集合行為と集団規模の数理
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著者
書誌事項
- タイトル
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集合行為と集団規模の数理
- 著者名
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木村, 邦博, 1958-
- 著者別名
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キムラ, クニヒロ, 1958-
- 学位授与大学
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東北大学
- 取得学位
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博士 (文学)
- 学位授与番号
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乙第7853号
- 学位授与年月日
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2000-03-02
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 目次
- 1.オルソン問題:集合行為と集団規模
- 1.1 本稿の目的
- 1.2 Olsonの理論の主題
- 1.3「オルソン問題」の概念的整理
- 1.4 補論
- 2.オルソン問題の社会学的意義
- 2.1 マイクロ-マクロ問題としてのオルソン問題
- 2.2 社会的ジレンマとしてのオルソン問題
- 2.3 社会運動論におけるオルソン問題:資源動員論との関係
- 3.Olsonの数理モデルとその問題点
- 3.1 Olsonの数理モデル
- 3.2 Olsonの数理モデルの問題点
- 3.3 代替モデルの条件
- 4.オルソン問題のゲーム理論的定式化
- 4.1 定式化の基本枠組:誘因、ナッシュ均衡、パレート効率性
- 4.2 集合行為の類型化
- 5.ゲーム理論的モデルによる集団規模の効果の考察
- 5.1 タイプA1[1]:非競合的集合財、利益・コストは貢献者数にかかわらず一定
- 5.2 タイプAl[2]:非競合的集合財、コストは貢献者数にかかわらず一定、利益は貢献者数に比例
- 5.3 タイプA2:競合的集合財、コストは貢献者数にかかわらず一定、供給量は貢献者数に比例
- 5.4 タイプB1[1]:非競合的集合財、コストは貢献者で等分、利益は貢献者数にかかわらず一定
- 5.5 タイプB1[2]:非競合的集合財、コストは貢献者で等分、利益は貢献者数に比例
- 5.6 タイプB2:競合的集合財、コストは貢献者で等分、供給量は貢献者数に比例
- 5.7 状況の違いと集団規模の効果の要約
- 6.実証的研究との照合の問題
- 6.1 社会的ジレンマの実験的研究との照合
- 6.2 社会運動の計量社会学的研究との照合
- 6.3 オルソン問題に関する実証的研究の展望
- 7.要約と課題
- 7.1 議論の要約
- 7.2 理論的課題
- 7.3 実証的課題
- 7.4 結語
- 付記
- 引用文献