近代報徳思想の研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
近代報徳思想の研究
- 著者名
-
見城, 悌治
- 著者別名
-
ケンジョウ, テイジ
- 学位授与大学
-
立命館大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
乙第263号
- 学位授与年月日
-
2000-03-10
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次 / p1 (0003.jp2)
- 【序】報徳思想研究の現状と課題 / p1 (0006.jp2)
- 1 二つの研究史 / p1 (0006.jp2)
- 2 尊徳門人をめぐる研究状況 / p3 (0007.jp2)
- 3 本論文の視角と内容 / p4 (0008.jp2)
- 【第一章】近世の二宮尊徳と近代教科書の中の二宮金次郎 / p10 (0011.jp2)
- 第一節 二宮尊徳の評価をめぐって / p10 (0011.jp2)
- 1 二宮尊徳の生涯 / p10 (0011.jp2)
- 2 一二宮尊徳の思想史的評価 / p10 (0012.jp2)
- 3 近世の報徳社規約にみる報徳理解 / p14 (0013.jp2)
- 第二節 近代教科書の中の二宮金次郎 / p15 (0013.jp2)
- 第三節 尊徳門人と出版活動をめぐる確執 / p20 (0016.jp2)
- 1 テキストを残さなかった二宮尊徳 / p20 (0016.jp2)
- 2 福住正兄に対する二宮尊親・富田高慶の批判 / p21 (0016.jp2)
- 3 福住正兄に対する岡田良一郎の批判 / p26 (0019.jp2)
- 【第二章】近代報徳思想と国学 / p31 (0021.jp2)
- 第一節 福住正兄と平田派国学者 / p31 (0021.jp2)
- 1 福住正兄の思想遍歴 / p31 (0021.jp2)
- 2 福住正兄と平田銕胤との交流 / p32 (0022.jp2)
- 3 福住正兄の「勤王」史蹟顕彰活動 / p43 (0027.jp2)
- 第二節「教導職」時代の福住正兄の思想 / p48 (0030.jp2)
- 1 天皇論 / p48 (0030.jp2)
- 2 神道論 / p50 (0031.jp2)
- 3 教化論 / p53 (0032.jp2)
- 4「富国」論-報徳結社論 / p54 (0033.jp2)
- 第三節 「教導職」以降の福住正兄の思想 / p55 (0033.jp2)
- 1 天皇論 / p56 (0034.jp2)
- 2 神道論 / p58 (0035.jp2)
- 3 教化論 / p58 (0035.jp2)
- 4 「富国」論-報徳結社論 / p60 (0036.jp2)
- 【第三章】近代報徳思想と農政思想 / p67 (0040.jp2)
- 第一節 農政官僚による尊徳の「発見」 / p67 (0040.jp2)
- 1 明治初期の農書刊行事情 / p67 (0040.jp2)
- 2 農政官僚・織田完之による報徳関係書蒐集 / p68 (0039.jp2)
- 第二節 福住正兄の佐藤信淵評価-「報徳教会」と佐藤信淵 / p70 (0041.jp2)
- 1 「報徳教ノ羽翼」としての佐藤信淵 / p70 (0041.jp2)
- 2 福住への批判と信淵評価の後退 / p74 (0043.jp2)
- 3 教導と農政振興の矛盾 / p76 (0044.jp2)
- 第三節 岡田良一郎の佐藤信淵評価-掛川農学社と佐藤信淵 / p78 (0045.jp2)
- 第四節 「道徳学の祖師尊徳・農学の祖師信淵」像の誕生 / p80 (0046.jp2)
- 【第四章】近代報徳思想と「経済」 / p86 (0049.jp2)
- 第一節 門人間における「報徳」理解の相克 / p86 (0049.jp2)
- 1 「財本」か「徳本」か / p86 (0049.jp2)
- 2 「報徳金」の利息をめぐる論争 / p87 (0049.jp2)
- 第二節 ドイツ型信用組合の移入と報徳社 / p94 (0053.jp2)
- 1 ドイツ型信用組合の移入をめぐる論争 / p94 (0053.jp2)
- 2 信用組合移入と報徳社 / p99 (0055.jp2)
- 【第五章】近代報徳思想と「宗教」 / p114 (0063.jp2)
- 第一節 報徳社人における「宗教」と「道徳」 / p114 (0063.jp2)
- 1 福住正兄の「宗教」観 / p114 (0063.jp2)
- 2 岡田良一郎の「宗教」観 / p115 (0063.jp2)
- 第二節 近代学知としての「宗教」・「道徳」 / p117 (0064.jp2)
- 第三節 報徳二宮神社創建の顛末 / p120 (0066.jp2)
- 1 神社建設地をめぐる議論 / p121 (0066.jp2)
- 2 報徳二宮神社の創建 / p128 (0070.jp2)
- 3 近代報徳思想と報徳二宮神社創建 / p133 (0072.jp2)
- 【第六章】日露戦後社会と「報徳会」 / p142 (0077.jp2)
- 第一節 「報徳会」の成立と「報徳主義」 / p142 (0077.jp2)
- 1 『斯民』創刊とその目的 / p142 (0077.jp2)
- 2 『斯民』にみる「報徳主義」の展開とその矛盾 / p145 (0078.jp2)
- 第二節 日露戦後における『報徳主義』の分化 / p150 (0081.jp2)
- 1 内務官僚と「報徳主義」 / p150 (0081.jp2)
- 2 企業経営と「報徳主義」 / p154 (0083.jp2)
- 3 在地における「報徳主義」の受容 / p156 (0084.jp2)
- 【補論1】日露戦後社会下の戊申詔書と勤倹貯蓄 / p168 (0090.jp2)
- 第一節 戊申詔書研究の現状と課題 / p168 (0090.jp2)
- 第二節 地域における戊申詔書の受容形態 / p168 (0090.jp2)
- 第三節 戊申詔書と勤倹 / p178 (0095.jp2)
- 【補論2】植民地開拓と報徳をめぐるノート / p190 (0101.jp2)
- 第一節 尊徳(およびその弟子)と蝦夷地・北海道開拓 / p190 (0101.jp2)
- 第二節 樺太開拓と報徳 / p193 (0102.jp2)
- 第三節 南洋開拓と報徳 / p195 (0103.jp2)
- 第四節 大日本報徳学友会の「満鮮視察旅行」計画 / p198 (0105.jp2)
- 第五節 朝鮮開拓と報徳 / p199 (0105.jp2)
- 第六節 満州国と報徳 / p201 (0106.jp2)
- 第七節 植民地教育のなかの「二宮金次郎」像 / p204 (0108.jp2)