北アフリカのイスラーム聖者信仰 : チュニジア・セダダ村の歴史民俗誌
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著者
書誌事項
- タイトル
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北アフリカのイスラーム聖者信仰 : チュニジア・セダダ村の歴史民俗誌
- 著者名
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鷹木, 恵子, 1954-
- 著者別名
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タカキ, ケイコ, 1954-
- 学位授与大学
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立教大学
- 取得学位
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博士 (文学)
- 学位授与番号
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乙第174号
- 学位授与年月日
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2001-03-31
注記・抄録
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
目次
- 凡例
- 地図一 チュニジア共和国
- 二 ジェリード地方と調査地セダダ村
- 序章 問題の所在
- 1 従来の研究と問題の設定
- 2 分析概念の設定と聖者信仰
- 3 国家とジェリード地方と調査地セダダ村
- 4 論文構成と調査の概要
- 第一章 セダダ村の聖者信仰の成立とその発展
- 1 聖者誕生以前の村とイスラーム化
- 2 アラブ化と聖者信仰の成立
- 3 旧村の滅亡と聖者を中心とした新村落の形成
- 4 聖者の子孫集団の全盛期とスーフィー教団の活動
- 第二章 独立以降の国家権力の浸透と聖者の子孫集団の勢力衰退
- 1 ハブス制度廃止等の諸改革とザーウィヤの財産没収
- 2 「モスクを中心とするイスラーム」の国家化
- 3 普通教育の普及とマドラサの教育機能の剝奪
- 第三章 今日の宗教的実践の舞台と宗教生活の現状
- 1 村の生活空間の構成
- 2 村社会の構造
- 3 村の生活リズムと四つの暦
- 4 村の宗教生活の現状-二つの位相
- 第四章 聖者信仰の宗教的象徴体系
- 1 村の聖者たちの人物像
- 2 聖者にまつわる奇蹟譚
- 第五章 聖者をめぐる儀礼実践の現状
- 1 状況儀礼としての聖者廟参詣
- 2 人生儀礼にみる聖者廟参詣
- 3 農耕儀礼・収穫祭としての聖者廟参詣祭
- 4 アーシューラーの行事と聖者の祝祭
- 終章 聖者信仰の位相を変えていくもの
- 1 「聖者信仰」と「モスクを中心とするイスラーム」と「習俗的信仰」の位相
- 2 今後の聖者信仰の位相-ひとつの展望
- あとがき
- 付録3 チュニジアおよびジェリード地方とセダダ村の歴史年表
- 2 ジェリード地方の主なイスラーム聖者
- 1 シーディー・ブー・ハラールへの讃歌(1)・(2)
- グロッサリー
- 参考文献
- 索引