イギリス近代フェミニズム運動の研究 : 運動の形成・発展とその周辺 イギリス キンダイ フェミニズム ウンドウ ノ ケンキュウ ウンドウ ノ ケイセイ ハッテン トソノ シュウヘン
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著者
書誌事項
- タイトル
-
イギリス近代フェミニズム運動の研究 : 運動の形成・発展とその周辺
- タイトル別名
-
イギリス キンダイ フェミニズム ウンドウ ノ ケンキュウ ウンドウ ノ ケイセイ ハッテン トソノ シュウヘン
- 著者名
-
河村, 貞枝
- 著者別名
-
カワムラ, サダエ
- 学位授与大学
-
大阪大学
- 取得学位
-
博士 (文学)
- 学位授与番号
-
乙第8099号
- 学位授与年月日
-
2000-10-24
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次 / p1 (0003.jp2)
- はしがき―これまでの研究の経緯 / p1 (0006.jp2)
- 序論 ヴィクトリア時代のフェミニズムの歴史像 / p3 (0007.jp2)
- 一 全体の展望 / p3 (0007.jp2)
- 二 イギリス・フェミニズム研究の問題点 / p9 (0010.jp2)
- 三 女性史のメソドロジー / p12 (0012.jp2)
- 第一部 ヴィクトリア時代のフェミニズム / p21 (0017.jp2)
- 序章 メアリ・ウルストンクラフトから婦人参政権運動へ / p21 (0017.jp2)
- 第一章 ヴィクトリア時代のフェミニズムの一考察―ガヴァネスの問題をめぐって / p30 (0022.jp2)
- はじめに / p30 (0022.jp2)
- 一 ヴィクトリア時代のガヴァネス / p32 (0023.jp2)
- 二 ガヴァネスの救済 / p39 (0026.jp2)
- 三 ヴィクトリア時代のフェミニズム / p47 (0030.jp2)
- むすび / p51 (0032.jp2)
- 第二章 イギリス・フェミニズムの背景―ヴィクトリア期ガヴァネスの問題 / p53 (0033.jp2)
- はじめに / p53 (0033.jp2)
- 一 ジェントルウーマンの遊惰 / p54 (0034.jp2)
- 二 ジェントルウーマンの零落 / p58 (0036.jp2)
- 三 ガヴァネスの問題 / p61 (0037.jp2)
- 四 ガヴァネスの救済 / p64 (0039.jp2)
- むすび / p69 (0041.jp2)
- 第三章 エリザベス・ジェサー・リードとベドフォード・カレッジの創設 / p71 (0042.jp2)
- 一 問題の所在 / p71 (0042.jp2)
- 二 エリザベス・ジェサー・リード小伝 / p72 (0043.jp2)
- 三 ベドフォード・カレッジの創設 / p74 (0044.jp2)
- 四 「ヨーク・テラス・サークル」―E・J・リードをめぐる人びと / p78 (0046.jp2)
- おわりに / p82 (0048.jp2)
- (付表) / p88 (0051.jp2)
- 第四章 『イングリッシュウーマンズ・レヴュー』誌の一考察―ジェントルウーマンとフェミニズム / p90 (0052.jp2)
- はじめに / p90 (0052.jp2)
- 一 『イングリッシュウーマンズ・レヴュー』誌の前史 / p91 (0052.jp2)
- 二 『イングリッシュウーマンズ・レヴュー』誌の歩みとその業績 / p96 (0055.jp2)
- 三 『イングリッシュウーマンズ・レヴュー』誌に見るフェミニズムの諸問題 / p101 (0057.jp2)
- むすび / p107 (0060.jp2)
- 第二部 ヴィクトリア時代の家庭と女性―フェミニズムの周辺 / p109 (0062.jp2)
- 序章 ヴィクトリア時代の伝統的女性像の再考 / p109 (0062.jp2)
- 第一章 ヴィクトリア時代の女性小説家たち―ブロンテ姉妹の社会的背景 / p116 (0066.jp2)
- はじめに / p116 (0066.jp2)
- 一 ヴィクトリア時代の女性と小説 / p119 (0067.jp2)
- 二 19世紀の女性小説家の輩出と出自 / p121 (0068.jp2)
- 三 生計の手段としての小説生産 / p123 (0069.jp2)
- 四 女性小説家の匿名使用の慣行 / p126 (0071.jp2)
- 第二章 ヴィクトリア後期およびエドワード期の家族史の一考察―中流家庭の女子教育をめぐって / p130 (0073.jp2)
- はじめに / p130 (0073.jp2)
- 一 ヴィクトリア後期およびエドワード期の中流階級の家族と家庭生活 / p131 (0073.jp2)
- 二 中流家庭の女子の「教育」 / p132 (0074.jp2)
- むすびに代えて―女子の「社会化」を通して見る母娘関係 / p140 (0078.jp2)
- 第三章 イギリスにおける家事労働の機械化と「女性の解放」 / p143 (0079.jp2)
- はじめに / p143 (0079.jp2)
- 一 工業化と家族の情景 / p144 (0080.jp2)
- 二 機械化が家事に及ぶ / p147 (0081.jp2)
- 三 家事の機械化と女性の地位 / p150 (0083.jp2)
- むすび / p155 (0085.jp2)
- 補論一 ヴィクトリア時代の家事使用人の盛衰 / p158 (0087.jp2)
- はじめに / p158 (0087.jp2)
- 一 ヴィクトリア時代における家事使用人雇用の流行 / p158 (0087.jp2)
- 二 家事使用人の生活空間 / p161 (0088.jp2)
- 三 20世紀への展望―家事使用人の衰退 / p168 (0092.jp2)
- 補論二 ヴィクトリア時代のジェントルウーマンのレジャー / p169 (0092.jp2)
- 一 問題の所在 / p169 (0092.jp2)
- 二 ヴィクトリア時代前期 / p169 (0092.jp2)
- 三 ヴィクトリア時代後期 / p176 (0096.jp2)
- むすび / p181 (0098.jp2)
- 補論三 『結婚愛』から「母の診療所」ヘ―マリー・ストープスの生涯 / p183 (0099.jp2)
- はじめに / p183 (0099.jp2)
- 一 イギリス初の女性理学博士の誕生 / p183 (0099.jp2)
- 二 『結婚愛』の出版 / p185 (0100.jp2)
- 三 産児制限運動の開始 / p186 (0101.jp2)
- 四 「拝啓マリー・ストープス博士」 / p188 (0102.jp2)
- 五 エピローグ―マリー・ストープスの人間像 / p190 (0103.jp2)
- 第三部 イギリスにおける婦人参政権運動の展開 / p193 (0105.jp2)
- 第一章 イギリス婦人参政権運動の考察―「婦人参政権協会全国同盟」をめぐって(その一) / p193 (0105.jp2)
- はじめに / p193 (0105.jp2)
- 一 ミリスント・ガレット・フォーセット / p195 (0106.jp2)
- 二 NUWSSの起源 / p200 (0109.jp2)
- 三 NUWSSの創設 / p206 (0112.jp2)
- 四 NUWSSの第一段階 / p210 (0114.jp2)
- おわりに / p217 (0117.jp2)
- 第二章 イギリス婦人参政権運動の考察―「婦人参政権協会全国同盟」をめぐって(その二) / p218 (0118.jp2)
- はじめに / p218 (0118.jp2)
- 一 NUWSS関係の定期刊行物 / p218 (0118.jp2)
- 二 NUWSSの第二段階 / p223 (0120.jp2)
- おわりに / p236 (0127.jp2)
- 第三章 イギリス婦人参政権運動の考察―「婦人参政権協会全国同盟」をめぐって(その三) / p238 (0128.jp2)
- はじめに / p238 (0128.jp2)
- 一 調停法案を求める闘い / p238 (0128.jp2)
- 二 自由党の態度NUWSSの新政策の模索 / p240 (0129.jp2)
- 三 労働党とNUWSSの提携の意義 / p242 (0130.jp2)
- 四 NUWSSの選挙闘争資金(EFF)政策 / p243 (0130.jp2)
- 五 NUWSS内部の不和の増大 / p247 (0132.jp2)
- おわりに / p248 (0133.jp2)
- 第四章 イギリスにおける婦人参政権運動―「女性社会政治同盟」をめぐって / p254 (0136.jp2)
- はじめに / p254 (0136.jp2)
- 一 WSPUの創設事情 / p255 (0136.jp2)
- 二 ロンドン進出後のWSPUの政策と戦術 / p256 (0137.jp2)
- 三 調停法案後のWSPU / p259 (0138.jp2)
- 四 第一次世界大戦とWSPUの変質解体 / p260 (0139.jp2)
- むすび / p260 (0139.jp2)
- 第五章 イギリス婦人参政権運動における階級意識の一考察 / p264 (0141.jp2)
- はじめに / p264 (0141.jp2)
- 一 労働者階級女性と「婦人参政権」 / p265 (0141.jp2)
- 二 労働組合と「婦人参政権」 / p267 (0142.jp2)
- 三 アニー・ケニーと「女性社会政治同盟」(WSPU) / p269 (0143.jp2)
- 四 WSPUにとっての労働者階級女性 / p272 (0145.jp2)
- おわりに / p274 (0146.jp2)
- 第四部 イギリス帝国と女性 / p279 (0149.jp2)
- 第一章 移住するガヴァネス―ミドルクラス女性と移民 / p279 (0149.jp2)
- はじめに / p279 (0149.jp2)
- 一 ヴィクトリアン・ガヴァネス / p280 (0150.jp2)
- 二 ガヴァネスの救済とフェミニズム / p281 (0150.jp2)
- 三 マライア・ライとミドルクラス女性移民協会の創設 / p282 (0151.jp2)
- 四 女性の移住奨励をめぐる論議―グレッグの論説をめぐって / p283 (0151.jp2)
- 五 ライからルーウィンヘ / p285 (0152.jp2)
- 六 FMCESの活動内容 / p286 (0153.jp2)
- 七 移住後の状況―ガヴァネスの便りから / p288 (0154.jp2)
- 八 その後の女性移民奨励活動 / p290 (0155.jp2)
- むすび / p291 (0155.jp2)
- (付図) / p294 (0157.jp2)
- 第二章 ヴィクトリア期のフェミニズムと帝国主義 / p295 (0157.jp2)
- はじめに / p295 (0157.jp2)
- 一 「ブリタニアの娘たち」 / p295 (0157.jp2)
- 二 イギリス・フェミニズムと帝国 / p296 (0158.jp2)
- 三 ジョゼフィーヌ・バトラーとインド女性 / p298 (0159.jp2)
- 四 イギリス・フェミニズム文献に見る「インド女性」 / p299 (0159.jp2)
- おわりに / p301 (0160.jp2)
- 第三章 19世紀後期から20世紀初頭にかけてのイギリス・フェミニズムと帝国主義 / p303 (0161.jp2)
- はじめに / p303 (0161.jp2)
- 一 ヴィクトリア期フェミニズムにおける「ネイション」と「エンパイア」 / p303 (0161.jp2)
- 二 イギリス・フェミニズムと英国主義の関係のあり方 / p308 (0164.jp2)
- おわりに / p311 (0165.jp2)
- 補論 『イングリッシュウーマンズ・レヴュー』誌に見る「日本女性」 / p315 (0167.jp2)
- はじめに / p315 (0167.jp2)
- 一 EWR誌に現れた「日本女性」の記事の量とその扱い / p316 (0168.jp2)
- 二「日本女性」に関する記事の紹介 / p316 (0168.jp2)
- おわりに / p324 (0172.jp2)
- あとがき / p325 (0173.jp2)