初期マルクスの疎外論 : 疎外論超克説批判
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Author
Bibliographic Information
- Title
-
初期マルクスの疎外論 : 疎外論超克説批判
- Author
-
田上, 孝一
- Author(Another name)
-
タガミ, コウイチ
- University
-
立正大学
- Types of degree
-
博士 (文学)
- Grant ID
-
文博乙第113号
- Degree year
-
2000-07-12
Note and Description
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
学位論文本体及び論文要旨 : 1-146コマ
Table of Contents
- 要旨
- 目次
- 前書き
- 初出一覧
- 序章 『経済学･哲学草稿』と疎外論の運命
- はじめに
- 第1節 スターリン批判後の疎外論
- 第2節 新旧スターリン主義者の疎外論に対する態度
- 第3節 『経済学･哲学草稿』の先駆的諸研究
- 第4節 疎外論に対する攻撃
- 第5節 自主管理思想の根拠としての疎外論
- おわりに
- 註
- 第1章 マルクス最初の疎外概念―｢父への手紙｣と『学位論文』―
- はじめに
- 第1節 ヘーゲルとの邂逅―｢父への手紙｣―
- 第2節 最初の疎外概念―パレンクリシスとしての自由―
- おわりに
- 註
- 第2章 対象化と疎外の区別
- はじめに
- 第1節 問題の所在とその解決
- 第2節 対象化とその疎外
- おわりに
- 註
- 第3章 疎外と私的所有の因果関係
- はじめに
- 第1節 私的所有の原因としての疎外された労働
- 第2節 疎外と私的所有の止揚
- おわりに
- 註
- 第4章 『経済学･哲学草稿』と『ドイツ･イデオロギー』の分業概念の差違
- はじめに
- 第1節 ｢私的所有の起源｣の問題
- 第2節 分業と生産力の概念
- 第3節 分割されざる全体的人間
- 第4節 分業概念の差異と連続性
- おわりに
- 註
- 第5章 『ドイツ･イデオロギー』の疎外論
- はじめに
- 第1節 記述的概念と規範的概念
- 第2節 人間概念への批判
- 第3節 疎外論の曲解への批判
- 第4節 疎外の止揚のための戦略
- おわりに
- 註
- 第6章 エンゲルスと『ドイツ･イデオロギー』
- はじめに
- 第1節 エンゲルスの回想の評価
- 第2節 ｢エンゲルス主導説｣なるもの
- 第3節 私的所有の批判から疎外された労働の批判へ
- 第4節 『経済学･哲学草稿』の課題の解決
- おわりに
- 註
- 第7章 『共産党宣言』の真正社会主義批判
- はじめに
- 第1節 マルクスにとっての真正社会主義―ヘスを中心に―
- 第2節 『共産党宣言』における真正社会主義批判
- 第3節 『ドイツ･イデオロギー』における真正社会主義批判
- 第4節 『共産党宣言』の哲学の発掘
- おわりに
- 註
- 第8章 エンゲルスと疎外論の変質
- はじめに
- 第1節 経済学批判と疎外論
- 第2節 規範的批判から歴史信仰へ
- 第3節 エンゲルスの自己批判
- おわりに
- 註
- 第9章 ｢物象化｣論の虚妄性
- はじめに
- 第1節 ｢模写と構成のアウフヘーベン｣なるもの
- 第2節 廣松物象化論とマルクス物象化論
- 第3節 『直接的生産過程の諸結果』の疎外論
- 第4節 廣松物象化論の実践的帰結
- おわりに
- 註
- 結論
- 参考文献
- 後書き
