. 一.遼朝の仏教
  15. 二.金朝の仏教
  16. 第二章 宋朝における華厳興隆の経緯
  17. 第一節 序説
  18. 第二節 天台学派の動向
  19. 一.天台教学の復興と山家・山外の論争
  20. 二.知礼以後における山家派の動向
  21. 三.山外派の主張の背景
  22. 四.山外派が消えた理由
  23. 第三節 華厳典籍の具備と開版事業―義天と義和の功績―
  24. 一.華厳典籍の具備と義天の入宋
  25. 二.義和の開版事業と華厳典籍の入蔵
  26. 第四節 杭州玉岑山慧因院について
  27. 第五節 『法界観門』の流行
  28. 第六節 五教章注釈学の盛行とそれに伴う同教解釈をめぐる異説の出現
  29. 一.『五教章』に対する注釈の盛行
  30. 二.『五教章』に対する注釈が盛行した背景
  31. 三.同教解釈をめぐる異説の出現
  32. 第七節 まとめ
  33. 第三章 長水子璿の教学
  34. 第一節 序説
  35. 第二節 子璿の著作
  36. 第三節 子璿の行実
  37. 第四節 子璿に対する後代の位置づけ
  38. 一.伝記中に描かれた子璿像
  39. 二.師資関係から観た位置づけ
  40. 第五節 子璿の教学的立場
  41. 一.子璿の教学の概観
  42. 二.教判論を通して視た子璿の教学的立場
  43. 三.後代への影響
  44. 第六節 まとめ
  45. 第四章 浄源による華厳中興
  46. 第一節 序説
  47. 第二節 浄源の修学の履歴とその法系
  48. 第三節 浄源による華厳中興の検証
  49. 一.浄源に対する一般の認識
  50. 二.華厳典籍の蒐集
  51. 三.刊行活動
  52. 四.礼讃儀軌の制定
  53. 五.祖統説の確立
  54. 六.賢首教蔵および賢首教院の造立
  55. 七.賢首教という宗名の標榜
  56. 八.華厳中興の意義と華厳教団のその後
  57. 第四節 浄源の著作について
  58. 第五節 浄源の思想傾向
  59. 一.浄源の思想基盤
  60. 二.浄源の華厳・起信一体論
  61. 三.浄源の教観兼修論と修道論
  62. 四.法華教学への関心と山外派智円の学説の依用
  63. 第六節 まとめ
  64. 第五章 道亭の教学
  65. 第一節 序説
  66. 第二節 終頓二教の判じ方―覆相の三と形対の三―
  67. 第三節 同教に対する判じ方―一乗同と三乗同―
  68. 第四節 法華経に対する扱い方―法華経における同別二教―
  69. 第五節 起信論に対する判じ方
  70. 第六節 まとめ
  71. 第六章 観復の教学
  72. 第一節 序説
  73. 第二節 師会との論争に至る経緯
  74. 第三節 観復の著作について
  75. 一.著作の検討
  76. 二.著作の成立年次
  77. 第四節 観復の四義同教説
  78. 一.三一和合の義
  79. 二.泯二の義
  80. 三.義類相似の義
  81. 四.全収諸教の義
  82. 五.宗豫の三義同教説との比較
  83. 六.四義同教説の特徴
  84. 第五節 結論
  85. 第七章 師会の教学
  86. 第一節 序説
  87. 第二節 師会の著作と事跡
  88. 一.師会の著作
  89. 二.師会の事跡
  90. 第三節 師会の別教一乗優越論
  91. 第四節 諸祖一統的立場と復古の提唱
  92. 一.先行業績の検討
  93. 二.師会の言う復古とは何か
  94. 三.後三一乗説への対応
  95. 四.小結
  96. 第五節 師会の一義同教説
  97. 一.智儼の同教解釈を亀鑑とする
  98. 二.「会三帰一」と「全収諸教」との同一視
  99. 三.「全収諸教」と「同頓同実」との同一視
  100. 四.「会三帰一」と「同頓同実」との同一視
  101. 五.後一一乗説と後三一乗説の統合
  102. 六.小結
  103. 第六節 師会の「円中同」解釈
  104. 第七節 結論
  105. 第八章 『明宗記』の同教解釈
  106. 第一節 序説
  107. 第二節 『明宗記』の成立背景
  108. 第三節 『明宗記』における同教解釈の特色
  109. 一.同字一言を以て同教の総名とする
  110. 二.円中同と方便同
  111. 第四節 結論
  112. 総結
  113. 第二篇 資料篇
  114. 一.師会述『同教策』の訳注と解説
  115. 二.『明宗記』の校訂と訳注
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500002099000
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000002663073
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • jpn
  • NDL書誌ID
    • 000000350987
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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