コメニウス教育学の研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
コメニウス教育学の研究
- 著者名
-
井ノ口, 淳三, 1947-
- 著者別名
-
イノクチ, ジュンゾウ
- 学位授与大学
-
京都大学
- 取得学位
-
博士 (教育学)
- 学位授与番号
-
乙第10347号
- 学位授与年月日
-
2000-03-23
注記・抄録
博士論文
目次
- 論文目録 (1コマ目)
- 序章 日本におけるコメニウス研究の成果と課題/p1 (8コマ目)
- 1 国際的動向と発展段階の時期区分/p1 (8コマ目)
- 2 一九五七年以前の前史的段階/p4 (10コマ目)
- 3 一九五七年から一九六九年まで/p6 (11コマ目)
- 4 一九七〇年から一九九一年まで/p8 (12コマ目)
- 5 一九九二年前後から今日に至るまで/p11 (13コマ目)
- 6 今後の課題と展望/p15 (15コマ目)
- 第I部 すべての人に/p23 (19コマ目)
- 第1章『地上の迷宮と魂の楽園』におけるコメニウスの意図/p24 (20コマ目)
- 1「すべての人にすべての事柄を教授すること」への志向/p24 (20コマ目)
- 2『地上の迷宮と魂の楽園』の成立と概要/p26 (21コマ目)
- 3 家庭と職人の諸相/p30 (23コマ目)
- 4 二人の案内人の役割/p37 (26コマ目)
- 第2章「すべての人」の内容/p42 (29コマ目)
- 1 すべての人への教育の必要性と可能性/p42 (29コマ目)
- 2「すべての人」の意味する内容/p50 (33コマ目)
- 3 いかにして「すべての人」を教育するのか/p53 (34コマ目)
- 第3章 幼児教育論の展開/p58 (37コマ目)
- 1 幼児教育の位置づけ/p58 (37コマ目)
- 2 母親学校の教育内容/p61 (38コマ目)
- 3 汎知学の体系化と幼児教育/p64 (40コマ目)
- 4『汎教育』の幼児教育論/p68 (42コマ目)
- 第4章『母親学校の指針』の年齢区分/p74 (45コマ目)
- 1『母親学校の指針』の特色/p74 (45コマ目)
- 2 年齢区分の意義/p80 (48コマ目)
- 3 子どもの観察による知見/p83 (49コマ目)
- 第5章「生涯にわたる教育」の構想/p86 (51コマ目)
- 1 コメニウスと生涯教育論/p86 (51コマ目)
- 2『大教授学』におけるおとなの教育/p89 (52コマ目)
- 3『汎教育』における教育対象年齢の拡張/p94 (55コマ目)
- 4 教授学と汎知学の相互関係/p99 (57コマ目)
- 第II部 すべてのことを/p103 (59コマ目)
- 第6章『言語の扉』の意義/p104 (60コマ目)
- 1『言語の扉』の言語教科書としての可能性/p104 (60コマ目)
- 2『言語の扉』に対する評価/p109 (62コマ目)
- 3 教科書への関心と汎知学の進展/p114 (65コマ目)
- 4『言語の扉』から『世界図絵』へ/p117 (66コマ目)
- 第7章『開かれた言語の前庭』における精選の原理/p122 (69コマ目)
- 1「すべてのこと」と精選の原理/p122 (69コマ目)
- 2『開かれた言語の前庭』の位置/p124 (70コマ目)
- 3『ラテン語の前庭の補逸』の特質/p131 (73コマ目)
- 第8章 コメニウスの教科書と汎知学の展開/p140 (78コマ目)
- 1 汎知学の二つの概念/p140 (78コマ目)
- 2 二つの側面と二つの概念との関係/p142 (79コマ目)
- 3 言語・事物・本質の関連/p146 (81コマ目)
- 第III部 教授学と汎知学の接点『世界図絵』/p149 (82コマ目)
- 第9章『世界図絵』の意義/p150 (83コマ目)
- l 子どものための絵本としての評価/p150 (83コマ目)
- 2 視覚に訴える教科書/p156 (86コマ目)
- 3 バラ十字団の隠喩/p162 (89コマ目)
- 4 汎知学の全体像を示した著作/p167 (91コマ目)
- 第10章『世界図絵』の異版本/p174 (95コマ目)
- 1 英訳一七七七年版の影響/p174 (95コマ目)
- 2 一七七七年版の主な変更内容/p177 (96コマ目)
- 3 一七七七年版の問題点/p182 (99コマ目)
- 第11章 『世界図絵』の「第II部」の出現/p186 (101コマ目)
- 1『世界図絵』の「第II部」の出版/p186 (101コマ目)
- 2「第II部」の特徴/p190 (103コマ目)
- 3「第II部」の徳育的性格/p194 (105コマ目)
- 第12章『世界図絵』の挿絵/p205 (110コマ目)
- 1 挿絵の持つ意味/p205 (110コマ目)
- 2 各版の挿絵の比較/p206 (111コマ目)
- 3 マルチメディア教材の原点/p215 (115コマ目)
- 4 『世界図絵』の挿絵の手法/p217 (116コマ目)
- 第IV部 教授の技法と教師/p223 (119コマ目)
- 第13章「教授学」とクラス/p224 (120コマ目)
- 1『教授学』と『大教授学』の成立事情/p224 (120コマ目)
- 2『教授学』におけるクラス/p227 (121コマ目)
- 3 当時の教授学/p231 (123コマ目)
- 4 当時の教授形態/p233 (124コマ目)
- 第14章 クラスの起源/p238 (127コマ目)
- 1 汎知学の展開とクラスの成立/p238 (127コマ目)
- 2 コメニウス以後の学級教授/p240 (128コマ目)
- 3 コメニウス起源説をめぐって/p241 (128コマ目)
- 第15章 教授法の改革と教師の資質/p247 (131コマ目)
- 1 教師論の成立/p247 (131コマ目)
- 2 教授法の改革と教師の力量/p249 (132コマ目)
- 3 教授者の労苦の軽減/p251 (133コマ目)
- 4 教師の責任の重視/p253 (134コマ目)
- 5 教授と学習との関係/p255 (135コマ目)
- 6『汎教育』における教師の資質/p258 (137コマ目)
- あとがき/p263 (139コマ目)
- 人名索引/事項索引/引用文献一覧/p1 (145コマ目)