モーツァルトのオペラの調性プランにおける旋法としての短調の変遷
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著者
書誌事項
- タイトル
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モーツァルトのオペラの調性プランにおける旋法としての短調の変遷
- 著者名
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加藤, 由紀
- 著者別名
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カトウ, ユキ
- 学位授与大学
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大阪芸術大学
- 取得学位
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博士 (芸術文化学)
- 学位授与番号
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乙第6号
- 学位授与年月日
-
2001-03-09
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 目次
- 序章
- 1.問題提起
- 2.研究対象
- 3.本論の構成
- 第1章 基本調
- 第2章 序曲における短調の使用法
- 第1節 分析のシンボル
- 1.部を表すシンボル
- 2.部分を表すシンボル
- 3.部分が複合機能をもつ場合のシンボル
- 4.下位機能シンボル
- 5.重層的段落
- 第2節 各序曲の分析
- 1.《アポロとヒアチントゥス》
- 2.《ラ・フィンタ・センプリチェ》
- 3.《バスティアンとバスティエンヌ》
- 4.《ポントの王ミトリダーテ》
- 5.《シピオーネの夢》
- 6.《アルバのアスカーニョ》
- 7.《ルーチョ・シッラ》
- 8.《偽りの女庭師》
- 9.《牧人の王》
- 10.《クレータの王イドメネーオ》
- 11.《後宮からの逃走》
- 12.《劇場支配人》
- 13.《フィガロの結婚》
- 14.《ドン・ジョヴァンニ》
- 15.《コシ・ファン・トゥッテ》
- 16.《皇帝ティートの慈悲》
- 17.《魔笛》
- 第3節 序曲における短調
- 1.短調はどの部分で使われているのか?
- 2. どのような種類の短調が使われているのか?
- 第3章 長調の番号曲
- 1.ニ長調
- 2.ト長調
- 3.ハ長調
- 4.変ロ長調
- 5.ヘ長調
- 6.変ホ長調
- 7.イ長調
- 8.ホ長調
- 第4章 短調の番号曲
- 第1節 短調番号曲を含まないオペラ
- 第2節 短調番号曲を多く含むオペラと他のジャンルの短調楽曲
- 第3節 短調楽曲の感情内容
- 第4節 《イドメネーオ》における合唱
- 第5節 曲の最初と最後で調性が異なる番号曲
- 1.短調で始まり長調で終わる番号曲
- 2.長調で始まり短調で終わる番号曲
- 第6節 重唱曲とアリア
- 第5章 アリアの楽器編成から見た調性の特徴
- 1.変ホ長調アリア
- 2.変ロ長調アリア
- 3.ヘ長調アリア
- 4.ハ長調アリア
- 5.ト長調アリア
- 6.ニ長調アリア
- 7.イ長調アリア
- 8.ホ長調アリア
- 9.短調アリア
- 第5章の表
- 第6章 長調アリア内部の転調であらわれる短調
- 第1節 転調で用いられる調性についての18世紀の考え方
- 第2節 部分としてあらわれる短調
- 第3節 長調アリア内部の転調であらわれる短調
- 1.分析の基準
- 2.調性ごとのアリアの分析
- 3.分析の結論
- 表VI-5
- 第7章 短調オペラ《イドメネーオ》
- 第1節 成立背景
- 第2節 モーツァルトのオペラにおける基本調
- 1.基本調の多さ
- 2.基本調アリア
- 3.幕の終曲
- 第3節 《イドメネーオ》におけるニ長調の意味
- 第4節 番号曲の調性プランから見た短調
- 1.アリアのソナタ形式
- 2.二部分ソナタ形式
- 3.三部分ソナタ形式
- 4.緩急の二部分構成
- 5.その他
- 6.《イドメネーオ》の曲中の転調でもちいられる調性
- 表VII-10
- 終章
- 注
- 参考文献
- 付録A オペラ全曲の調性プラン
- 付録B 調性別番号曲一覧
- 付録C 《イドメネーオ》の番号曲の調性プラン
- 付録D 《イドメネーオ》の楽器編成