日本語におけるベネファクティブの記述的研究

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著者

    • 山田, 敏弘 ヤマダ, トシヒロ

書誌事項

タイトル

日本語におけるベネファクティブの記述的研究

著者名

山田, 敏弘

著者別名

ヤマダ, トシヒロ

学位授与大学

大阪大学

取得学位

博士 (文学)

学位授与番号

甲第7137号

学位授与年月日

2000-03-24

注記・抄録

博士論文

目次

  1. 細目目次/p2 (4コマ目)
  2. 序章 (7コマ目)
  3. 1.はじめに/p1 (7コマ目)
  4. 2.先行研究の概観と本研究の考察範囲/p2 (8コマ目)
  5. 3.本研究の立場/p6 (10コマ目)
  6. 第1部 ベネファクティブの構文的特徴 (11コマ目)
  7. 第1章 ベネファクティブの視点と方向性 (12コマ目)
  8. 1.はじめに/p11 (12コマ目)
  9. 2.先行研究におけるいくつかの関連する概念の検討と本稿の立場/p12 (13コマ目)
  10. 3.直接構造と間接構造/p20 (17コマ目)
  11. 4.個々の動詞の持つ方向性とテクル・テイクとテクレル/p23 (18コマ目)
  12. 5.おわりに/p37 (25コマ目)
  13. 第2章 ベネファクティブ構文に含まれる事態の特徴 (26コマ目)
  14. 1.はじめに/p39 (26コマ目)
  15. 2.与益者の事態に対する自己制御性とベネファクティブ/p40 (27コマ目)
  16. 3.受益者が想定されにくいテヤル受益文/p55 (34コマ目)
  17. 4.おわりに/p58 (36コマ目)
  18. 第3章 ベネファクティブ構文に含まれる名詞句の格表示 (36コマ目)
  19. 1.はじめに/p59 (36コマ目)
  20. 2.テヤル/テクレル受益文における受益者の格表示/p60 (37コマ目)
  21. 3.テモラウ受益文における与益者の格表示/p67 (40コマ目)
  22. 4.まとめ:テヤル/テクレル受益文の二格とテモラウ受益文のカラ格の対称性/p78 (46コマ目)
  23. 第4章 ベネファクティブのヴォイス的特徴 (46コマ目)
  24. 1.先行研究概観/p80 (47コマ目)
  25. 2.ヴォイスの体系におけるベネファクティブの位置/p80 (47コマ目)
  26. 3.テモラウ文の働きかけ性/p84 (49コマ目)
  27. 4.非恩恵型テモラウ/p96 (55コマ目)
  28. 第5章 述語の層におけるベネファクティブの位置 (60コマ目)
  29. 1.はじめに/p107 (60コマ目)
  30. 2.ヴォイス形式との複合形/p108 (61コマ目)
  31. 3.アスペクトとの複合形/p114 (64コマ目)
  32. 4.否定との複合形/p125 (69コマ目)
  33. 5.ベネファクティブ相互間の複合形/p126 (70コマ目)
  34. 第6章 非恩恵型ベネファクティブ~意思を表すテヤル/テクレルと皮肉のテクレル (71コマ目)
  35. 1.はじめに/p130 (72コマ目)
  36. 2.非恩恵型テヤル/p131 (72コマ目)
  37. 3.非恩恵型テクレル/p157 (85コマ目)
  38. 4.おわりに/p167 (90コマ目)
  39. 第7章 モダリティ形式化したベネファクティブ~依頼表現を中心に (91コマ目)
  40. 1.はじめに/p169 (91コマ目)
  41. 2.依頼とは何か:依頼の定義と形式/p170 (92コマ目)
  42. 3.各系ごとの特徴の記述/p174 (94コマ目)
  43. 4.依頼表現の汎言語的観察と可能/p190 (102コマ目)
  44. 5.おわりに:依頼とはなにか/p195 (104コマ目)
  45. 第2部 ベネファクティブの参与者追跡機能 (105コマ目)
  46. 第8章 連文における参与者追跡とベネファクティブ (106コマ目)
  47. 1.はじめに:参与者追跡機能とは/p199 (106コマ目)
  48. 2.他の参与者追跡方略の中でのベネファクティブの位置づけ/p200 (107コマ目)
  49. 3.考察/p206 (110コマ目)
  50. 4.まとめ/p212 (113コマ目)
  51. 第9章 複文における参与者追跡とベネファクティブ (114コマ目)
  52. 1.はじめに/p215 (114コマ目)
  53. 2.ベネファクティブを含まない複文の主語の異同/p216 (115コマ目)
  54. 3.複文前件にベネファクティブを含む場合/p220 (117コマ目)
  55. 4.複文後件にベネファクティブを含む場合/p226 (120コマ目)
  56. 5.視点の層と主題の層/p228 (121コマ目)
  57. 第10章 連体修飾節におけるベネファクティブと主名詞 (122コマ目)
  58. 1.はじめに/p231 (122コマ目)
  59. 2.主名詞の連体修飾節内部の文法関係同定に関わるさまざまな方略/p231 (122コマ目)
  60. 3.ベネファクティブによる連体修飾節主名詞の節内における文法関係の同定/p235 (124コマ目)
  61. 4.おわりに/p238 (126コマ目)
  62. 第3部 ベネファクティブの類型論的研究 (126コマ目)
  63. 第11章 授受動詞およびベネファクティブの類型論的研究 (127コマ目)
  64. 1.はじめに/p241 (127コマ目)
  65. 2.諸言語における授受動詞およびベネファクティブに関する先行研究/p242 (128コマ目)
  66. 3.物の授受を表す動詞/p243 (128コマ目)
  67. 4.事態の授受を表す表現形式/p248 (131コマ目)
  68. 5.おわりに/p258 (136コマ目)
  69. おわりに/p261 (137コマ目)
  70. 参考文献/p263 (138コマ目)
  71. 用例出典/p269 (141コマ目)
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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    500000189944
  • NII著者ID(NRID)
    • 8000000190227
  • DOI(NDL)
  • 本文言語コード
    • und
  • NDL書誌ID
    • 000000354258
  • データ提供元
    • 機関リポジトリ
    • NDL ONLINE
    • NDLデジタルコレクション
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