平安時代における法華一乗思想の史的展開
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著者
書誌事項
- タイトル
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平安時代における法華一乗思想の史的展開
- 著者名
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東舘, 紹見
- 著者別名
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ヒガシダテ, ショウケン
- 学位授与大学
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大谷大学
- 取得学位
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博士 (文学)
- 学位授与番号
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甲第3号
- 学位授与年月日
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2000-03-17
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 目次
- はじめに
- 第一章 平安初期における法華一乗思想の展開
- 第一節 桓武朝における仏性論争と法華一乗思想
- 第一項 平安時代以前における法華経および一乗思想の受容
- 第二項 桓武朝における教学興隆策と成仏説への注目
- 第三項 各宗における成仏説への対応と法華講会の始修
- 第四項 桓武朝における成仏説への注目の意図
- 第二節 嵯峨朝における法華一乗思想
- 第一項 嵯峨朝の仏教政策と一乗思想
- 第二項 各宗における一乗思想をめぐる独自性の主張
- 第三節 貴族社会への法華一乗思想の浸透
- 第一項 前期摂関政治の開始と法華講会の性格の変化
- 第二項 清和上皇による護国法会としての法華講会開催
- 第二章 平安中期における法華一乗思想の展開と天台宗
- 第一節 十世紀初頭における法華一乗思想への注目
- 第二節 「応和の宗論」と大般若経供養会の歴史的意義
- 第一項 「応和の宗論」の歴史的意義
- 第二項 空也ならびに聖の位置づけをめぐって
- 第三項 空也による大般若経供養会の歴史的意義
- 第三節 講会を通じた教学整備と市中結縁講会の開催
- 第一項 天台宗内部における講会の整備
- 第二項 天台宗による市中結縁講会の開催
- 第四節 勧学会について
- 第一項 勧学会に関する評価をめぐって
- 第二項 結縁法華講会の一形態としての勧学会
- 第三項 勧学会における釈教の詩作の意義
- 第四項 勧学会における弥陀念仏の意義
- 第五項 勧学会の性格とその意義
- 第三章 藤原道長と法華一乗思想
- 第一節 藤原道長の仏教理解と法華一乗思想
- 第一項 平安貴族の仏教信仰に関する諸研究と本論文の視点
- 第二項 道長の仏事営為と法華教学への関心
- 第三項 法華三十講における諸道の研鑽とその意義
- 第四項 道長における法華一乗思想の意味
- 第二節 道長の出家と法成寺の創建
- 第一項 道長の出家をめぐつて
- 第二項 無量寿院・法成寺の造営とその意義
- 第三項 法成寺における「救済」
- おわりに
- 註記の部
- はじめに 註記
- 第一章 註記
- 第二章 註記
- 第三章 註記
- おわりに 註記