「台湾法史」の可能性 : 法社会史的・法思想史的試論
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著者
書誌事項
- タイトル
-
「台湾法史」の可能性 : 法社会史的・法思想史的試論
- 著者名
-
呉, 豪人
- 著者別名
-
ゴ, ホウジン
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
博士 (法学)
- 学位授与番号
-
甲第8111号
- 学位授与年月日
-
2000-03-23
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文目録 / (0001.jp2)
- 目次 / (0005.jp2)
- 序章 / p1 (0006.jp2)
- 一 問題意識:｢台灣法史｣とは何か / p1 (0006.jp2)
- 二 先行研究 / p4 (0008.jp2)
- 三 方法論･内容･構成 / p6 (0009.jp2)
- 第一章 ドイツ人種学的法学と『臺灣私法』の成立 / p15 (0013.jp2)
- はじめに / p15 (0013.jp2)
- 第一節 ドイツ人種学的法学の系譜 / p17 (0014.jp2)
- 一 歴史法学派 / p17 (0014.jp2)
- 二 ダーウィニズム / p21 (0016.jp2)
- 第二節 ドイツ人種学的法学の理論と実践 / p26 (0019.jp2)
- 一 A.H.ポストの人種学的法学 / p26 (0019.jp2)
- 二 J.コーラーの比較法学 / p33 (0022.jp2)
- 第三節 台湾旧慣調査事業に見られるドイツ人種学的法学の影響 / p40 (0026.jp2)
- 一 背景 / p40 (0026.jp2)
- 二 岡松参太郎の台湾旧慣調査事業 / p51 (0031.jp2)
- むすび / p64 (0038.jp2)
- 第二章 植民地台湾における祭祀公業制度の改廃問題 / p69 (0040.jp2)
- はじめに / p69 (0040.jp2)
- 第一節 前史:1923年以前 / p72 (0042.jp2)
- 一 日本領台以前の祭祀公業 / p72 (0042.jp2)
- 二 祭祀公業の種類とその内容 / p77 (0044.jp2)
- 第二節 内地延長主義期の祭祀公業 / p80 (0046.jp2)
- 一 民･商法の台湾適用問題と祭祀公業の廃止論争 / p80 (0046.jp2)
- 二 祭祀公業の法的性質 / p89 (0050.jp2)
- 三 余波 / p105 (0058.jp2)
- むすび / p110 (0061.jp2)
- 第三章｢獅子狩り｣事件:治警事件再考 / p117 (0064.jp2)
- はじめに / p117 (0064.jp2)
- 第一節 治警事件の争点 / p124 (0068.jp2)
- 一 治警事件以前の台湾刑事法概要 / p124 (0068.jp2)
- 二 治安警察法の成立と争点 / p129 (0070.jp2)
- 三 治警事件における治安警察法の争点 / p132 (0072.jp2)
- 第二節 法廷の攻防 / p136 (0074.jp2)
- 一 治警事件の公判における法廷論告と弁護 / p136 (0074.jp2)
- 二 検察官と弁護人に関する覚書き / p143 (0077.jp2)
- むすび / p157 (0084.jp2)
- 終章 遅れてきたナショナル･アイデンティティ:｢台灣法史｣に関する一つの覚書き / p169 (0090.jp2)
- はじめに / p169 (0090.jp2)
- 第一節 民族とナショナル･アイデンティティ / p177 (0094.jp2)
- 一 民族概念の諸類型とその変遷 / p177 (0094.jp2)
- 二 台湾の｢民族認同｣(ナショナル･アイデンティティ) / p187 (0099.jp2)
- 第二節 祭祀公業と｢台灣法史｣の中のナショナル･アイデンティティ / p193 (0102.jp2)
- 一『臺灣私法』の性格 / p193 (0102.jp2)
- 二｢台灣法史｣における祭祀公業制度の再検討 / p193 (0102.jp2)
- むすびにかえて / p207 (0109.jp2)
- 一 台湾の公法史を貫く二つのディスクール / p207 (0109.jp2)
- 二｢台灣法史｣の成立によせて / p211 (0111.jp2)
