子ども-大人関係研究序説 : 「児童の世紀」の受容史とその今日的意義について
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著者
書誌事項
- タイトル
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子ども-大人関係研究序説 : 「児童の世紀」の受容史とその今日的意義について
- 著者名
-
岡部, 美香
- 著者別名
-
オカベ, ミカ
- 学位授与大学
-
大阪大学
- 取得学位
-
博士 (人間科学)
- 学位授与番号
-
甲第7156号
- 学位授与年月日
-
2000-03-24
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次/p1 (3コマ目)
- 序章/p4 (6コマ目)
- 註/p10 (12コマ目)
- 第一章 スウェーデンにおける『児童の世紀』の受容状況/p14 (16コマ目)
- はじめに/p14 (16コマ目)
- 第一節 出版状況/p14 (16コマ目)
- 第二節 受容 第一期(1900年から1910年前後まで)――黙殺された『児童の世紀』――/p15 (17コマ目)
- 第三節 受容 第二期(1910年代後半から1960年代まで)――断続的に行われたケイ研究――/p17 (19コマ目)
- 第四節 受容 第三期(1970年代から現在まで)――ケイの教育思想研究の始まり――/p19 (21コマ目)
- おわりに/p20 (22コマ目)
- 註/p21 (23コマ目)
- 第二章 ドイツにおける『児童の世紀』の受容状況/p28 (30コマ目)
- はじめに/p28 (30コマ目)
- 第一節 出版状況/p29 (31コマ目)
- 第二節 受容 第一期(1902年から1920年代まで)――子どもへのまなざしの開示――/p30 (32コマ目)
- 第三節 受容 第二期(1930年代から1980年代前半まで)――ドイツ新教育運動の総括期――/p32 (34コマ目)
- 第四節 受容 第三期(1980年代後半から現在まで)――ドイツ新教育運動の超克期――/p35 (37コマ目)
- おわりに/p39 (41コマ目)
- 註/p39 (41コマ目)
- 補論 ドイツの女性解放運動におけるケイの位置づけ/p52 (54コマ目)
- はじめに/p52 (54コマ目)
- 第一節 前史/p52 (54コマ目)
- 第二節 二つのブルジョワ女性運動/p53 (55コマ目)
- 第三節 ケイおよび彼女の著作に対する評価/p55 (57コマ目)
- おわりに/p55 (57コマ目)
- 註/p56 (58コマ目)
- 第三章 日本における『児童の世紀』の受容状況/p59 (61コマ目)
- はじめに/p59 (61コマ目)
- 第一節 出版状況/p59 (61コマ目)
- 第二節 受容 第一期(1906年から1916年ごろまで)――ドイツ留学帰国者たちによる『児童の世紀』紹介――/p62 (64コマ目)
- 1)大村仁太郎/p62 (64コマ目)
- 2)小西重直/p65 (67コマ目)
- 3)批判者 大瀬甚太郎/p67 (69コマ目)
- 4)第一期の特徴/p68 (70コマ目)
- 第三節 受容 第二期(1916年から1920年代まで)――大正デモクラシーのなかで――/p69 (71コマ目)
- 1)原田実/p71 (73コマ目)
- 2)大正自由教育のなかで/p74 (76コマ目)
- 3)山田わか/p76 (78コマ目)
- 4)平塚らいてう/p77 (79コマ目)
- 5)第二期の特徴/p80 (82コマ目)
- 第四節 受容 第三期(1950年代から現在まで)――『児童の世紀』の復興――/p80 (82コマ目)
- 1)原田実訳『児童の世紀』・改訂版の出版/p81 (83コマ目)
- 2)小野寺信・小野寺百合子訳『児童の世紀』の出版/p82 (84コマ目)
- おわりに/p85 (87コマ目)
- 註/p86 (88コマ目)
- 第四章 前半のまとめと後半における課題の設定/p104 (106コマ目)
- 第一節 前半のまとめ/p104 (106コマ目)
- 第二節 先行研究の整理/p105 (107コマ目)
- 第三節 後半における課題の設定/p109 (111コマ目)
- 註/p110 (112コマ目)
- 第五章 エレン・ケイの母性概念/p112 (114コマ目)
- はじめに/p112 (114コマ目)
- 第一節 社会的背景/p113 (115コマ目)
- 1)産業革命前後のスウェーデン/p114 (116コマ目)
- 2)解放運動以前の女性の地位/p114 (116コマ目)
- 3)二つの女性問題/p115 (117コマ目)
- 第二節 母性観の変遷 ――エレン・ケイ前史――/p116 (118コマ目)
- 1)ルソーの母性観/p116 (118コマ目)
- 2)第一期女性解放運動/p117 (119コマ目)
- 第三節 ケイの母性主義思想の誕生/p118 (120コマ目)
- 1)ケイの経歴/p118 (120コマ目)
- 2)第一期女性解放運動に対するケイの批判/p120 (122コマ目)
- 第四節 ケイの母性概念/p121 (123コマ目)
- 第五節 母性の復興/p123 (125コマ目)
- おわりに/p125 (127コマ目)
- 註/p126 (128コマ目)
- 第六章『児童の世紀』における子どもと母親の関係/p134 (136コマ目)
- はじめに/p134 (136コマ目)
- 第一節『児童の世紀』のなかの子ども/p135 (137コマ目)
- 第二節 生まれる前の子どもと母親の関係/p137 (139コマ目)
- 第三節 生まれた後の子どもと母親の関係/p142 (144コマ目)
- 1)理想空間としての家庭/p142 (144コマ目)
- 2)模倣を媒介とする子どもと母親の関係/p147 (149コマ目)
- おわりに/p149 (151コマ目)
- 註/p150 (152コマ目)
- 終章/p159 (161コマ目)
- 第一節 総括/p159 (161コマ目)
- 第二節『児童の世紀』が今日の子ども―大人関係に示唆するもの/p161 (163コマ目)
- 第三節 今後の研究課題/p163 (165コマ目)
- 註/p165 (167コマ目)
- 引用・参考文献一覧/p168 (170コマ目)
- 謝辞/p184 (186コマ目)